行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

「神の手」でウルグアイが勝ち進む

2010年07月03日 | スポーツ・スポーツ観戦

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まだ準決勝1日目だし、W杯のことを書き込むことはこれからもあるのだろうが、袈裟の試合を見ては書き込まずにいられない。ウルグアイ対ガーナ戦、マイナーなカードに見えるこの試合に、これからも語り継がれるだろう大きなドラマが待っていた。

1対1で、日本・パラグアイ戦に続き延長戦に入ったこの試合。120分の死闘を終え、PK戦かと思っていた時に、ウルグアイのゴール前の混戦で、スアレスが痛恨のハンド。手を出さなければ得点されていたとはいえ、1発レッドでガーナにPKが与えられた。万事休す!

しかし、PKを蹴るギャンは、この大会ブレイクしているガーナの点取り屋。PKにも絶対的自信を持っていたが、あるんですねー、そんなこと。クロスバーを叩いて、ボールは大きくそれる。ギャンは倒れ込み、ピッチの外で沈んでいたスアレスは一転、両手を挙げてベンチとともに歓喜に沸く。そして、タイムアップ。(写真上:延長終了直前、PKを外し、呆然とするガーナギャン)

PK戦に突入し、先鋒を命じられたギャン、今度は確実に決める。ギャンの強い精神力とガーナの監督の熱いメッセージを感じるが、結果はウルグアイの勝利。スアレスのハンドは、正に「神の手」となり、ウルグアイの英雄となった。

ギャン、大丈夫でしょうかねー。国に帰れますかねー。ギャンの心痛からすれば、駒野はまだまだ経験しなければならないことがあるのかもよ。

疑惑の判定に包まれたドイツ・イングランド戦、ドノバンの起死回生のロスタイムでのゴール、そして本日のウルグアイ対ガーナ。試合がまだ残っているものの、今大会の三大ゲームに挙げておきたい。まだあるのかなー、興奮する試合?

実は、この試合の前に行われたスター軍団の激突・オランダ対ブラジル。攻守の切り替えが早く、荒れた試合内容、その中での西村レフリーなどをネタに記事を書きたかったんだけど、次の試合を見たら、あまりにガーナ・ギャンが気の毒になりましてねー。

そういえばベッカムが観戦?オランダ・ブラジル戦の裏で行われていたウィンブルドンの準決勝。どちらも生放送のはずなのに、興味なのかね。ベッカム様の時代は終わった?とても穏やかな顔が映し出されたのが印象的だ(写真下)。

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コメント
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