揺れる大相撲名古屋場所。ワールドカップの決勝戦のその日に初日を迎えた。
時津風部屋の暴力事件、朝青竜の暴行事件、暴力団への維持員席への便宜、そして今回の野球賭博と、ボロボロの日本相撲協会。閉鎖的な相撲の世界が、ジワジワとナラクに落ちる図式なのだろうか?それでも相撲を楽しみにしている人、一生懸命相撲道に励む若者もいることからすると、何とかしなければねー。
ただ、追い打ちはNHKの相撲中継の中止!見ましたよ、「6時台のダイジェスト版」を。あれは、テレ朝がやっている「大相撲ダイジェスト」よりも落ちまっせ!何の趣も、興奮もない。20分強では、結果を伝えるだけというのもしかたない。
それにしても気になるのは、その映像で映し出される観客席に空席が目立つこと。これもいたしかたないとはいえ、桟敷の半分から上段は全く人がいない状態。この客の入り、不人気では、再建の道もまた茨の道になろう。
ところで、今場所のプレミア番付、なぜか手元にあります(写真下)。話によると、定価1枚50円の番付が、発売と同時に売れ切れとの報道。インターネット上では2980円まで値が上がっているとか。妙なところでの人気沸騰は、相撲協会ならずとも首をかしげてしまう。