トンボ返りの北海道出張に不完全燃焼なのか、14日の日曜が鉄道の日だからか、突然米坂線に乗りたくなって、一人旅。いい天気でしたしねー。
米沢からは、奥羽線。現在は、山形新幹線、山形線と呼ばれ、ご承知の通りミニ新幹線が走るということから「標準軌」が導入されている。「新幹線」とはいうものの、踏切や急勾配などにより、最高速度は130キロとなっている。
全線(福島~新庄)で、標準軌にする作業は大変だっただろうし、費用も少なからずかかったはず。安全性は確保できたのか?時間短縮に貢献したのか?それに比して輸送力や料金設定はどうだったのか?確かに疑問が沸いてくる。
719系の先頭部を陣取り、この路線を眺めていると、羽越線高速化と同じ問題を抱えながらミニ新幹線化したことが分かる。単線と複線が入り混じり、構内は多少改良が加えられているもののポイントやカーブの連続。そして踏切でしょ?こりゃ130キロ区間があるったって、そうそう出せないスピードでしょ?
以前からすると快適になったことは間違いないだろうが、山形新幹線の庄内延伸や羽越線高速化についても、慎重に議論し、まずは在来線の意義・必要性・快適化から考えてほしいものだ。
ただ、719系は快適でした!在来線のスピード化は確実に図られたようだし、新幹線・在来線が共存できていることは、いいことですねー。
(写真下:単線区間のため置賜駅で山形新幹線E3系「つばさ」を待ち合わせる。新幹線の先頭付近には踏切も見える。)