私たちの時代は文化祭は絵や習字、工作の作品を教室いっぱいに展示するというのが主流だったが、近年、小学校の文化祭は体験活動・創作活動が文化祭の中心的活動になっている。
私のお邪魔した小学校では、31もの講座の中から、児童が自分の参加したい教室を選択するのだが、どの講座もその道のプロという地域の先生が指導に当たる。普段できない魅力的な活動であることはもとより、地域の方々との交流も深まる(写真上)。
一方、中学校では合唱コンクール。各クラスの対抗戦で、市内のジュニア音楽祭出場権をかけた予選が活動の中心になる。
体育祭から音楽祭と、中学校ではこの時期に「クラスの輪」をしっかりとしたものにしていくのだが、その歌詞や美しい歌声、そして中学生らしい発表態度は、詰めかけた保護者を含めた大人を感動させる(写真下)。
子どもが地域や大人に刺激を与えている。大人もしっかりした態度で子どもに感動を与えたいものだねー。