短い滞在時間の中で、三島市を案内してくれた方に頼み込んで見せてもらったのが「野菜工場」だ。あの清流から名づけられた「柿田川野菜」、そのネーミングからもインパクトがある。(写真上:工場入口に掲げられた案内パネル)
LEDを光源にして、室内は温度湿度を完全管理、養分を含む柿田川の水が張られた棚には、緑一面の葉物野菜が栽培されている。完全に「野菜工場」と呼んでいい光景だ。
気候などに左右されない安定的ビジネスとして、また無農薬であることはもちろん、無菌状態で外気に触れることもないことから安全安心の栽培方法でもある。また今後の食糧問題を考える上でも、先進的な取り組みとしての期待もかかる。
温暖な静岡ならまだしも、新潟ではどうか?気候や日照が作物栽培にもネックと考えらているものの、逆の発想をすれば、だからこそ必要性・可能性があるともいえる。
すでに注目を集めている栽培方法でもあり、コストダウンと販路を開拓・確立すれば、新潟でも面白い取り組みになると思うのだがー。すでに考えている人、いますよね?
(写真下:柿田川野菜の工場外観(上)、工場内部(中)、お土産にいただいた栽培されている野菜)