地元での教育的取り組みのひとつ「ふるさと体験学習事業」。セカンドスクールやセミナー合宿などの宿泊体験学習が脚光を浴びるが、この事業は地元の子どもを地元の方が受け入れるというもの。
さまざまな問題が出たり隠れたりする現代社会、そして子どもたちを取り巻く環境も揺れ動く。少しぬるま湯的になっている我が家から飛び出し、社会性を育み、コミュニケーション能力を養うととともに、地元の魅力を子どもたちに伝えようという取り組みだ。
この日、学校の先生と受け入れ側の市民が交流会に参加(写真上)。子どもたちも、受け入れする市民にも新たな発見や深い感動をもたらすと注目される一方、現代の子どもたちに落胆したり、学校の指導に注文が出たりする場面も。
会の冒頭、少しだけ事業の意義をお話させていただいたが、この事業の課題は民泊受け入れ側の確保だ。確かに受け入れには覚悟と苦労はあるだろうが、市民が教育活動としてどこまで協力してもらえるかは地域活性化のカギにもなる。
一宿一飯の恩義を糧に、羽ばたけるか子どもたち!子どもたちの成長を糧に、羽ばたけるか市民!
(写真下:グループディスカッションで学校の先生と受け入れ側市民が、いまの子どもたちの様子を交えて本音でトークしていました。)