少々時間が過ぎたのですがー、鹿児島出張の際、週末にはそのまま休みを頂き、魅力的なJR九州の列車に乗車することができたので、ちょっとだけ紹介。
787系や885系など、水戸岡鋭治氏による斬新なデザインが注目のJR九州の列車の数々。800系新幹線やジョイフルトレインも目を見張るのもがある。そうそう、「ななつ星」も乗ってみたいよねー。
そんな中、今回は熊本を発着する観光列車「A列車で行こう」と「あそぼーい」をチョイス。短い時間で、かなり「乗り鉄」のテクニックを使っての乗車だった。
三角線を走る「A列車で行こう」は、大人の雰囲気を醸し出す。「A」は「天草」の頭文字で、かつ列車名にジャズの名曲を思い浮かべるが、車内はガンガンとジャズが流れる。有明湾や雲仙・島原の眺めも最高の路線。
一方、「あそぼーい」は「遊び」をコンセプトとしたこども向けの車内デザイン。車内の遊び場スペースのほか、「白のくろちゃんシート」は親子席。豊肥線・立野のスイッチバックを登ると、阿蘇の雄大な眺めを楽しめる。
JR各社は「ななつ星」を追いかけることに躍起になっているが、いたるところにJR九州の斬新で、魅力的な「乗るための列車」が一歩リードしている感がある。
(写真上:「A列車で行こう」の1号車の車内(上)とその後方に設置されたバーカウンター、写真下:「あそぼーい!」の子どもの遊び場スペース(上)と人気の「白いくろちゃんシート」)