キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

新生クライスラー

2009年06月11日 | Current news
経済危機の影響で破産したクライスラーですが、再建の道筋を付けたようです。
-------------------------------------------
「新生クライスラー」発足=破産申請から1カ月余-伊フィアットと提携で再出発【時事】
4月末に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した自動車大手クライスラーが10日、伊自動車大手フィアットなどが出資する新会社に資産の大半を売却する再建手続きを完了した。これにより、クライスラーは申請から1カ月余りで破産法の適用から脱却、「新生クライスラー」が発足した。新会社の社名は「クライスラーグループ」で、最高経営責任者(CEO)はフィアットのマルキオーネCEOが兼務。また会長には、化学大手ボーデン・ケミカルや電池大手デュラセル・インターナショナルの会長兼CEOを務めたロバート・キダー氏が就任。新会社は直ちに操業を開始する。(中略)米メディアによると、新生クライスラーは旧クライスラーから20億ドル(約1960億円)で営業資産を譲り受け、自動車の生産事業を継続。フィアットの販売網を通じて欧州や南米などで自動車の販売拡大を目指すほか、同社と低燃費小型車などを共同開発し、再出発を図る。 
-------------------------------------------------------------------
クライスラーと聞いても、日本人には馴染みのないブランドですが、90年代にはSUV「ジープ・チェロキー」等を市場に投入して、よく売れていた時期もありました。また、ネオンという低価格小型車も売っていたのですが、日本ではあまり売れなかったように記憶しています。
クライスラーはアメリカのビッグ3の中でも弱小のブランドで、10年おきに倒産の危機に見舞われてきました。でもその度に救世主(アイアコッカ、ダイムラー等)が現れて何とか立ち直ってきましたが、今回ばかりは土俵際の粘り腰も効かず、あっさりと土俵から転落してしまいました。それでも救う神(フィアット)はいるものです。同じく倒産したGMほど会社の規模が大きくないため、会社を買いやすいという背景もあり、提携がすぐまとまるのもこの会社の特徴のようです。
今回新会社の名称は、「クライスラーグループ」となるそうですが、また10年もしないうちに「歴史は繰り返す」かもしれません。名前を「明るいスラー」に変えて、暗いイメージを払拭したほうが良いと思いますが。(^^;)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「がんと闘った科学者の記録」

2009年06月10日 | Book
科学には小さい頃から興味があって、本屋に行くと科学書のコーナーにどんな本が並んでいるのか見るのが楽しみです。先日も本屋をブラブラしていたら、科学そのものとは関係無さそうなこの本が目に止まり、衝動買い(普段はあまり無いのですが)してしまいました。
著者は、ノーベル賞受賞者小柴教授の弟子にあたる戸塚洋二さんです。彼は次のノーベル賞候補と言われていましたが、昨夏に大腸ガンのため死去されました。
この本は、彼が病気と闘いながら、ブログに日々の記録を綴ったものです。内容は、ブログの中にあるいくつかのテーマの中から、「人生」「闘病記録」「教育論」などの部分を取り出したものです。科学者としての立場から自分の病気を冷静に観察し、自分の死期を感じながらも、自身の経験が将来のガン治療に対して何ができるかを考察しています。また記事の中には、庭の花や木々の観察日記が多く挿入されており、最初はどのような意図で花の記事を書いていたのかわからなかったのですが、病気の進行との対比により「生」に対する想いが何となく感じられました。
彼は「自分の人生は限りがある」としてこう記しています。
▼自分の命が消滅したあとでも、世界は何事もなく進んでいく。
▼自分が存在したことは、この時間とともに進む世界で何も痕跡も残さずに消えていく。
▼自分が消滅した後の世界を垣間見ることは絶対に出来ない。
昨年入院生活を送った私も、彼と全く同じことを考えていました。病気をしてみると、苦しさから逃れたいという気持ちと同時に、できるだけ長生きして、この世の中がどう変わっていくのかを見てみたいという気持ちになるものです。記事は「そのまま入院になりました」という一文で突然終わります。自分は意識しなくても、「死」というのは突然やってくるものかもしれません。
この本を読んで「今を精一杯生きる」というのは、とても大事なことだと改めて感じました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1Q84 売れ行き好調

2009年06月09日 | Book
村上春樹の本が良く売れているようです。
-----------------------------------------
「1Q84」が100万部突破(時事通信)
作家村上春樹さんの新作長編小説「1Q84」(全2巻)について、発行元の新潮社は9日、7度目の重版(8刷)を決めた。全国発売から12日間で発行部数は1巻56万部、2巻50万部の計106万部となった。同作品は発売前から注文が殺到し、品切れとなる書店が続出していた。前例のない売れ行きの理由について、同社は「村上氏への社会的関心が高まっていることと、発売前に本の内容に関する情報を一切開示しなかったことで期待が大きくなった」(広報宣伝部)と分析している。 
------------------------------------------
国際的にも評価が高い村上春樹の本ですから「ハズレ」はないと思いますが、しかし内容の手掛かりが全く無い本がこんなに売れるのが不思議です。私の場合、どんなジャンルなのかが気になって、ある程度内容が判らないと本が買えないのですが、「村上春樹の新作」というだけで買ってしまう人が多いのに驚きました。「若者の活字離れ」は、随分昔から言われていますが、この現象を見るとそうとも言えないのかなとも思います。もっとも、話題になっているので買ったけれど読まない人も結構いると思います。
またベストセラーには、時間の経過に耐えられないものもあります。もしかすると評判にはなったけど「実は駄作だった」という可能性もありますので、時間と共に評価が定まり、読む価値があると判断したら読んでみるという手もあります。その頃には文庫版で格安で読めるでしょうから一石二鳥です。話題に乗り遅れるのが嫌ならオススメしませんが

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

F1トルコGP バトン選手今季6勝目

2009年06月08日 | Sports
F1ジェンソン・バトン選手は、相変わらず快調のようです。
---------------------------------------------
F1=トルコGP決勝、バトンが今季7戦6勝目(ロイター)
自動車レースF1の今季第7戦、トルコ・グランプリは7日、当地で決勝を行い、総合首位のジェンソン・バトンが1時間26分24秒848のタイムで4戦連続となる今季6度目の優勝を飾った。マーク・ウェバーが2位、セバスチャン・ベッテルが3位で表彰台。このほか、中嶋一貴は12位。昨年総合優勝のルイス・ハミルトンは13位だった。
バトンは総合争いで61ポイントと首位を独走。バトンのチームメートのルーベンス・バリチェロが同35で2位、ベッテルが同29で3位につけている。
---------------------------------------------------------------------
最近のバトン選手を見ていると、かつてのシューマッハ選手を見ているようです。昨年はホンダで苦労していましたが、基本的に彼のドライビングスタイルは当時から変わっていないと思います。非常にミスが少なくて冷静。ホンダ時代は、車の出来が悪かったこともあり、大人しく見えるドライビングのせいか評価は芳しくなかったのですが、今年は速い車を得て彼の能力が発揮されているようです。同じ車に乗る「熱くなりやすい」バリチェロ選手は、なかなか彼に勝てません。
今回のトルコGPもそれが如実に現れたようで、スタートに失敗したバリチェロ選手は焦ってミス連発、接触、スピンと良いところが無く、最後はミッショントラブルでリタイヤでした。もしバトン選手が逆の立場だったら、じっくり好機を待ってポイント獲得を考えたでしょう。冷静さが彼の武器だと思います。今シーズンも未だ半分も終わっていないし、今後波乱があるかもしれません。けれどもバトンの「冷静なドライビング」は、今後も変わらないと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー日本代表の経済波及効果

2009年06月08日 | Sports
時々スポーツに関する変な経済試算が話題になります。
---------------------------------------------
【サッカー/日本代表】世界最速で“ダブル岡ちゃん”株が急騰、「本大会ベスト4」実現すれば最大400兆円規模の経済波及効果(日刊スポーツ)
世界最速でW杯南アフリカ大会出場を決めたサッカー日本代表の岡田武史監督と新エースFW岡崎慎司の“ダブル岡ちゃん”株が急騰している。CM総合研究所(東京都港区)の関根建男代表は、2人のCM素材としての商品価値をトップクラスのA級と認定。岡田ジャパンが目指す強気の目標「本大会ベスト4」が実現すれば、最大400兆円規模の経済波及効果も期待できるという。
----------------------------------------------
先日、ワールドカップ出場を決めた日本代表ですが、早くも経済波及効果の試算が出ているようです。一体どのような計算をすれば"400兆円"!の波及効果になるのかわかりませんが、日本の国家予算でさえ85兆円程度なのに、「ダブル岡ちゃん」がワールドカップ本大会ベスト4だと400兆円の効果だそうです。そんなに効果があるのなら、出場する全チームに1兆円ずつ渡して、日本を是非優勝させて欲しい。それで充分元が取れます。まあ、おそらくこの記事はジョークだと思います。("億円"の間違いかな。それでも多過ぎるが)
しかし朝の某ニュース番組でも取り上げていましたが「この記事、変ですね」という人が誰もいませんでした。こんな記事を取り上げるテレビ番組も変ですが、それにコメントひとつ付けられない「コメンテータ」も問題です。この記事に興味が無いのか、すくなくとも「金額がおかしい」くらいの指摘をしないと番組の質が疑われますどのテレビ局とは申しませんが。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安田記念 ウオッカ優勝!

2009年06月07日 | Horse Racing
またウオッカが安田記念を制しました。
---------------------------------------
【安田記念】ウオッカ連覇!牝馬初のGI6勝目!(サンケイスポーツ)
7日、東京競馬場で「第59回安田記念」(GI、芝1600メートル)が行われ、武豊騎手騎乗で圧倒的1番人気のウオッカ(牝5歳、栗東・角居勝彦厩舎)が馬群を割って抜け出し、1分33秒5で快勝。牝馬初のJRA・GI6勝目を挙げた。レースはローレルゲレイロが好スタートから先頭に立ったが、押して押してコンゴウリキシオーがかわして先頭に。注目のウオッカは中団の内、そのすぐ後ろにディープスカイ、出遅れたスマイルジャックとファリダットは最後方からの競馬となった。直線を向いて、2番人気ディープスカイが抜け出し、ウオッカは持ったままの手応えだったが、前が詰まり行き場を失う苦しい展開。しかし、前が開いた残り1ハロンから抜群の瞬発力を発揮し、並ぶ間もなくディープスカイをかわし、最後は抑える余裕もみせ、1984年以降、ヤマニンゼファー(92・93年)以来2頭目の安田記念連覇を達成した。(後略)
----------------------------------------------------------------
前回のヴィクトリアマイルG1では、牝馬相手に圧倒的な力の差を見せたウオッカですが、さすがに牡馬相手では苦戦するだろうと思っていました。しかしながら、直線では前を塞がれた苦しい展開にもかかわらず、残り1ハロンでアッサリと抜け出して勝利を手にしました。もし直線で前が開いていたら、ヴィクトリアマイルと同様に大差を付けていたかもしれません。本当に凄い牝馬です。でも今年初めに引退したダイワスカーレットがここに居たら、また違う展開になっていたかもしれません。強いライバルの不在が、ファンとしてはちょっと寂しい感じがします。今年引退が噂されていますが、その前に3歳女王のブエナビスタや、ダービー馬ロジユニヴァース、アンライバルド等との対決を見てみたいです。夢は叶うのでしょうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次期戦闘機FXの価格

2009年06月06日 | Photo (&Aviation)
FXの新しい候補F-15SEの価格が公表されたようです。
----------------------------------------------
ボーイング、F-15SEは1機1億ドル・販売パートナーの募集を開始へ(テクノバーン)
ボーイングが3月に発表したステルス性能を高めたF-15戦闘機の新型機「F-15 SE(Silent Eagle)」の販売価格を1億ドルとし、具体的な販売パートナー企業の選定活動に入ったことが5日までに明らかとなった。ボーイングでは主な販売候補国として日本、サウジアラビアなど数カ国の名前を挙げており、近く、対象国で販売パートナーを通した営業活動を開始する。
日本の防衛省は既に生産停止が決定した最新鋭のF-22の導入を米国に対して働きかけを行っているが、米国政府関係者は日本側の問い合わせに応じて、仮にF-22の輸出を許可した場合、1機あたりのコストは2億5000万ドルになるとの回答を寄せていたことが明らかとなっている。
ボーイングではF-15のステルス性能は輸出版のF-22とほとんど変わらない上、F-22、1機分のコストで2.5機購入することが可能というコスト面での有利性を押し出すことで受注獲得を目指す。
------------------------------------------------
アメリカの輸出禁止措置に拠って現状では買うことができないF-22ですが、もし禁輸措置が解除になった場合、1機当りのコストは2億5千万ドルになるそうです。米軍の調達価格の約2倍ですから、かなりのコストアップになります。一方、3月に突然発表されたF-15SEは1億ドルということで、F-221機で2.5機のF-15SEが買えるわけですが、もしF-22が解禁された場合は悩ましい選択になりそうです。自衛隊としては、当然F-22調達に動くでしょう。しかし、税金を払う国民としては、FXをできるだけ安く調達して欲しいわけで(1機120億円のF-2が高価だからと言って打ち切ったわけですから)、差額をもっと国民の生活に関わる部分で使って欲しいと考える人が多いと思います。この2機の差額は150億円ですが、これは平均的なサラリーマン年収500万円の3000倍で、サラリーマン3000人が1年間遊んで暮らせる金額です。これが60機購入とすると差額だけで18万人分です。凄い金額です。
飛行機ファンとしては、最新鋭戦闘機F-22が日本の空を飛ぶ姿を見たいけれど、F-15は多少古いとはいえ200機も所有しているわけだし、FXをF-4の代替として購入するのであれば、ここはF-15SEで我慢して、差額分を福祉や貧困者の生活補助、医療に廻して欲しいものです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本人大リーガーの明暗

2009年06月05日 | Baseball
週末に楽しみにしている大リーグ放送ですが、日本人選手の出番が少なくなってきているのが気になります。
--------------------------------------------
イチロー「28」に挑む 松井秀は無安打【共同】
米大リーグは4日、ヤンキースの松井秀がニューヨークでのレンジャーズ戦で3打数無安打1四球に終わった。打率は2割5分6厘。チームは8-6で勝った。マリナーズのイチローは試合がなく、5日のツインズ戦で自己記録を更新する28試合連続安打に挑む。日本選手の救援陣は、レッドソックスの岡島、インディアンスの大家、メッツの高橋が登板。いずれも勝敗やセーブは付かなかった。福留のカブスはブレーブス戦が雨で中止となった。
----------------------------------------------------------------
WBCでは調子が悪く、また開幕から暫く欠場したイチロー選手ですが、最近は絶好調のようで27試合連続安打を続けています。日本のメディアは、連日彼の記録更新を報道していますが、MLBの記録はジョー・ディマジオの56試合連続ですから、まだ半分にも達していない記録です。そんなに騒ぐような記録でもないのですが、まあ本人もそんなにプレッシャーを掛けないでと思っているでしょう。
そういうイチロー選手とは反対に、ここ数年ケガに苦しんでいるのが松井選手です。手首の負傷以来ケガに悩まされ続けていて、なかなか元の調子に戻らない感じです。おそらくDHばかりで、守備をやっていないことが調子が戻らない原因かなと思います。野球は、守備とバッティング、攻守を各プレイヤーが担当するのが基本であって、DHはピッチャーの負担軽減のために考えられた役割ですから、打つだけというのは正直面白くないかもしれません。彼のレフトの守備は少なくともジョニー・デイモン選手よりは上ですから、体調さえ良ければ守備をやらせてあげたい。もし今年ダメだとしたら、ヤンキースに拘らず活躍できる場を求めて移籍して欲しいと思います。イチロー選手が塁に出て松井選手が返すというのが日本のファンの夢かもしれませんが、実現は難しい。先輩風を吹かすイチロー選手のチームに行くのは、体力より精神的に辛いかも。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイブリッド車人気

2009年06月04日 | Current news
ハイブリッド車がよく売れているようです。
---------------------------------------------
売れ筋「エコカー」に集中…新車販売、8台に1台がHV車(読売新聞)
日本自動車販売協会連合会などが4日発表した5月の新車販売ランキング(軽自動車を除く)はトヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」が1万915台で初の首位、4月に首位だったホンダの「インサイト」が3位に入るなどハイブリッド人気が鮮明になった。HVの販売台数は2万1601台と全体の販売台数(17万8503台)に占める割合は4月の9・1%から12・1%に上昇し、5月に売れた車のほぼ8台に1台がHVという計算だ。(中略)6月は新車買い替え補助制度の受け付けも始まり、HVや低燃費小型車の販売増が期待されている。
-----------------------------------------------------------------
日本政府の思惑がピタリと当たり、ハイブリッド車がよく売れているようです。「ハイブリッド」という、何となく口当たりの良い新しい言葉の影響もあるでしょう。「ハイブリッド」は、今年の流行語大賞の候補になりそうな気もします。もしこれがエンジンとモーターの「コンビ・カー」なんていう名前だったら、これほど売れなかったと思います。それはともかく、ハイブリッド車は燃費が良いということで評判になっています。燃費というのは、燃料1リットル当たりの走行距離を指しますが、モーターで動く割合が増えていくと当然燃料の使用量は減っていくことになります。将来は、プラグインハイブリッドや電気自動車が主流になると予測されていますので、その場合の「燃費」の測定はどうなるのでしょうか。家庭用のプラグで何千円分も充電しておきながら「燃料代はゼロ」ですという話も何だか変です。新しい燃費基準が必要になりそうです。電気自動車が普及したら「電費」になるのでしょうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「かぐや」が月面に帰る日

2009年06月03日 | Science/Technology
素晴らしい月面の画像を送ってくれた日本の月探査衛星「かぐや」ですが、そろそろ月に落下する日が近づいているようです。
---------------------------------------------------------------
月面落下近づく「かぐや」、超低高度で撮影した映像公開(ITmediaニュース)
NHKと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月3日、月周回衛星「かぐや」が高度10~20キロ程度の超低高度から撮影した映像をJAXAのWebサイトで公開した。かぐやは高度約100キロを周回しながら各種観測を実施してきた。2月には高度を50キロに下げ、4月からは10~30キロの超低高度を周回している。公開したのは、高度約11キロからの画像と高度約21~22キロからの画像。それぞれ4月に撮影した。クレーターなど、月のでこぼこが間近に見える。今後、公開画像を追加していく予定。かぐやは6月11日午前3時ごろ、月面に落下する予定。
----------------------------------------------------------------
素晴らしい月の写真を送ってくれていた「かぐや」が月に帰るようです。アポロが撮影した月面の写真集も持っていますが、「かぐや」がアポロと同じように上空から撮った画像は、それよりもはるかに高精細でした。技術の進歩は凄い。特に「かぐや」が月から撮った地球の写真は、とても素晴らしいものです。もっと写真を見てみたいのですが、もうあと9日でお別れです。
ところで月探査と言えば、子供の頃、アポロの月着陸を絵日記に書いた覚えがあります。当時の絵本には、2000年頃には月面基地が出来ると書いてあり、イラストもあって明るい未来に期待したものです。でも現実は、アポロ計画終了後、月に行った人は一人もいません。なのでアポロの時代を知らない人は、「あれはやらせだ」と思う人も多いようです。写真とフィルムしか残っていないのですから、信じられないのも仕方が無いと思います。行った証拠が無いという話もありますが、何万人も関わった国家プロジェクトを「やらせ」であることを証明することのほうが難しいでしょう。私が生きている間に、もう一度「月着陸」のニュースを見たい。そしてアポロの月着陸を是非証明して欲しいです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エールフランス機が消息絶つ

2009年06月02日 | Photo (&Aviation)
昨日から気になっていたニュースですが、まだ行方が判らないそうです。
---------------------------------------
エールフランス機が消息絶つ 乱気流突入後に故障報告
(CNN) エールフランス航空によると、同社のリオデジャネイロ発パリ行きの旅客機(乗員12人、乗客216人)が1日、電気系統のトラブルを報告する自動信号を最後に消息を絶った。仏メディアによれば、行方不明になっているのはエアバスA330―200型機。リオデジャネイロを現地時間31日午後7時すぎに出発し、パリのシャルルドゴール空港に現地時間1日午前11時15分に到着する予定だった。しかし離陸の数時間後に乱気流に巻き込まれたとみられ、続いて故障を知らせる信号が発信された。(中略)エールフランスのグルジョン最高経営責任者(CEO)によると、行方不明機の機体は新しく、経験豊富なパイロットが操縦していたという。
--------------------------------------------------------------
飛行可能な時間を考えると、絶望的な状況にあるのは間違いないようです。しかしながら多くの電子機器を積んだ飛行機が、故障信号以外の手掛かりを残さずに行方不明になってしまうというのは、不思議な感じがします。墜落する時間があれば、何らかの手掛かりを残せるはずですから。単純に考えると、突発的な事象により全ての電子機器が使えなくなったということなのでしょうか。今後の情報がとても気になります。

追記:後日、エールフランス機の墜落が確認されました。Wikipedia
エールフランス447便墜落事故は、2009年6月1日に発生した航空事故である。
アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港からパリ=シャルル・ド・ゴール空港へ向かっていたエールフランス447便が飛行中に失速して大西洋上に墜落し、乗員乗客228人全員が死亡した。この事故は、エアバスA330として最悪の事故である。自動操縦が解除されて機体が失速した際に、操縦士が本来行うべきごく初歩的な回復動作を誤ったことが主な原因とされ、航空宇宙産業が著しく発展したはずの21世紀において、ヒューマンエラーが招いた大事故として知られる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無料ダイヤモンド騒動

2009年06月02日 | Current news
無料ダイヤで騒動勃発です。
-------------------------------------
無料ダイヤに行列2キロ “5001人目”は超修羅場…「モーブッサン」先着プレゼント(スポーツ報知)
仏宝飾ブランド「モーブッサン」が1日、東京・銀座本店で先着5000人に0・1カラットのダイヤモンド裸石1個(5000円相当)を無料プレゼントするキャンペーンを行った。銀座-新橋間を往復する約2キロの大行列ができる盛況となったが、配布方法や列の「横入り」などを巡って、現場は怒号も飛び交う混乱状態に。悲喜こもごものドラマが展開された。(中略)熱くなり過ぎた人たちが店の関係者に詰め寄るシーンも。さらに運命を分ける「5000人目のボーダーライン」付近では激しい攻防戦が展開された。さりげなく「横入り」する不届き者が出現。その行為をめぐりののしり合いに小競り合い、果てはけんかと現場は一時修羅場と化した。(中略)同社宣伝担当者は「想像を上回るお客様に来ていただいてうれしいが、ご迷惑もお掛けしてしまったので…」と複雑な表情。それでも「モーブッサンを知っていただくきっかけになったら」と宣伝効果に期待していた。
--------------------------------------------------------------
5万円のダイヤが無料なら並ぶ価値もあると思いますが、5000円の小さいダイヤです。長時間、雨の中を並ばされた揚句に、ののしり合いに小競り合い、果てはけんかして修羅場を潜ってまでしてもらう価値のある物なのかとても疑問です。おそらくこれを質屋やネットで売ってと考えている人もいるのでしょうけど、素性が知れているだけにダイヤ裸石単品で売っても二束三文でしょう。5000円で買ったダイヤには値段相応の価値があると思いますが、タダでもらったダイヤには、修羅場を潜った嫌な記憶しかないような気がします。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GMが破産法申請

2009年06月01日 | Current news
テレビの速報で流れていましたが、GMが倒産だそうです。
-------------------------------------
GMが破産法申請=米製造業史上最大の倒産-「国有化」で再建へ(時事通信)
米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請した。3月末時点の負債総額は1728億ドル(約16兆4000億円)。総資産は822億ドル(約7兆8000億円)で、米メディアによると、米製造業最大の倒産。過去の米企業破綻(はたん)では、昨年9月の証券大手リーマン・ブラザーズなどに次いで、3番目の大きさとなった。 米政府は景気や金融市場への影響を最小限に抑えるため、301億ドル(約2兆9000億円)の追加融資を実施。最長でも3カ月の破産手続きを経て誕生する「新生GM」を実質国有化し、スピード再建を実現する方針だ。 
----------------------------------------------------------
GMが倒産するという噂は以前から流れていましたが、とうとう現実になってしまいました。アメリカを代表する巨大企業なので影響がどれくらいあるのか気になりますが、この結果はある程度予測もできたし、アメリカ政府の対応も決まっているようなので、昨年のリーマン・ショックのような騒ぎにはならないと思います。
まあ騒ぐとすれば、いつものように日本のマスコミ。明日からは、津々浦々の日本のGM関連部品メーカーへの取材合戦が始まるような予感がします。スズキやいすゞに乗り込むマスコミも増えるでしょう。そう言えば、先々週はテレビ中継や速報まで流しての騒ぎだった「新型インフルエンザ騒動」はどこへ行ったのか。早々に一般人の関心が薄れてしまい、残念ながら「インフルエンザ」のニュース価値は暴落してしまったようです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする