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ワイルド わたしの中の獣

2017-01-24 | 2017外国語映画評


「ワイルド わたしの中の獣」 R15+ ニコレッティ クレビッツ監督 独 ☓☓

 近所の公園にいたオオカミと出会ったことで、退屈な日々を過ごしていた女性が野性に目覚め動物化していく姿を描きました。
 職場と自宅を往復するだけの日常を送っているアニア(リリト シュタンゲンベルク)はある日公園を歩いているときにオオカミと目が会います。その日からそのオオカミに取り憑かれ、上司の車や仕事でしりあった繊維のリサイクル工場で働くアジア移民を協力者にしてオオカミを捕獲します。そして命がけの共同生活を始めます。オオカミと過ごし始めてからは仕事も止め性的な要求が高まりみだらな行為も躊躇なく行うようになっていくのでした。
 確かにオオカミには神々しさのようなものがあり畏怖する気持ちは理解できるし、人間とオオカミの交流物も昔からいくつもあります。日本では絶滅してしまいましたが、ドイツの田舎にはまだ人間が日常生活で目撃できるところにオオカミが住んでいるとするならば羨ましい限りです。アニアが頼りない人間の男よりオオカミに惹かれる気持ちはわかりますが、ここまで野性的になるのは異常でしかないのではないでしょうか。
 タバコは、アニアと妹そして上司が喫煙しました。(☓☓)動物の前では喫煙しなかったのは良かったと思います。


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