子ども達(会員さん)に指定局面からの将棋ソフト練習を出す時は、必ず模範演技を添付している。
先ずは、木村先生の本を読んで指定局面をエントしてみて、そこからソフト同士で模範演技を行ってみる。
この場合、先手が後手の右四間を受ける練習なので、先手6段・後手4段で戦わせると6段が勝つので、勝つイメージをここで感じて、いざ対局の運びとなる。
そして、必ず自分でも試し運転をしている。
Hageyubi先生は、学習機能があるので毎局微妙に手を変えて来るのが魅力で、10局くらい試し対局をした後に手渡す。(メール添付の場合もあり)
ここら辺が微妙で、一手の差で学習させたい局面と違方向に行ってしまう場合があり、それだけ将棋の世界の深さを物語っているとも言えなくもない。
門前の小僧的に、管理人も勉強出来るのが良いが、何せ爬虫類に近くなった脳では三日見ぬ間の矢倉かなで、沁み込むには毎日繰り返さないといけないが、始めてからはビールを飲みながらとは行かず、酒量減にだけは役立ちそう。(笑)
ウッキー師範からのミッションで、ある戦法を研究する事になった。
ブログで紹介してしまうと意味無いじゃないかとの声も聞こえそうだが、対人戦の場合相手の手の内が判っていても、その上から叩き潰す力が必要なので、いわゆる将棋力がアップしないと意味が無い。
吉田選手は、タックルが来ると読まれ研究し尽くされても、その上からタックルに飛び込み金を掴んだ様になんて書くとカッコ良過ぎかな。(笑)
▲4四角と出たいのを我慢して、▲4八銀とした局面。 一瞬△2七銀成▲同飛△3八飛成が見えるが、どうなるのだろうか。
数手進んで上の図。
振り飛車の左桂が捌けて絶好調に見えるが、見た目ほど後手の有利期待値が低い事に驚く。
例えば、ここから▲7八銀と埋めると松尾流のイビアナが完成して、攻略するにも一苦労も二苦労もする事になる。
(▲7八銀に△5七桂成には▲6六角が返し技。)
金沢賢一の実験室では、ただ今験中。。