今日は長崎に原爆が投下され77年目の夏になります。
よく恨みの広島・祈りの長崎と原爆に対する市民の思いをそう表現
されて来たが、戦争に原爆を使用し人体実験を行った米国に対して
は矢張り恨みが募ります。
戦争を早く終わらせ犠牲を少なくするためと釈明して居るがこれは
新たに開発した原子爆弾の人体実験である事は間違いない。
米国はいち早くABCCと言う原爆の人体実験の資料集める機関を
広島と長崎に設置し治療より調査に重点を置いた資料集めに走った。
広島にはウラン235のウラン爆弾を長崎ににはプルトニゥム
239のプルトニュム爆弾の2種類の原子爆弾を投下しました。
長崎に落とされた、プルトニュム爆弾は広島より型が大きく
破壊性能も上回っていました。
抑々プルトニュウムは天然の元素でなく人工的に作られたもの
で破壊力は抜群で発生する放射線と熱風はとびぬけて居る。
ウラン元素の陽子数は92個・プルトニュムの陽子の数は94個
プルトニュムがウランより重い元素で不安定な元素です。
広島の墜とされたウラン原爆は長さ3M重さ4トン
長崎に墜とされたプルトニュウム原爆は長さ3・5M,重さ
4・5トン。
これをTNT爆弾に換算すると広島が1万5千トン、長崎が
2万1千トンに相当する巨大な爆発力です。
ただ広島市民35万人に対し直接死亡者は14万人
長崎は市民24万人に対し死亡者は7万4千人
他に投下後両市を、訪れた人の二次被害は数知れず。
広島に対し長崎は直接死亡者の数が少ないのは長崎
市内の特殊な地形に負う処が多大。
また長崎は放射線被害で長期間苦しんで死んで行った
人が多いと言われています。
広島は河が多く、長崎は丘が多い地形です。
77年前の午前11時2分原爆投下で巻き起こった
爆風や4千度を超す熱風はすべてを焼き尽くし
この世の地獄を作りだした。
私たちは2度とこの様な凄惨を経験したくありません。
2度許すまじ原爆ですが原爆は更に威力を増して水爆と
なり今にも使われ様として居ます。