今年4月大火が発生した小倉市の旦過市場にまたしても,火災発生
出火から22時間後鎮火して、前回同様40店舗が延焼したとの事。
前回火災発生した市場と隣接した場所、北九州の台所と称され
親しまれた商店街で、木造の古い建物が密集して居る場所です。
火事は早い段階で発見されたが、消火器が見つからず初期消火に
失敗し、通報も30分後と言う杜撰さです。
また店舗を覆うトタン屋根で放水が届かず延焼拡大に繋がった。
何れにしても、過旦市場の商店主の火事に対する認識が低い
事が一番指摘出来そうだ。
4ケ月前に大火で損害を受けて居れば、通常は骨身にしみて
居るはずですが、人ごとと捉えて居たのではないか?
消防署は消火器の設置を義務付け管理を確認して居たが、
店主に初期消火の手順の徹底が出来てなかった様だ。
消防署の指導も限界があって、矢張り最終的には店主達の
判断となるので、意識改革が問題となりそう。
全国的には密集した老朽家屋の市場は、ごまんとあるのでは
ないか?
今回の大火はそれに対する警鐘となって欲しいですね。