外国為替市場で急激な円高が進み、2014年に日銀が追加金融緩和に踏み切る前に
戻ってしまった。
この1年半は何だったのでしょうね。
今回の円の急騰は米国利上げの慎重論台頭と、日本政府が円売り介入出来ないのでは
と足下を見られた事が要因とか。
日本経済の景気が、よくなったから円高になったのではなく、あくまで危険回避の
円買いと思われますので、大変不安定な状況ですね。
東京外国為替市場は一時1ドル108円52銭まで高騰した。
日銀の3月の短観で示された大企業製造業の16年度想定為替ルートは1ドル117円
46銭でしたので相当輸出企業には大きな影響が出そうですね。
今後も円買いドル売り続くとの予測で日本の必要な措置を取ると牽制したが、伊勢志摩
サミットを前に通貨安誘導の批判を招くので為替介入は出来ないとの見方が強い。