文科省が、領土問題の記述で学習指導要領解説書に我が国の領土と明記する事を検討
して居るが明らかにされました。
此までの中高学習指導要領解説書には、例えば竹島について我が国と韓国を巡り主張の
相違があるが、北方領土同様我が国の領土と理解を深めさせる、固有の領土としてと云う
表現は見送って居ます。
尖閣については中高とも記述はありませんでした。
今回の文科省案では中学社会・高校の地理歴史と公民に竹島と尖閣を固有の領土と明記
します。
竹島は韓国に不法に占拠されて居るとの政府見解に沿った内容の解説書とする。
なお尖閣については我が国の領土で領土問題は存在しないと云う立場を取る。
文科省は14年度中学校教科書検定に間に合う様に1月中に教科書検定基準を改正して
政府見解に沿った記述を求める事としています。
正論は将にその通りで、領土問題で敢えて隣国のご機嫌を伺うのは、れっきとした独立国
としては如何かと云う意見もあります。
しかし近隣諸国との関係が可笑しくなって居る現在、敢えて火中の栗を拾うのもどうかと云う
意見も当然出てきます。
何時までも先送りする問題でなく、いつかは解決しなければ不可ない問題です。
ただ其れが「今か?」と云う事で、強行派が「それは今でしょう」となったのでしょうか。