昨年9月の日米首脳会談で合意された日米新貿易交渉はどうやら米中貿易協議が米国の腰くだけで
追加関税延期となったのが、大きく響き初会合は4~5月になりそうです。
米国としても先ずは中国との貿易摩擦解決が先決事項です。
米国として対中国赤字貿易の是正・中国企業の無断技術盗用の問題等に対し強固な関税政策で対応。
それに中国は米国からの輸入品に高い関税を課して対応し、米中貿易摩擦が生じた。
両国とも景気減速が心配されお互い早く収拾させたいが、国の名目があってそう簡単には決着が
済みそうにない。
今回は米国が腰くだけとなり追加関税は延期となった。
それに伴う日米新貿易交渉も延期される事となる。
中国側は米中協議が、日中韓のFTAやWTO改革に影響すると重要視して居るとの事。
何と言っても世界経済大国の米国と中国の交渉ですから世界経済を左右しかねない。
日本は米中貿易協議結果が日米新貿易協議に大きく影響し同種の合意を迫られる事を警戒。
また日本は急激な円高対策で円売り介入が出来なくなる事も恐れて居ます。
日本側は株安円高は日本のアベノミクスに大きな影響を与えかねないと見て居る様ですね。