日々好日

さて今日のニュースは

マイナンバ制ーいよいよ実現か?

2013-05-05 07:05:43 | Weblog
政府が所得・納税に不可欠とした、共通番号制度の関連法案所謂マイナンバー関連法案が
2016年1月の利用開始を目指しいよいよ今国会で成立する見通しとなった模様。

マイナンバーとは国内全住民に番号をつけ所得・納税等一元管理して社会保障の給付手続き
等の効率化を図ろうとする制度です。

此については国民一人一人が丸裸にされ國に管理される事に対して異論が多い。

また管理された個人情報の、流出・悪用等も懸念され、ネット選挙でも問題になりました、
「なりすまし犯罪」等の対策等も頭の痛い問題です。

マイナンバー法案骨子は次の通りです。

2015年に11桁の番号を個人に通知する。。(これは住民基本台帳カードと同じ)
希望すれば顔写真入りICカードをお交付する。(これも住民基本台帳カードと同じ)
利用範囲は税・社会保障・災害対策に限定。
施行3年後利用範囲の拡大を検討する。
情報流出・悪用防止に第三者機関が利用機関を監視する。
違反者は4年以下の懲役。
本人が情報利用状況を確認できるネットサイトを設ける。


共通番号制度の利点は

社会保障申請の手続き簡素化される事。
所得・納税記録・年金・医療受給実態の一元管理を國が出来る事。
國の行政事務の効率化・脱税防止が出来る事。

主な目的は國のご都合の感じですね。

共通番号制度の懸念事項は

情報漏洩・情報悪用・他人の番号の悪用防止が可能か?
國により個人が全て監視・管理される事。
システム構築にまた多額の費用を要する事。

この番号共通制度は両刃の刃で、国民や國にとっては行政手続き簡素化出来る。
しかし個人としては利便性のためプライバシイの放棄を強いられる事。
情報漏洩・悪用は此までの制度で追い駆けっこで有った事で懸念される。
情報は利用機関の悪用も懸念事項ですが、成り済まし犯罪をどうするか?
4年以下の懲役以上のプラスがあれば簡単に犯罪に走る恐れがありはしないか?

3年後の共通番号制利用範囲の拡大も大変気になります。

特に民間への拡大利用拡大となると問題が大きくなる恐れはないか?

しかしこの制度導入のシステム構築等に総額2670億円を見込んで居ます。
前の住民基本台帳ネットワークシステムには國の費用は391億円だったが、
年間維持費は毎年130億円を要すると云う。

住民基本台帳システムは今だ完成されて居ず、無用の長物化した感じがする。

今度のマイナンバー制度は住民基本台帳が総務省所管に対し財務省関連が
主体と聞く。

何で同じ様なシステムを性懲りもなく作る必要があるのだろうか?

何か無駄なカネをポイポイ捨てて行く様な感じがしてなりません。


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