政府は今国会で懸案のTPP問題一気解決に踏み切った模様。
TPP協定の承認案・TPP関連11法の改正を一括した「TPP締結に伴う関係法案の
整備に関する法律案」を閣議決定し衆院に提出した。
政府としては参院選を意識し今国会で5月中に協定承認と法案の成立を目指す意向との事。
TPP協定は太平洋周辺国12カ国が貿易・投資の自由・知的財産等のルールを決める
包括的経済連携協定で昨年10月やっと大筋合意に達しました。
あとは各国の国内手続きですが、此処にきて大きな問題も発生して居る。
それはTPP協定の最大のキィー国のアメリカ大統領の任期切れによる大統領選挙です。
暴言を吐き、一部米国民に圧倒的に支持されて居る共和党のトランプ候補です。
彼はTPPには絶対反対を唱え、米国のためにならないので叩きつぶせと極言しています。
もし米国大統領に選ばれたら日本で幾ら熱心に討議しても何にもならない様になる可能性
も出てきた。
もしそうなったら米国はTPP参加国への裏切りで信用はガタ落ちになるでしょうね。
そうならない事を祈るだけですね。