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諫早干拓開門問題長崎地裁解決金で和解勧告

2016-01-19 08:28:23 | 政治

諫早干拓の潮受け堤防排水門開門問題は佐賀県側漁業者が有明海での漁獲が減ったのは
全て諫早干拓のせいだとして訴訟を起こした事に起因する。

国家事業で弁償金も沢山取れると見ての裁判沙汰でしたが、問題が大きくなって引っ込みが
つかなくなった。

おまけに当時公共事業を目の仇にする民主党政権時代の事、有明海の漁業不振を諫早干拓
に蔽い被せる干拓反対に同調したので事は面倒になった。

有明海漁業不振の因果関係がはっきりしないのに、裁判所は干拓に原因があると判断して
いい手を思いつき、其れでは試験的に開門して調査してはどうかと判決を下した。

開門問題は全く無意味なもので、部分開門で地域限定の調査となり、その弊害は折角目途が
立った干拓地農地をダメにしてしまう恐れが出てきた。

百害あって一利なしの逃げ道でしたが、是に食いついて漁業者は1日数万円の弁償金を
せしめた。

これは訴訟を起こした一部の漁業者を対象に支払われるものです。

カネのためではないと云って居るがカネのためではないなら諫早干拓そのものを壊して
しまえとなります。

そこまでしないのは矢張り目的は國の賠償金ではないかと思われても仕方ない事ですね。

今回長崎地裁は開門せずにカネで済ませる様に、國と営農者と漁業者三者の和解を勧告
しました。

此処まできたら其れがベストの解決案と思われるが漁業者は引くに引かれぬ様で反対。

是では何時まで経っても解決出来ません。

一体漁業者はどうしたら良いと云う事なんでしょうね?

もはや裁判所に任せて置けない様で、後は政治的決着のみではないか?



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