日々好日

さて今日のニュースは

九電値上げ幅圧縮政府も時には良い事するのですね。

2013-03-28 08:45:16 | Weblog
昨年全原発稼働停止等で経営が厳しくなって電気料金を引き上げ申請を出した関電・九電等に
対して政府は厳しい査定を下しました。

申請に対し専門委員会が審査して、消費者委員会調査会が意見書を提出しました。
此に基づき経産相と消費者相の協議の結果下記の通り合意しました。

関西電力の平均11・88%値上げに対し、9・7%に圧縮する事。
九州電力の平均8・51%値上げに対し、6・2%に圧縮する事。

これで29日予定されて居る物価問題に関する関係閣僚会議で承認され4月初めに経産相が
認可し5月1日から1ケ月遅れで、関電・九電とも値上げ実施される模様。

電力会社にとっては大変厳しい査定ですが庶民にとっては大変有りがたい事です。

デフレ脱却のため、昨年比で物価指数2%アップを打ち出した政府政策に、逆行する様ですが
我々にとっては公共料金の値上げは痛いので少しでも圧勝されれば助かります。

九電側は適正原価算出をしたはずですが政府はまだ実用化されてないシェールガス原価まで含め
査定したので想定外の査定に驚いて居る様だ。

シェールガスはまだ東電でも採用されてないが、九電のLNG調達額は割高になって居る点を
ついて15年度以降はシェールガス使用を査定に入れたもので、少し無理な点が見られます。

九電の場合2%以上の圧縮で約300億円。1ケ月の値上げの遅れで50億円が減収と云う。

九電は原発新安全基準が施行される7月に川内原発1・2号機再稼働に望みを繋いで居るがこれが
遅れれば月200億円多く燃料費がかかる事になるらしい。

九電側は此では再値上げの可能性もある事をもう今から示唆して居る様だ。

電気料金は国民生活に直接関わって来るのでその取り扱いには慎重を期して頂きたいものです。

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