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ASEAN50年真価が問われる

2017-08-09 06:42:29 | Weblog

ASEANは当初フィリピン・タイ・インドネシア・マレーシア・シンガポール
の東南アジア5ヶ国がバンコク宣言で発足した。
ベトナム・ラオス・カンボジア・ミャンマー・ブルネイが入り10ヶ国に。

其処に中国・日本・韓国を加えASEANプラス3として動いて居る。

また米国・ロシア・インド影響を深く受ける。

現在はASEAN10ヶ国と中国との関係が政治・経済・安全保障等で微妙に
違い一枚岩とは言えない。

フイリッピンとカンボジアは中国寄りで、ベトナム等は南沙問題で紛争中。
ただ中国の経済力に期待し、ASEANは大半がAIIB加入。

ASEAN各国の安保関連はより複雑で、中国と米国の合間に揺れて居る。
其処に日本も経済ルート確保のため参入し益々複雑化。
風雲急を告げる南シナ海です。

そんな中でASEAN発足50年の式典がマニラで行われた。

今回は北朝鮮核・ミサイル開発や、南シナ海が主要テーマーとなった。
あくまで制裁を主張の米国と対話を主張する中国。
各国の思惑で大きく二つに割れて居る。

加盟国間の経済格差は大きく格差は50倍とも言われるとか。

経済問題ではトランプ氏のTPP離脱声明で頓挫したが、米国抜きでTPP
発効を豪・日が画策して居るが各国の反応はイマイチですね。

ASEANは単一市場化を目指すとしたが、現実的には可成り厳しい様です。


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