企業主等の景況感が日本経済を占うと言えば何か信用出来ない気がするが是が妙に
よく当たるので日銀が発表する短期経済観測調査所謂「短観」は景気判断の根拠に
なっています。
日銀短観は全国企業の責任者から最近と3ケ月後の景況感・設備投資計画等を聞き
取る調査です。
年間3・6・9・12月4回実施します。
大企業製造部門・非製造部門と中小企業製造部門と非製造部門に纏め発表される。
業況がよいと答えた企業の割合から悪いと答えた割合を引いた数値がDIとして
表されます。
日銀12月短観は大企業製造業はプラス12と9月短観と変わらず横バイ。
大企業非製造業プラス25高水準で横這い。
是は外国人爆買いが大いに影響して居る。
中小企業製造業は輸出関連低調で横這い。
非製造業はインバウンド効果が地方波及え2ポイント上昇のプラス5久し振り好調。
3ケ月後の短観については大企業製造業プラス7。
非製造業プラス18と共に悪化。
中小企業製造業マイナス4。
非製造業はゼロと最悪。
是は政府が賃金値上げや料金下げろと圧力をかけて居るのが大きく影響している。
要するに次の3月の日銀短観が相当悪い結果が出そうですね。