新国立競技場は東京五輪のメインスタジアムとして日本の威信のためにも立派な
ものにすると云う事で予算的にもデザインも斬新なものでした。
問題は余りにも予算が莫大しすぎ世間の批判が大きくとうとう安倍首相が白紙撤回
を宣言し新たにやり直す事となった。
今回はその再公募にAとB案が応募され公表された。
一応公正な審査を進めるため業者名は公表しなかったが、今までの経緯から見て
A案は大成建設と建築家隅研吾氏ではないかとの事。
B案は竹中工務店・清水建設・大林組の3社と伊東豊雄氏ではないかと云われてい
居るとか。
両案ともコンセプトは杜のスタジアムを掲げ、緑豊かな明治神宮外苑地区との調和
を重視しています。
前の案では高さ70メートルがA案では49・2メートル・B案では54・3メートル。
鋼鉄のアーチ構造がA案もB案も伝統的和風建設を取り入れ木材を多く使用。
A案の総工費は1490億円・B案は1497億円。
建設面積はA案7万2406平方メートル・B案6万6203平方メートル。
収容人数は共に6万8000人。
完成時期も共に2019年11月末となって居ます。
さてどの様に決まるか今の処判りませんね。
業者決定前に応募内容を公表するのは極めて異例な事だそうです。