広がる既成政党不信と地域政党の拡大

現在日本国中、遅々として進まない国会審議。党利党略で空回りする国会運営、
国家予算さえ執行出来ない現状に、既成政党に不信の声が満ちて居ます。

日本ＧＤＰの２００倍を超す驚異的債務、国家財政は収入を上回る債券発行で
回して居る現状、外国からは日本の国債について屈辱的評価を受けて居ます。

日本の財政を無視して更にバラマキ政策を要求する政治家、全く現状認識が
足らない様ですね。

国会審議より政権奪取優先で解散・総選挙を突きつける政党。
自分の党内さえ制御出来ない政党が国政を握って居る不幸。

この様な既成政党を見放して起きたのが「大阪維新の会」と言う地域政党です。
名古屋に続き、石原東京都知事によって「東京維新の会」結成の話しもあるとか。

長い自民党政権時代が終わりやっと国民に希望が見えた政権交代が達成された。
しかし迷走する民主党政権に国民の期待感は裏切られ色あせて失速した感がある。

また責任野党の自民党は政権奪取に拘り国政参加を拒否して、何も決めさせない
既成政党となってしまった。

だが国民が期待する大阪維新の会にも色々問題が多い様です。

大阪維新の会は橋下大阪市長の強烈なキャラで成り立って居る様なもので謂わば
橋下氏そのものです。

此まで大向こうをうならせるパフォーマンスで名を挙げてきました。

何にも縛られない破天荒な政策や、常識破りの施政に人々はビックリです。

しかし其れが何時まで続くか？

果たして地域分権が思いのまま行くか？

全国相手ではそれは少し無理ではないかとの声も、出初めて居るとか。

発言して行動する事は良いことですが、人間やる事だいたい同じもので仲々神様
にはなれません。

いつの間にか消えてしまう花火線香にならない事を祈ります。