阿部政権は1億総活躍プランで、育児関連は重点事項の一つとして取り上げ、女性の力を
社会に反映させるには待機児童解消が先決として居ます。
政府は2017年度末まで待機児童解消を目指し、施設整備を行って居ます。
施設整備で保育施設定数は275万2千人と利用申込数256万を上まわったが一向に
待機児童解消につながりません。
要因としては親が特定の保育所のみ希望。
保護者が保育中で入所の必要性がない。
自治体助成の施設利用。
親が求職活動停止。
この様な諸処の事情で、対策の効果は遅々として進まず、毎年増加傾向にあると言う。
厚労省は希望しても認可保育所等へ入所出来ない全国待機児童の数を発表しました。
今年の4月時点で昨年比で386人増の2万3553人との事です。
しかし待機児童の解釈で数は大きく異なって来ます。
解釈のとりようで、実際の数はこれより大きいと言うのが常識の様です。
待機児童は大都市集中ですが全国386市区町村で発生しています。
東京都世田谷区は1198名で全国で一番多かったとの事。
問題は保育園等の数の問題だけでなく、不足する保育士の数の問題・質の問題・待遇の
問題等もありますね。