日本維新の党が橋下氏の離党宣言で脆くも崩れ去り支離滅裂となってしまいました。
一度は責任政党として華々しく我が世の春を踊った民主党が今はうらぶれて弱小野党になって居る。
昔の夢をもう一度と前原元民主党代表が動き、維新の党等と新党結成に動きだした。
民主党は五つの政党を併せ持つと言われる程良く云えば懐の深い政党、悪く云えば欲の塊の政治家
の集まりとも云われて居ます。
自民党・共産党・旧社会党・民主党・公明党から弾き出された人達の集まりとも云えます。
民主党の政治家は実に多種多様の人達の集まりですね。
官僚上がり・労働界の闘士・経済界・学者・政治家三世等で政治経歴も実に多い。
幾つもの政党を亘り歩いて来た強者揃いです。
氏・育ちも、考え方も違う人達が何故か民主党と云う名の元に参集した烏合の衆とも云えます。
其れがひょんな事から棚ボタ式に政権が回って来て、有頂天になり次々新政策を断行して行った。
色んな面で是までの自民党の遣り方と違い、新風が吹き込まれたかに思われてたが、今まで自民党が
築いてきた壁に阻まれ難なく自滅してしまった。
今は前より悪い状況で、自民党一党専政で野党はあっても無い様なもの。
前原元代表は何とか野党連合で立ち向かおうとして居るが、現在の状況では少し無理の様だ。
幾ら看板を書き換えても本質が変わらないと同じ結果になると云う岡田民主党代表の言葉に利がある
様に思います。
国民の支持なくては政治は動かされません。
現在の自民党はそれなりの支持があるからこそ安泰なのです。
まずは新党結成より国民を納得させる政治活動をする事が先ではないか?