国会は昨日の参院での安倍首相外交報告と麻生財務相の財政演説に対する代表質問
で2日間の論戦は終わった。
与党も野党も国民に対する夏の参院選を意識してのアッピールで、まずは小競り合いは
自民党が逃げ切ったと云う処ですか。
民主党は安倍首相の外交日程のため、秋に開かれなかった臨時国会について、違憲に
なるのではと糾した事に対し、首相は憲法には臨時国会の召集時期に何等触れてない
ので違憲ではないと逃げました。
慣習に拘る野党に歩が悪い様ですね。
民主党は軽減税率導入に伴う財源問題・低所得年金受給者への3万円臨時給付金・
土地改良予算これを「バラマキ三点セット」と呼び追究したが巧く逃げられた様だ。
民主党は動き出した安保法に対し強く廃案を主張。
自民党1強の下では巨象に向かう蟻と同様で勝負になりませんね。
さて今日から2015年補正予算案の審議が始まります。
この補正予算案は1億総活躍社会実現のため1兆円余を主体に3兆円規模の補正
予算案である。
1億総活躍社会実現で低所得年金受給者に1人当たり3万円を配る、財源は3624
億円。
出生率1・8人を目指す・介護離職者ゼロを目指す財源は3951億円。
他に復興事業加速化8215億円・防災事業5169億円・TPP農業対策3403億円
等で編成されて居る。
因みにこの財源は2014年度の剰余金等が充てられる。
野党が云う、参院選目当てのバラマキと云われても仕方ない不急・不要な補正予算の
感じがしますね。