原発再稼動については国論を二分割の感があるが、今回の東京都知事選で原発再稼動も
やむなしのお墨付きを貰ったものと政府は一応に再稼動に向けて動き出した様だ。
現在原発再稼動に向けて原子力規制委員会に安全審査を提出して居る電力会社は
7社で10原子炉の再稼動の審査を出して居ます。
この内九州電力川内原発は、田中原子力規制委員長から安全審査終了が4月以降になる
と云う内意を貰ったと明らかにしました。
恐らく同時期に申請した四国伊方3号機。関電高浜3・4号機。大飯3・4号機。北海道泊
1・2・3三号機等が時を置かず安全審査終了となるのでしょうか?
なお川内原発は1・2号機と少し時期をずらし3・4号機の安全審査を出して居ます。
此全てが安全審査終了となるのか?
此を受け鹿児島知事は4~5月住民説明会開催6月議会対応と万全の体制で望むとの事。
ただ地元説明には公聴会やパブリックコメント実施などのスケジュールが義務つけられて
居て、さらには政府の承認を必要とするのでそう簡単には不可ない様だ。
夏期最盛期に間に合わせたいが、遅くとも今年の9月には再稼動に漕ぎつけたい意向との事。
なお関西電の大飯原発の断層は活断層でないと原子力規制委員会が断定した様ですが
これも何となく臭い気がしないでも無いですね。
後申請された九電玄海3・4号機。東電柏崎刈羽6・7号機。中国島根2号機。東北女川
2号機の安全審査終了は何時になるのか?
此とは別に中部電力の浜岡原発4号機も15年度来年稼働を目指して安全審査をした。
この原子炉には少し問題があって申請受付時指摘され遅れた経緯があります。
なおこの浜岡原発再稼動には地元自治体も慎重姿勢で中部電力の勇み足の感は免れ
ない様ですね。
何れにしても原発再稼動無くしては日本の電力事情が好転しないとする電力会社や
経済界。
電気より命が大切とする理想主義に徹する脱原発派。
まだまだこの鬩ぎ合いは続きそうですね。