政府は来年度予算の大まかな指針となる骨太方針素案を提示した。
骨子は下記の通り。
1億総活躍プランの子育て支援・消費喚起政策への財政出動。
財源はアベノミクス効果で挙がった成果活用。
消費税10%引き上げを前提に策定する。
予算・税制による消費喚起策や可処分所得の増加で環境整備。
再度プレミアム商品券発行を行い全国一斉セール開催。
中長期的観点から外国人受け入れ検討。
GDPを600兆円に引き上げる目標を掲げる。
基礎的財政収支の黒字化目標堅持する。
誠に結構な骨太素案ですが、殆どが今までの政策の焼き直しとも云え目新しいものなし。
財源となるアベノミクス効果の成果そのものが疑わしい。
問題が多い1億総活躍プランを引き出さねばならない程、手詰まりの様だ。
1億総活躍プランは女性・高齢者等の潜在的力を総動員してGDP600兆円達成。
希望出生率1・8人達成。
介護離職ゼロ。
成長と分配の好循環と誠に結構な目標達成を目指す。
これが紙の上に描かれた餅にならない事を願う。