中国で5年に1回開催される大変重要な会議共産党大会が、今日から1週間の
予定で開催されます。
中国は自由経済方針を打ち出してるが、国の基本方針は共産党が支配して居る。
中国共産党は10年を一区切りとして国の方針を決めて居ますが、5年に1回
党規約改正や党人事を行い最高指導部を決める。
党大会は全国8900万人の党員から選ばれた2200名余の代表参加で開催。
今年の注目は最高指導部トップ7名の内5名が習体制に変わるかです。
習主席は5年前胡錦涛主席の後継者として選出され、今回盤石の習体制構築の
重要な会議となった。
習主席は太子党の一人で、中国フアストで政策は過酷さがある一方人民掌握
に優れ、今回改正される党規約に習政治理念を盛り込む事になる模様。
是まで政治理念として党規約にもり込まれたのは毛沢東とトウ小平理論だけで
習理論が党規約に盛り込まれれば、江主席・胡錦涛を超える事となる。
それだけに最高指導部人事と並び党規約に習政治理論を盛り込めるかが問われる。
習主席のしたたかさは、ずぶの素人のトランプ大統領を手玉に取り、日本に
対しても強硬姿勢と柔軟さで対応し、掴み処のないしぶとさを見せて居る。
北朝鮮に対しても、台湾に対しても同じですね。
習主席は今や大国としてアフリカを完全に掌握し、南米・東南アジアも支配下に
置こうとして居ます。
13億の人口と世界からかき集めた富みでそれが充分可能になった。
それだけに、今回の中国共産党大会は注目に値いする重要な会議です。