ついに県総体最終日。泣いても笑ってもこの日で決まります。
女子のマイルのアップでみんながオレンジャーで走っているのを見てなんだかすごく嬉しくなりました。こうやって同じ方向で戦えることは非常に大きい。メンバーだけでなくみんなで勝負に向かっているんですよ。その周りには男子も同じようにオレンジャー。心強いね。そんでもってふとみるとマイルの4人が揃ってなにか作戦を立てている。「どんなことをしても決勝に」という想いが強く伝わりました。きっと、こうやってみんなで本気で考えることはなかったんじゃないかな。それがすごく嬉しかった。
準決勝はほぼ予定通り。みなみが63秒ちょいで持ってきました。その後のおーまちが本当に激走!!初めて61秒ラップで走りました。いや、これまで1度も62秒ラップで走ったこともないのに61秒で走るのは驚き。800mを出ずにこの種目に賭けてくれた気持ちの強さが一番大事なところで生きてきます。本当に強かった。ながひー↑にパスした時に転倒してしまいましたが、なんとか大丈夫そう。ながひー↑に初めて競った状態でバトンが渡りました。完全にブロックされていたので走りづらかった様子。まだ上がる感じがする走りでした。ハルはきちんとアンカーとしての仕事を果たしました。さすがにアンカーはみんな59ラップくらいで走るので離されたら厳しくなるが、前半一気に離されることなく走り、後半も粘りました。タイムはまだ上がる感じですが、アンカーは勝負ですからハルの負けず嫌いがぴったり。
4番手でフィニッシュして、タイムは4分11秒77。驚きです。14くらいは出ると思っていましたが、11秒まで行くとは!!ながひー↑&ハルにまだ伸びる余地があるので良いところまでいけるかも。期待増大!!
男子の200mではおーたが予選からまずまずの走り。前半ミスりましたが、直線にはいるところでぐーんと伸びた。これがおーたの武器です。後半まで持続できて23秒44の公認でのベスト更新。良かったね。これまでやってきたことは間違っていなかったんだよ。準決勝でもう一度!!つぼうちは昨日のマイルの疲労から思った動きができず。それでも良く走りました。いしべは追風参考ですが23秒台に入りました。これも立派。スピードがないのが課題でしたがここまでくれば十分。
その後女子のマイルメンバーに波乱が・・・。車に荷物を取りに行ったらみなみが涙を流している。何かあったのか?と聞いても応えることができない。ともに聞いてみると身体を動かそうと思ったらおーまちの膝が動かないとのこと。体重をかけると痛くて支えられない状況でした。肘の擦過傷は分かったのですが、本人もスピードを上げるまで気がつかなかった様子。みなみの涙の意味がそのとき初めて分かる。見てみると膝が内出血して腫れている。歩くこともままならない状態・・・。競技役員が続いたのでレース後のケアが十分にできていませんでした・・・。kanekoの失敗です・・・。
急遽アイシングをして、対処するも痛みは引く様子もない。慌てて四方八方手を尽くして対応。それでも走れるどころか歩くだけで痛みが出る。
どうするか・・・。おーまちに聞いてみると「出たい・・・」との返事。みんなで目指してきた舞台に立つこともなく終わることはできない。そのために自分の専門種目を諦めたのだから。その気持ちが痛いほど分かるので、走順だけを変更し、どんな状態になってもおーまちが走ることに。うちの女子はその時点でひたすら泣いていました。レースが始まる前から泣いていました。この舞台を目指して、他校よりしんどい練習をずっとやってきた。みんなで共有してきた目標が目の前にある。それもかなりの手の届くところに。おーまちがジョグになってもいいと思った。そんな状態でも自分たちの目指してきた場所で勝負に参加することができるなら、それで良いと思った。男子の「悔しさ」を力に変えてなんとか出場しよう。オーダー提出1分前の走順の変更でした。
他の3人はきっとおーまちの想いが分かっていた。おーまちが走れなくても自分たちでなんとかしようという雰囲気がしっかり伝わってきました。もちろん、メンバーだけでなくサポートしているりのぷー、とも、やまもとも同じ気持ち。逆に自分たちが走れない分、なんとかしたいという気持ちは強かったはず。こうやって見ているだけでkanekoは涙が出ました。一つのことに一生懸命になることができる。それを1人だけでなくチームのみんなで共有できる。それが嬉しかった。おーまちはアップ0。全ての時間を治療に当てました。どちらにしても、ジョグすらできない状態だったのでアップはできる状態ではなかったのですが。
実際にレースが始まるとみなみが少し気負っていた。唯一の3年生です。自分がやらなければという想いは誰よりも強い。これは仕方ないことです。だって、みんな下の学年なんですよ。うちの精神的な支えはみなみ。それを本人も自覚しているからこそ動きが硬くなる。それでも予選よりはタイムを落としましたがそれでも良い位置で持ってきました。2走はながひー↑。急遽走ったが十分すぎる走り。準決勝よりも2秒タイムを上げました。おーまちの中学の後輩です。うちの選手のだれよりもつきあいは長い。だからこそ気持ちが力に変わる。完全に団子状態でおーまちへ。ジョグでも良いからハルに渡してくれ・・・、そう祈っていたら3歩目から激走。中途半端なスピードではなく本当に激走。さっきまで歩くこともできなかったとは思えない走り。涙が止まりませんでした・・・。誰よりもこのレースに賭ける想いが強い選手でした。みなみとの練習を3週間延長する、自分の県総体の全てをなげうって勝負に賭けたという想いがこの走りを生んだのでしょう。なんと、準決勝よりもタイムを上げてハルへ・・・。想いは力になる。ハルは一番の激戦区で慌てることなくしっかりと自分の役目を果たす走り。基本的に鬼のような負けず嫌いですから、近くに人がいたらなんとかしようとするタイプ。最後まで競り合いの中から外れず見事6位で中国大会出場を決めました。
もう、言葉にはならなかった。涙が止まりませんでした。この子達の頑張りが奇跡につながった。神様はきっといるんですよ。だから、おーまちを走らせてくれた。マイルメンバーに力をくれた。りのぷー、とも、やまもとの気持ちが走りにつながった。男子がみんなで集まって応援してくれたことが力になった。全てがこの瞬間のためにあった。昨日の4継の悔しさがエネルギーになった。チーム全員で勝ち取った中国大会です。kanekoはサポートをしてきただけ。みんなが進むべき道を近くで見てきただけ。実際に行動をしたのは選手です。走りが他の人に感動を与えることができる。
うちの状況を知っていた他の先生も心から喜んでくれました。yukumura先生はゴールした瞬間に来てくれました。先日一緒に練習したogawa先生も本当に喜んでくれました。みんなの活動はblogで隠さず報告されています。みんな、うちの成長を遠くから見てくれているんですよ。だから、応援してくれる。村谷も実際にレースを見に来てくれて本当に喜んでくれました。嬉しいことです。
うちの選手達の成長を一番近くで見続けることができたのを嬉しく思う。こうやって全員で同じ方向を見て目指してきたものを手にすることができた。限りなく嬉しい。うちの選手の活躍をkanekoは誇りに思います。別にkanekoは「自分自身が認めて欲しい」と思ったことはありません。でも、うちの選手が自分たちで手にした「勲章」は褒めてやって欲しい。心から誇れるチームになりました。これも、周りからサポートしてくれる皆様のおかげ。感謝。
様々なことがあった県総体でした。とりあえず報告まで(とりあえずの量ではないですが・・・)。
まだまだ書きたいことはあるが、今日はこの辺で。様々な想いは後日・・・。
女子のマイルのアップでみんながオレンジャーで走っているのを見てなんだかすごく嬉しくなりました。こうやって同じ方向で戦えることは非常に大きい。メンバーだけでなくみんなで勝負に向かっているんですよ。その周りには男子も同じようにオレンジャー。心強いね。そんでもってふとみるとマイルの4人が揃ってなにか作戦を立てている。「どんなことをしても決勝に」という想いが強く伝わりました。きっと、こうやってみんなで本気で考えることはなかったんじゃないかな。それがすごく嬉しかった。
準決勝はほぼ予定通り。みなみが63秒ちょいで持ってきました。その後のおーまちが本当に激走!!初めて61秒ラップで走りました。いや、これまで1度も62秒ラップで走ったこともないのに61秒で走るのは驚き。800mを出ずにこの種目に賭けてくれた気持ちの強さが一番大事なところで生きてきます。本当に強かった。ながひー↑にパスした時に転倒してしまいましたが、なんとか大丈夫そう。ながひー↑に初めて競った状態でバトンが渡りました。完全にブロックされていたので走りづらかった様子。まだ上がる感じがする走りでした。ハルはきちんとアンカーとしての仕事を果たしました。さすがにアンカーはみんな59ラップくらいで走るので離されたら厳しくなるが、前半一気に離されることなく走り、後半も粘りました。タイムはまだ上がる感じですが、アンカーは勝負ですからハルの負けず嫌いがぴったり。
4番手でフィニッシュして、タイムは4分11秒77。驚きです。14くらいは出ると思っていましたが、11秒まで行くとは!!ながひー↑&ハルにまだ伸びる余地があるので良いところまでいけるかも。期待増大!!
男子の200mではおーたが予選からまずまずの走り。前半ミスりましたが、直線にはいるところでぐーんと伸びた。これがおーたの武器です。後半まで持続できて23秒44の公認でのベスト更新。良かったね。これまでやってきたことは間違っていなかったんだよ。準決勝でもう一度!!つぼうちは昨日のマイルの疲労から思った動きができず。それでも良く走りました。いしべは追風参考ですが23秒台に入りました。これも立派。スピードがないのが課題でしたがここまでくれば十分。
その後女子のマイルメンバーに波乱が・・・。車に荷物を取りに行ったらみなみが涙を流している。何かあったのか?と聞いても応えることができない。ともに聞いてみると身体を動かそうと思ったらおーまちの膝が動かないとのこと。体重をかけると痛くて支えられない状況でした。肘の擦過傷は分かったのですが、本人もスピードを上げるまで気がつかなかった様子。みなみの涙の意味がそのとき初めて分かる。見てみると膝が内出血して腫れている。歩くこともままならない状態・・・。競技役員が続いたのでレース後のケアが十分にできていませんでした・・・。kanekoの失敗です・・・。
急遽アイシングをして、対処するも痛みは引く様子もない。慌てて四方八方手を尽くして対応。それでも走れるどころか歩くだけで痛みが出る。
どうするか・・・。おーまちに聞いてみると「出たい・・・」との返事。みんなで目指してきた舞台に立つこともなく終わることはできない。そのために自分の専門種目を諦めたのだから。その気持ちが痛いほど分かるので、走順だけを変更し、どんな状態になってもおーまちが走ることに。うちの女子はその時点でひたすら泣いていました。レースが始まる前から泣いていました。この舞台を目指して、他校よりしんどい練習をずっとやってきた。みんなで共有してきた目標が目の前にある。それもかなりの手の届くところに。おーまちがジョグになってもいいと思った。そんな状態でも自分たちの目指してきた場所で勝負に参加することができるなら、それで良いと思った。男子の「悔しさ」を力に変えてなんとか出場しよう。オーダー提出1分前の走順の変更でした。
他の3人はきっとおーまちの想いが分かっていた。おーまちが走れなくても自分たちでなんとかしようという雰囲気がしっかり伝わってきました。もちろん、メンバーだけでなくサポートしているりのぷー、とも、やまもとも同じ気持ち。逆に自分たちが走れない分、なんとかしたいという気持ちは強かったはず。こうやって見ているだけでkanekoは涙が出ました。一つのことに一生懸命になることができる。それを1人だけでなくチームのみんなで共有できる。それが嬉しかった。おーまちはアップ0。全ての時間を治療に当てました。どちらにしても、ジョグすらできない状態だったのでアップはできる状態ではなかったのですが。
実際にレースが始まるとみなみが少し気負っていた。唯一の3年生です。自分がやらなければという想いは誰よりも強い。これは仕方ないことです。だって、みんな下の学年なんですよ。うちの精神的な支えはみなみ。それを本人も自覚しているからこそ動きが硬くなる。それでも予選よりはタイムを落としましたがそれでも良い位置で持ってきました。2走はながひー↑。急遽走ったが十分すぎる走り。準決勝よりも2秒タイムを上げました。おーまちの中学の後輩です。うちの選手のだれよりもつきあいは長い。だからこそ気持ちが力に変わる。完全に団子状態でおーまちへ。ジョグでも良いからハルに渡してくれ・・・、そう祈っていたら3歩目から激走。中途半端なスピードではなく本当に激走。さっきまで歩くこともできなかったとは思えない走り。涙が止まりませんでした・・・。誰よりもこのレースに賭ける想いが強い選手でした。みなみとの練習を3週間延長する、自分の県総体の全てをなげうって勝負に賭けたという想いがこの走りを生んだのでしょう。なんと、準決勝よりもタイムを上げてハルへ・・・。想いは力になる。ハルは一番の激戦区で慌てることなくしっかりと自分の役目を果たす走り。基本的に鬼のような負けず嫌いですから、近くに人がいたらなんとかしようとするタイプ。最後まで競り合いの中から外れず見事6位で中国大会出場を決めました。
もう、言葉にはならなかった。涙が止まりませんでした。この子達の頑張りが奇跡につながった。神様はきっといるんですよ。だから、おーまちを走らせてくれた。マイルメンバーに力をくれた。りのぷー、とも、やまもとの気持ちが走りにつながった。男子がみんなで集まって応援してくれたことが力になった。全てがこの瞬間のためにあった。昨日の4継の悔しさがエネルギーになった。チーム全員で勝ち取った中国大会です。kanekoはサポートをしてきただけ。みんなが進むべき道を近くで見てきただけ。実際に行動をしたのは選手です。走りが他の人に感動を与えることができる。
うちの状況を知っていた他の先生も心から喜んでくれました。yukumura先生はゴールした瞬間に来てくれました。先日一緒に練習したogawa先生も本当に喜んでくれました。みんなの活動はblogで隠さず報告されています。みんな、うちの成長を遠くから見てくれているんですよ。だから、応援してくれる。村谷も実際にレースを見に来てくれて本当に喜んでくれました。嬉しいことです。
うちの選手達の成長を一番近くで見続けることができたのを嬉しく思う。こうやって全員で同じ方向を見て目指してきたものを手にすることができた。限りなく嬉しい。うちの選手の活躍をkanekoは誇りに思います。別にkanekoは「自分自身が認めて欲しい」と思ったことはありません。でも、うちの選手が自分たちで手にした「勲章」は褒めてやって欲しい。心から誇れるチームになりました。これも、周りからサポートしてくれる皆様のおかげ。感謝。
様々なことがあった県総体でした。とりあえず報告まで(とりあえずの量ではないですが・・・)。
まだまだ書きたいことはあるが、今日はこの辺で。様々な想いは後日・・・。