kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

kaneko不要論

2009-03-19 | 陸上競技
今日はmisatoを治療に連れていったので練習は選手に任せました。もちろんやることはある程度指示を出し、自分達で進めていく事が出来るようにしていました。当たり前ですが選手は真面目にやります。これは私がやらせているからではなく、「自分に必要だから」やるのです。誰かのためにやったり、やらされているようでは強くなるはずはありません。どんな場所でも誰の前でも裏表なく、必要なことをやるというのは当然の事だという意識を選手は持っています。やらされている感は0です。

学校に戻ったら選手はウエイトと補強をやっていました。ここも当然といえば当然です。かなり成長していますね。時間が空けば自分達で補強をしますし、私が居ても居なくても声を出して一生懸命取り組んでいます。トレーニングルームの上には生徒会室がありますが、担当教員からいつも「陸上部はいい子が多いですね」と言われています。認められるためにやっているわけではありませんが、悪い気はしませんね。

練習が終わって職員室に戻ると仲の良い先生がいました。そこに教頭も来てうちの部の話になりました。「陸上部はかなり頑張っている」みたいな話でした。そこで「そうですか…。私は居なかったからよくわかってませんが」という返事をしたら驚いていました。指導者がいなくても自分達であれだけ出来るのか…と。今の私にとってはそれが当たり前になっていましたから、改めて言われるとそういう目で見られているのかと感じました。

仲の良い先生、実は陸上部の顧問を希望しています。うちのスタッフ的にはなかなか入ることが出来ませんが陸上が好きです。以前から「kanekoが転勤したら自分がインターハイに引率するから安心して転勤してくれ」と言われています(笑)。うちの選手の事も見てくれています。工業系の人なので授業では教える事はありませんが、shimaやmisatoの事も話に出てきます。それくらい多くの人に注目されているのだと改めて感じました。

いつもバカ話をするのですが、「kanekoがいなくてもきちんと練習をしている。つまりkanekoは必要ないんじゃないか。」という話になりました(笑)。確かに…。いやいや、違うでしょう(笑)。全く(笑)。今私の周りにはこんなバカ話が出来る人が数人います。これも恵まれていると思いますね。

この先生との会話の中にはうちのチームのよく話が出てきます。今日はそこに教頭が加わりました。何故か分かりませんがうちの練習を見たようでかなり褒めてましたね。今日の朝は全く別の人からも褒められていました。見てくれている人は見ているのです。選手はそれを自覚して欲しいですね。

まー私の力がたいしたことないのは改めて分かりました(笑)。kaneko不要論展開中(笑)。
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3学期終了

2009-03-19 | 陸上競技
今日は全県的に終業式があり、生徒の活動としては学年最後の行事になります。

クラス担任としての表に立つ部分も今日が最後。後は裏方的な作業がたくさんあります。来週から合宿ですから他の人よりも少し早目にやっているので今年はなんとかスムーズに行きそうな感じがあります。

最後のロングホームルームだったので少しだけ話をしました。他の担任とは私は少し違うと思います。どちらかというと生徒と一緒に学校生活を楽しみたいと考えています。もちろん友達感覚はありません。一定のラインを引いて関わっています。kanekoクラスと言われながら多くの人に可愛がられています。まー本当に可愛いですが(笑)。

私がこういう性格だから「気に入らない」という人も少なからずいます。まー当然ですね。しかし、それ以上に多くの人に支えてもらっています。困った時には必ず誰かが手を差し延べてくれます。これは私が裏表が無いように生きていこうと思っているからだと思います。好きなモノは好き、嫌なモノは嫌とハッキリ言います。形だけで「生徒のため」というのは大嫌いです。行動パターンを見ていたら結局は「自分のため」だったりすることが多い。だから許せません。うちのクラスの生徒は好きです。娘みたいなモノです。手がかかったり心配させますがやっぱり好きですね。今日も生徒には「みんなの事が好きだから来年も一緒にどこよりも楽しい学校生活を送りたい」と話しました。思った事を隠さず伝えていきたい。もちろん、許せない事があったら誰よりも怒ります。私には担任としてこの子達に伝えていかなければいけないことがありますから。裏表なく人と関わる事は難しいですが絶対に大切な事だと思います。

クラスの子には今から1年、卒業式を迎えるまで「裏表なく生活して欲しい」と話しました。大半の生徒が就職します。進学する者も知らない人達に囲まれた生活をすることになります。そんなとき誰か「手を貸してくれる」人がいれば必ずやっていけます。人がいる時だけきちんとやっていないときには悪口を言ったりサボっているようでは間違いなく誰も助けてくれません。人としてそういう部分を大切にして欲しいと思って話をしました。

担任としてというよりも一人の人間として生徒と向き合います。完璧な人間ではありませんから、ミスもしますし愚痴もこぼします。それでもやるべき事は絶対にやる。そういう部分があるから周りが助けてくれる。最初から助けてもらうためにやっているわけではありません。いつの間にか…です。人は一人では生きていけません。たくさんの人に関わりながら、助けられながら生きているのです。それを感じながら成長して欲しいと願います。

担任としての最後の仕事、きちんと果たせたのではないかと思います。まー他の人とは色々な意味で違いますね。こんなこと恥ずかしがる事もなく平気で女子39人の前で話しますから(笑)。良いクラスだと自負しています。来年度もぜひ……。
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