kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

あれこれやる

2014-01-12 | 陸上競技
土曜日、天候的には比較的暖かい日でした。風が冷たいなというのはありましたが夕方と比べるとずいぶん練習しやすい環境でした。せっかく時間が取れるのでこの日も一日練習としていました。疲れもある程度あるでしょうがこの時期は頑張らないといけない時期です。どんな状態であれしっかりと練習を積んでいきたいと思います。

合宿後、アップの仕方を多少変えています。今まではサーキットから始めていたのですが形を変えてみることに。これも私なりに考えがあります。もっと追い込まないといけない部分はあるかなと思っていますがチーム状況によって変更をしていくことも必要なのではないかと思っています。それぞれのモチベーションの上げ方というのは違っています。ハードルリズムスキップと縄跳びをしました。色々な事をやりながら身体を温めていこうと思っています。不足する補強は別のところでしっかりと取り組ませて行きたいと思います。

練習はこの数日間の流れの確認から始めました。前日に師匠に少しアドバイスをもらったので私自身も選手の動きを見ながら確認をしていくことにしました。動きができ始めた者はそろそろ「できるから大丈夫」という気持ちが生まれてくる頃です。ここでしつこく確認作業をしていくことで飽きずにやらせることができます。時間をかけてじっくりと。感覚的に良くなってきている者達の動きの定着のためにもここは時間をかけないといけないと思います。

ドリル的な事をやってから腿上げへ。腿上げをしてからスパイクを履き、スキップと更に腿上げ。本来であればもう少し丁寧にやっていかないといけない部分だと思うのですが、少しずつ目指す動きに近づけていかなければいけません。焦る必要はないと思いますが「完成形」を意識して今どこのレベルのことをやっているのかも意識できたらと思います。腿上げになると動きの癖が出てきます。これまでの練習の流れでやっていっても前に進むようになるとまた癖が出てしまい悪い動きになってしまいます。これは本当に難しいなと感じています。前まで持って来れなかったり回転運動になってしまう。ここを克服するために私自身も工夫をしなければいけないなと感じています。まだそういう部分が甘いんだろうなと反省しているところです。

腿上げが終わってから並走とバトンパス。これは前日と同じにしました。明るい時にバトンをやっておきたいというのもありました。距離感の確認のためにはやはり必要だと思います。マークだけではなく実際に相手の距離感がつかめるようにならないとミスが出てくる可能性が高くなります。ここを冬期の間に克服しておきたいと考えています。ここの段階を越えてもうひとつ先に進みたいと考えていますがそこまで到達するまでにどこまで時間がかかるでしょうか。一つ一つ克服していきたいと思います。

ここまでに短い距離をかなり走ったのですが、さらにソリッドを使って走ることに。この辺りになると疲れも蓄積してきて走りが曖昧になります。ソリッドを引く負荷に負けてしまって前に進まないという状況がありました。見ていると最初から無理だというような動きにも見えました。ここは絶対に克服しないといけない部分です。何のために重いものを引っ張ろうとしているのか?無理やりパワーで走るのではなくある意味をもって負荷をかけているのです。そこを理解しないで走るだけになってしまうというのは無意味です。

そこに合わせて中間への動きの話もしていきました。技術的な話をすると以前と比べると選手も何とかしようという雰囲気があります。説明する時に自分達で脚を動かして確認する姿が見られるようになりました。頭で理解するだけではなく身体で表現しようとする努力は絶対に必要です。強くなりたいという欲求が以前と比べるのかなり高くなっているというのは間違いないですね。お互いに走りを見たりしながらしばらく練習を続けました。まずまずの動きになってきたかなと思っています。

ここまでで4時間経過してしまったので一旦終了。これ以上は集中力が続きませんからね(笑)。疲れはあると思いますが少し休息を挟んでトレーニングをすることにしました。

長くなったのでまた別に書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基本から走りへ

2014-01-12 | 陸上競技
金曜日、この日は雪の予報でした。天気がどうなるかまったく分からない状態だったのでひょっとしたら走れないかもしれないと考えていました。が、山の方は雪が降ったようですが学校周辺は全く問題なしという状況でした。

朝練はハードルリズムスキップを行ってから壁を使ったドリル。ハードルと引き出しをやることにしました。とにかく感覚作りをやりたいので時間の確保をしておきたいと考えていたので。どれだけ時間を作って動きが作れるかというのは本当に大きなことだと思っています。少しの時間を惜しんでやっていかなければいけない。

午後は会議がありました。そのため練習の最初を見ることができない状況でした。今はとにかく練習を見ていたい時なのですがこればかりは仕方ありません。細かいメニューを設定して紙に書いて渡しました。基本的な動きの確認ををしていきたいのですが、何も考えずに動きのことをやっても効果はありません。何かを生み出すためには明確な目的意識が必要になるのです。結局1時間半くらいは選手に任せることになりました。私が行った時にはドリルが終わっていました。本当にこれでいいのかが大きな疑問でしたが。

時間の関係もありすぐに走練習に入りました。寒いのも影響してか少し元気がないなと感じました。とにかく今は大きな声を出すこと、返事をすることを求めています。大きな大会では声援も大きくなります。その声援にかき消されてバトンパスの声が聞こえない、自分の動きを見失うというのだけは絶対に避けたいですから。この後に及んで当たり前のことができないのであれば本当に指導する必要はないはずです。

走りの方はかなり良かったと思います。全員とまではいきませんがかなりのメンバーの走りが良くなっていました。前日にドリルだけを行い、この日も動きの確認に1時間以上をとっています。意識して練習ができていれば基本的な動きが身についているはずです。本当に基本しか行っていませんが。まだまだ前まで引き出す事ができていないのが大きな課題なのですが、動きの根本の部分はこれまでもやってきていますからあと一歩ができれば大きく変わってくると思います。

並走を4本行ってからバトンパスへ。この冬はとにかくバトンをやりたい。シーズンに向けてやらなければいけないことがありすぎます。時間が足りないと真剣に考えています。技術的なこともやりたい、基礎筋力のアップ、スタート技術、スピード持続、さらには4継のための練習もやらなければいけない。とにかく時間との戦いです。多くの量を走るということは今のところできていません。優先順位がどこにあるのか分かりませんがとにかくやらなければいけないと思うことが数え切れないくらいあります。ここを選手も感じてもらいたいですね。

バトンも工夫をしなければいけないと思っています。基本的な事をやりながらも応用もやる。距離感の確認とバトンをもらうタイミング。ここをどのように磨いていくか。様々な事を想定してやっていかないといけないと思います。ここは昨年一昨年と色々な所で聞いてきたヒントを生かしながらやって行きたいと思います。距離感ともらう感覚を磨きたい。走力だけで勝負できないと思うので戦うために全ての事をやっていこうと思っています。いきなり難しいことはできませんから少しずつになるとは思いますが。

小さなエース、びっくりするほど動きが戻りました。スピードが出ています。昨年の冬期は本当に走れなくてどうなるのかと心配していました。何とかシーズンに入って戻ったという感じでしたが、やはり冬期練習でもハイスピードで走っておきたい。ここが本当に勝負の別れ目になるのではないかと思っています。本当に速かった。これがどこまで継続できるかですね。大きなエースはまだ動きが作れません。もうしばらくかかるかもしれません。それでも本当に上のレベルを目指すのであればここは絶対に乗り越えないといけない。本人も苦しいと思いますがやはりやって行くしかないないと思いますね。

バトンも含めて比較的いい感じて練習ができたと思います。この状態を続けて行ってもらいたいと思いますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする