kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

体幹補強

2014-01-22 | 陸上競技
前の記事の続き。

ロードレースもあったのでトレーニング中心にすることにしました。脚を使うような練習はさすがにキツイだろうと判断。天気も雪がチラつくような寒さでしたからこちらも考えて練習をしなければいけないと。

当初はこの日に注文していた練習道具が届く予定だったのですが結局届きませんでした。最初からこの部分を意識して計画を立てていたのでかなり予定が変わってしまいました。困ります。どのようにしても練習はできませんからこれ以上ここにこだわっても仕方ないなと考えを切り替えました。出来ることをしっかりとやる方が効果が上がりますから。以前なら何とかして練習計画通りにしたいと思っていましたがここの部分は私自身も変わってきたかなと思います。

アップにメディ投げ。これはここ最近良くやっています。そのままの流れでメディシングボールを使ってこれから導入しようと思っているトレーニングの確認をしました。ダイナマックスがあるという前提でのトレーニングなのですが、やろうとしている意識はある程度できるのではないかという判断でした。ボールが小さいのでなかなかこちらが思っている動きはできません。それでも練習のポイントになる部分は意識できます。ここは表現が難しいのでしばらく割愛させてもらいます。まだ導入しようと思っているだけなのでここで「良い練習ですよ」と紹介できるレベルにはなっていません。効果は高いと思いますが実際にやっていない練習について詳しく語っても意味がありません。これからはどのような形でかやるかを考えていきたいと思います。

これだけで練習は成立しないので他のメニューも。これは完全に思いつきでした。先日バランスディスクを使った練習をしていてひょっとしたらもうワンランク上の練習ができるのではないかと思って実施してみると問題なくできました。以前からバランスディスクを上手く使えれば効果の高い練習ができるのではないかと考えていました。バランスボールは難しいのでそれよりは簡単なものです。体幹トレーニングとしての狙いは明確です。先日勉強してきた練習と重なる部分があるのではないかと思います。不安定な中でどれだけ体幹を保てるか。実際に走るというのは安定はしません。その中で身体のブレを抑えたり、自分でその身体をコントロールしなければいけない。これは走るだけでなく他の部分で上手く鍛えられるのではないかと考えています。数パターン思いつきましたがどれも良い練習になったと思います。今後の練習に取り入れていきたいと思います。

更に腹筋背筋も。ダイナマックスの代用でメディを利用。これも今までとは意志を変えました。これもこれまでは何回でもできるという練習でしたが今からやろうとしている中身を考えた練習にしようと思い意識するポイントを明確にしました。練習のつながりが生まれました。10回ですが間違いなく効果は違ってきます。何をするかにこだわるのではなく内容の検討で大きく変わってくるのです。なかなか良い練習ができたと思います。質的にワンランク上になっていると思います。

まだ書きたいのですが若干疲れてきたのでまた明日以降書きます。お付き合いください(笑)。
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ロードレース

2014-01-22 | 陸上競技
火曜日、この日は朝からロードレース大会でした。男子は約8キロ、女子は約5キロ走ります。短距離選手にここで結果は求めませんが最低限の走りはしてもらいたいものです。苦手な部分だと思いますがダラダラ走るというのだけは見たくありません。

そのため朝練は落とすことに。無理してトレーニングをする必要はないと思ったので。そこで先日撮影した映像とBOSSにお借りしているトレーニングのDVDを見ることにしました。この日に練習道具が届く予定だったので午後からの練習のために動きの確認をしておかなければいけないと考えていたので。映像を見るのと実際に練習を行うのは全く違います。それでも最初にイメージをしておくことで何をするのかがみえてきます。中途半端な動きをするのではなく目指す動きを把握しておくことで正確な動きができるようになると思います。二人一組でペアを組んでやっていくのでその二人できちんと練習日誌に要点をまとめておくように指示を出しました。見ながら説明を加えていきました。

ロードレース。ここで一番嬉しいなと思ったのは3年生の男子が頑張ってくれたことです。この選手はお姉ちゃんがいてうちで400mHをやっていました。かなりの確率でインターハイだと思っていたのですが春先にスピードが上がって4継の練習中に肉離れ。それによりマイルでは5番目の選手を走らせることになり4秒近くタイムを落とすことになり夢に届かず。弟は中学時代野球部でしたが高校では陸上部に入ってくれました。スピード不足&筋力不足もありなかなか思うようには走れませんでした。それでも誰よりも努力できる選手で周りの選手も「一緒に中国大会に行きたい」と公言してくれていました。届きませんでしたが本当に努力ができる選手でした。

その子をロードレース前に見かけると靴が新しくなっています。部活を引退して6ヶ月以上経過しているのですが走るための靴を購入している。どうしたのかと聞くと「ロードレース狙ってます!」とのこと。昨年20番以内に入っていたはずです。目標は10番以内に入ることだと言っていました。通常3年生は運動不足とモチベーションの低下で順位は大きく落ちます。しかし、スタート前に「10番以内に入る」と口にするのは自信があるのか勢いだけなのか(笑)。

私は記録計測の仕事があったので何処をどれくらいのペースで走っているのかは把握できません。フィニッシュラインで記録を計るというのがメイン業務でした。1位はうちの長距離選手。よく走りました。上述の選手、なんと5番目で戻ってきました。驚きました。本当に10番以内に入りました。それもメダルがもらえる5番目。いやーかなり感動しました。間違いなく自分で身体を動かしていたはずです。そうでなければ持久力を必要とする8キロでここまで走るれはずがありません。こういう姿勢があるというのは引退をしたから終わりではないというきちんとした部分が伝わっているからだと思います。

こういう選手がいてくれるというのは本当に教師冥利に尽きますね。最後まで手を抜かず努力をする姿勢が身についているという証明になります。本当に嬉しく思いました。他の3年生はどうだったのでしょうか。詳しくは分かっていませんが手を抜いて歩いたというような話は聞いていませんからそれなりに走ってくれたのではないかと思います。

短距離は…よくがんばりました。記録や順位云々ではなくきちんと走ったということが大きいと思います。得意分野ではありませんからなかなか長い距離は走れません。苦手だから手を抜くというのは良い事ではありません。やらなければいけないことは最後までやり抜くという姿勢が大切です。練習とは全く違う部分ですがここはきちんと求めていきたいですね。短距離といっても400m系の選手がいればそれなりに走るかもしれませんが今は完全に短短だけですから長い距離は無理です。練習もインターバル系もやっていませんから有酸素能力は上がっていないでしょうね。それでも走る事ができたというのは大きいなと思います。

このような状況だったので練習で走るのは不可能だと判断。更にシャフト補強のような練習も無理。出来ることは限られると思いますがきちんと練習はしたいなと考えていました。話が変わってしまうのではついでに記事を変えます。
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