金曜日、この日は午後の練習で走練習をすることにしていました。土曜日の練習の予定を大幅に変更することになったので金曜日と土曜日の入れ替えを行うことに。どちらにしても今週は走練習が不足している部分があります。ここを何とか補っておかなければいけません。前日の練習の最後にこの事は伝えておきました。16時から19時までの練習が通常ですが検定課外も行われているため2時間できるかできないかの状態でした。せめて金曜日くらいはしっかりと練習をしたいと思っていたので19時を過ぎる可能性があるが保護者に必ず連絡をしておくことと指示しておきました。
朝練でもう一度確認。朝練はペアで自分たちの課題を克服するための練習を行わせました。やらされているという感覚から抜け出す必要があります。少しずつ改善はされているのですが「あと一歩」ができれば大きく飛躍する可能性があります。自分たちのやっていることを理解してそれをどのように取り組むかを考える。「与えられる」だけではなく自分たちで工夫する必要も大いにあると考えています。やっているときに動きに課題があればこちらから指摘をする。これくらいのレベルで関われると良いのですが、ここは理想と現実の大きな差があります。時間をかけてじっくりとやっていくしかないですね。
放課後、1時間の課外終了後全体で練習開始。時間が足りなくなるので休息を取らずにやっていくような形になりました。これまでは少し余裕をもって練習をしていたのですがその分時間の省略になるかなと。流れは通常通り。基本的な動きの確認を行ってからスパイクでスティックもも上げ、そのまま並走としました。とにかくどんどんやっていく。待ちません。
バトンで同じ者が何度も同じ失敗を繰り返します。一生懸命なのですが応用ができません。そこの部分で同じ失敗を繰り返す。一つのことをやると他のことができなくなるのです。ここの部分の克服ができないと競技力は上がらないと思うのですが、とにかく一生懸命に取り組むので確実に力がついています。しかし、バトンは今後のことを考えるとやはり許されません。一人ですべてを台無しにするかもしれない危険性がある。「たまたま上手くいった」というのではなく毎回同じように安定してバトンパスができなければいけないのです。ここの部分が大きなカギになってくると思います。実はこの選手がうちの「秘密兵器」になるのではないかと考えています。こうやって書いている時点で秘密でもなんでもないのですが(笑)。強さと危険性を併せ持っている選手です。
バトン合わせも行いました。暗くなっているので非常に難しい条件の中となりますが、練習の流れ的には1時間遅れですから多少は強引に行わなければいけない部分もあると思います。この練習を見ていて1年生の2人が以前と比べてかなり走れるようになってきているなと感じました。特に一人は正直「驚異的な伸び」を見せていると思います。不器用なのですがとにかく全力でやります。それが練習の中で現れ始めていると感じていました。今週に入って動きやスピードがさらに上がってきていました。バトン走の走りを見ていて「12秒4を切るのではないか」という感じがありました。この感覚は「過大評価」といわれるのかもしれませんが、冗談抜きで行けると思っています。
本人はそういう感覚はありません。「120m走り切れるようになりました」というのでスピードレベルが上がっているのが分かるか?と確認すると「前よりは前に進むなーと思っていました」とのこと。かなり実力が上がっているというのがなんとなくでしかわかっていません。この話を2年生の前ですると感じることはあるようです。上級生を脅かす存在になる。下手をすると・・・という感じがあるのは間違いないと思います。これにより「絶対に負けない」と練習中に闘志に火が付き始めました。良い傾向です。まー下級生に負けるのは今の2年生からすれば「絶対に嫌だ」という部分でしょうか。
そこであえて60mのショートスプリントを実施。いつもとメンバーを変えました。この1年生、大きなエースと一緒に走らせました。これまではついていくこともできないない状況でしたが60mを走って1m差で付いていきました。こちらが思っている以上に走れるようになっています。まだまだ本数的に持ちませんがそれでも爆発的にスピードが上がっているのは間違いないと思います。こういう状況になるとチーム全体がレベルアップします。
この選手、120mを走らせたのですが1本目に驚くほど高いスピードで走りました。本当に強くなっています。この1本でほぼ終了という感じでしたが・・・2本目も高いスピードは出せていました。。2本目が終わった時に状況を聞くと「脚と腕が痛いです」とのこと。怪我をしたのではないかと心配するとどうも「乳酸によるケツ割れ」が発生していたようです。ここもあまり聞いたことがないのですが女子が120m1本でそれほど高い負荷をかけられるのか?乳酸系のトレーニングをしてケツ割れが生じるということはあるかもしれません。爆発的なエネルギーを使うことで乳酸が発生します。男子の選手なら経験的にいたのですが、女子でそこまでの追い込みができるということはそれほどありませんでした。本数は持ちませんが勝負できる可能性がある選手になりつつあります。
この選手の走りにより2年生は全く手が抜けない状態になると思います。「絶対に勝てる」という保証はないと思います。試合になれば集中力の差が出てどうなるかわかりませんが、今の状態でいえば少しでも油断すれば力関係は逆転する可能性があると思います。少しくらいは大丈夫だろうという感覚でいればすぐに負けてしまうでしょう。それくらいの「脅威」なのです。小さなエースが「絶対に負けない」と言っていました。この子の負けん気の強さは折り紙つきです。競技に関して、特に試合での勝負に関してはうちで一番の「強さ」があると思います。練習の時とは違います。が、1年生の伸びにより練習でもっとしっかりと走れるようになるのではないかと大きな期待をしています。この子が練習でしっかりと走れれば試合時の伸びはさらに大きくなります。この日の走り込みではかなりい動きをしていました。上述の1年生は途中で「走るだけ」レベルにスピードが落ちていましたが、小さなエースは全く落ちることなく最後まで走り続けました。「負けたくない」というのが伝わってきます。
また、大きなエースも同様。この日は120mですべて良い動きができました。いつもは波があっていい動きをするときと崩れてしまう時の差が大きくあります。60mで1年生と一緒に走ったことで「すぐそばにいる」というのを感じたのかもしれません。まー本当に真後ろについていましたから。120m1本だけならいい勝負をするかもしれないなという気はしています。大きな刺激が入ったため120mは高いスピードを保つ。こういう練習が毎回できるようになると目標のレベルの走力に届くのではないかと思います。波をなくしていかないといけない、3本安定して走れるようにならないといけない。ここがこの子の大きなポイントです。インターハイで決勝を目指すと公言していますからそこの水準まで自分自身で進んでいかなければいけないと思います。
1年生の伸びが著しい。これがチームに大きな刺激を与えます。できれば高跳びは辞めたい(笑)。本人とも話をしながら進めていきたいとは思いますが、100mでかなりの水準まで届くのではないかと思います。そうなると2年生はどんなことがあっても勝ちに行くと思います。それにもう一人の1年生がついていくことができれば・・・。あとは選手たちがどれだけ真剣に「陸上競技」と向き合ってくれるかですね。
書いていたら長くなりました。思うことはあるのでたぶんまた書きます。たぶん(笑)
朝練でもう一度確認。朝練はペアで自分たちの課題を克服するための練習を行わせました。やらされているという感覚から抜け出す必要があります。少しずつ改善はされているのですが「あと一歩」ができれば大きく飛躍する可能性があります。自分たちのやっていることを理解してそれをどのように取り組むかを考える。「与えられる」だけではなく自分たちで工夫する必要も大いにあると考えています。やっているときに動きに課題があればこちらから指摘をする。これくらいのレベルで関われると良いのですが、ここは理想と現実の大きな差があります。時間をかけてじっくりとやっていくしかないですね。
放課後、1時間の課外終了後全体で練習開始。時間が足りなくなるので休息を取らずにやっていくような形になりました。これまでは少し余裕をもって練習をしていたのですがその分時間の省略になるかなと。流れは通常通り。基本的な動きの確認を行ってからスパイクでスティックもも上げ、そのまま並走としました。とにかくどんどんやっていく。待ちません。
バトンで同じ者が何度も同じ失敗を繰り返します。一生懸命なのですが応用ができません。そこの部分で同じ失敗を繰り返す。一つのことをやると他のことができなくなるのです。ここの部分の克服ができないと競技力は上がらないと思うのですが、とにかく一生懸命に取り組むので確実に力がついています。しかし、バトンは今後のことを考えるとやはり許されません。一人ですべてを台無しにするかもしれない危険性がある。「たまたま上手くいった」というのではなく毎回同じように安定してバトンパスができなければいけないのです。ここの部分が大きなカギになってくると思います。実はこの選手がうちの「秘密兵器」になるのではないかと考えています。こうやって書いている時点で秘密でもなんでもないのですが(笑)。強さと危険性を併せ持っている選手です。
バトン合わせも行いました。暗くなっているので非常に難しい条件の中となりますが、練習の流れ的には1時間遅れですから多少は強引に行わなければいけない部分もあると思います。この練習を見ていて1年生の2人が以前と比べてかなり走れるようになってきているなと感じました。特に一人は正直「驚異的な伸び」を見せていると思います。不器用なのですがとにかく全力でやります。それが練習の中で現れ始めていると感じていました。今週に入って動きやスピードがさらに上がってきていました。バトン走の走りを見ていて「12秒4を切るのではないか」という感じがありました。この感覚は「過大評価」といわれるのかもしれませんが、冗談抜きで行けると思っています。
本人はそういう感覚はありません。「120m走り切れるようになりました」というのでスピードレベルが上がっているのが分かるか?と確認すると「前よりは前に進むなーと思っていました」とのこと。かなり実力が上がっているというのがなんとなくでしかわかっていません。この話を2年生の前ですると感じることはあるようです。上級生を脅かす存在になる。下手をすると・・・という感じがあるのは間違いないと思います。これにより「絶対に負けない」と練習中に闘志に火が付き始めました。良い傾向です。まー下級生に負けるのは今の2年生からすれば「絶対に嫌だ」という部分でしょうか。
そこであえて60mのショートスプリントを実施。いつもとメンバーを変えました。この1年生、大きなエースと一緒に走らせました。これまではついていくこともできないない状況でしたが60mを走って1m差で付いていきました。こちらが思っている以上に走れるようになっています。まだまだ本数的に持ちませんがそれでも爆発的にスピードが上がっているのは間違いないと思います。こういう状況になるとチーム全体がレベルアップします。
この選手、120mを走らせたのですが1本目に驚くほど高いスピードで走りました。本当に強くなっています。この1本でほぼ終了という感じでしたが・・・2本目も高いスピードは出せていました。。2本目が終わった時に状況を聞くと「脚と腕が痛いです」とのこと。怪我をしたのではないかと心配するとどうも「乳酸によるケツ割れ」が発生していたようです。ここもあまり聞いたことがないのですが女子が120m1本でそれほど高い負荷をかけられるのか?乳酸系のトレーニングをしてケツ割れが生じるということはあるかもしれません。爆発的なエネルギーを使うことで乳酸が発生します。男子の選手なら経験的にいたのですが、女子でそこまでの追い込みができるということはそれほどありませんでした。本数は持ちませんが勝負できる可能性がある選手になりつつあります。
この選手の走りにより2年生は全く手が抜けない状態になると思います。「絶対に勝てる」という保証はないと思います。試合になれば集中力の差が出てどうなるかわかりませんが、今の状態でいえば少しでも油断すれば力関係は逆転する可能性があると思います。少しくらいは大丈夫だろうという感覚でいればすぐに負けてしまうでしょう。それくらいの「脅威」なのです。小さなエースが「絶対に負けない」と言っていました。この子の負けん気の強さは折り紙つきです。競技に関して、特に試合での勝負に関してはうちで一番の「強さ」があると思います。練習の時とは違います。が、1年生の伸びにより練習でもっとしっかりと走れるようになるのではないかと大きな期待をしています。この子が練習でしっかりと走れれば試合時の伸びはさらに大きくなります。この日の走り込みではかなりい動きをしていました。上述の1年生は途中で「走るだけ」レベルにスピードが落ちていましたが、小さなエースは全く落ちることなく最後まで走り続けました。「負けたくない」というのが伝わってきます。
また、大きなエースも同様。この日は120mですべて良い動きができました。いつもは波があっていい動きをするときと崩れてしまう時の差が大きくあります。60mで1年生と一緒に走ったことで「すぐそばにいる」というのを感じたのかもしれません。まー本当に真後ろについていましたから。120m1本だけならいい勝負をするかもしれないなという気はしています。大きな刺激が入ったため120mは高いスピードを保つ。こういう練習が毎回できるようになると目標のレベルの走力に届くのではないかと思います。波をなくしていかないといけない、3本安定して走れるようにならないといけない。ここがこの子の大きなポイントです。インターハイで決勝を目指すと公言していますからそこの水準まで自分自身で進んでいかなければいけないと思います。
1年生の伸びが著しい。これがチームに大きな刺激を与えます。できれば高跳びは辞めたい(笑)。本人とも話をしながら進めていきたいとは思いますが、100mでかなりの水準まで届くのではないかと思います。そうなると2年生はどんなことがあっても勝ちに行くと思います。それにもう一人の1年生がついていくことができれば・・・。あとは選手たちがどれだけ真剣に「陸上競技」と向き合ってくれるかですね。
書いていたら長くなりました。思うことはあるのでたぶんまた書きます。たぶん(笑)