前の記事の続き。というか本格的な内容。とにかく動きの基本をもう一度整理して選手に徹底したいと考えていました。小雨が降り続ける状態だったので屋外廊下でひたすらドリルをすることにしました。風邪を引くのは避けたかったので。
朝練の段階で私が頭で整理したものを紙にまとめて選手に渡しました。技術的な部分です。これまで出来ていなかった部分をもう一度確認して選手に視覚的に示し、ある程度頭の中で理解してから進めていきたいと考えていました。選手にも話をしていましたから受け手の方も「やらないといけない」という意識があったと思います。ここに来てやっとこちらが求める水準まで意欲の部分が上がってきたのかなと感じていました。何とかしなければいけないというこちらの想いが伝わる可能性が出てきました。いや、これまでもあったのでしょうがなかなか表に出てこなかっただけかもしれません。
午後からも同じような動きをひたすらやりました。これまでこのようなドリルを何度もやると集中力が切れてしまい思うような練習が出来ないということがありました。しかし、今回はそれでも強く押し切る気持ちが必要だと考えました。絶対にやらないといけない練習がある。ここできちんとやらないと今後の大きな伸びはないという危機感があります。説明をしながら動きを作っていきました。そのために何度も師匠に質問をして合宿を過ごしたのです。
細かいことを書いてもなかなか理解してもらえないと思います。保護者や中学生に我々がやろうとしていることは絶対に伝わらないと思います。表に見える部分がないですからね。かなり細かいことをやって行こうとしています。まだまだ私は不十分だと思いますが、それでも他校よりは技術的なことを細かく指導しているつもりです。外から見たら実績があると思われるような学校でも実際はメニューだけあって走っているだけというパターンも数多く存在しています。あまり書くと愚痴のようになってしまうのでかっこ悪いのですが本当の指導というのは何かを見極める力も必要になると思います。
動きをやって行く中で明らかに変わってきた者がいます。冬期に入ってなかなか思うように動けなかった小さなエースに関しては抜群に動きが良くなりました。言った動きがすぐにできるというタイプではないのですが、この手の動きはすぐにできるようになります。どのような意識でやっているのかを問うと「なんとなく」という返事(笑)。感覚的な部分を説明するのは難しいですからね。この様子を見ていると「走れるだろうな」という感じでした。高飛び選手(練習していないのでほぼスプリンターですが)も同様にかなり良い動きをします。なかなか動きはできないのですができるようになったら一気に高いレベルまで行きます。この冬で12秒中盤まで行けるのではないかという勢いがあります。
逆に大きなエースは動きが作れません。器用な方なのですが頭で考えすぎてしまうのか思うような動きができない。強制的にそのような動きをさせるという工夫も必要になるのだと思いますがその前の段階でパニック状態。かなり大変です。それでも強くなりたいという気持ちは大きいですからひたすらやって行くしかないと思っています。ここを克服しない限り中間での大きな伸びはありませんから。12秒前半で走ることが目標ではありません。高いレベルを目指すのであればここは絶対に克服しなければいけないのです。
腿上げまでなんとかたどり着きました。普段ゆっくりしか動けない者も足運びに変化が出てきて腿上げが速くなりました。どのレベルの話なのかという部分ですがここをしっかりとやって行くことで将来的な伸びにつながると思います。
走らずに本当に基本的な事を続けました。天候的な事もありちょうどよかったかなという感じかもしれません。とにかく数日間の時間をかけて基本的な技術練習を重ねて行きたいと思います。
朝練の段階で私が頭で整理したものを紙にまとめて選手に渡しました。技術的な部分です。これまで出来ていなかった部分をもう一度確認して選手に視覚的に示し、ある程度頭の中で理解してから進めていきたいと考えていました。選手にも話をしていましたから受け手の方も「やらないといけない」という意識があったと思います。ここに来てやっとこちらが求める水準まで意欲の部分が上がってきたのかなと感じていました。何とかしなければいけないというこちらの想いが伝わる可能性が出てきました。いや、これまでもあったのでしょうがなかなか表に出てこなかっただけかもしれません。
午後からも同じような動きをひたすらやりました。これまでこのようなドリルを何度もやると集中力が切れてしまい思うような練習が出来ないということがありました。しかし、今回はそれでも強く押し切る気持ちが必要だと考えました。絶対にやらないといけない練習がある。ここできちんとやらないと今後の大きな伸びはないという危機感があります。説明をしながら動きを作っていきました。そのために何度も師匠に質問をして合宿を過ごしたのです。
細かいことを書いてもなかなか理解してもらえないと思います。保護者や中学生に我々がやろうとしていることは絶対に伝わらないと思います。表に見える部分がないですからね。かなり細かいことをやって行こうとしています。まだまだ私は不十分だと思いますが、それでも他校よりは技術的なことを細かく指導しているつもりです。外から見たら実績があると思われるような学校でも実際はメニューだけあって走っているだけというパターンも数多く存在しています。あまり書くと愚痴のようになってしまうのでかっこ悪いのですが本当の指導というのは何かを見極める力も必要になると思います。
動きをやって行く中で明らかに変わってきた者がいます。冬期に入ってなかなか思うように動けなかった小さなエースに関しては抜群に動きが良くなりました。言った動きがすぐにできるというタイプではないのですが、この手の動きはすぐにできるようになります。どのような意識でやっているのかを問うと「なんとなく」という返事(笑)。感覚的な部分を説明するのは難しいですからね。この様子を見ていると「走れるだろうな」という感じでした。高飛び選手(練習していないのでほぼスプリンターですが)も同様にかなり良い動きをします。なかなか動きはできないのですができるようになったら一気に高いレベルまで行きます。この冬で12秒中盤まで行けるのではないかという勢いがあります。
逆に大きなエースは動きが作れません。器用な方なのですが頭で考えすぎてしまうのか思うような動きができない。強制的にそのような動きをさせるという工夫も必要になるのだと思いますがその前の段階でパニック状態。かなり大変です。それでも強くなりたいという気持ちは大きいですからひたすらやって行くしかないと思っています。ここを克服しない限り中間での大きな伸びはありませんから。12秒前半で走ることが目標ではありません。高いレベルを目指すのであればここは絶対に克服しなければいけないのです。
腿上げまでなんとかたどり着きました。普段ゆっくりしか動けない者も足運びに変化が出てきて腿上げが速くなりました。どのレベルの話なのかという部分ですがここをしっかりとやって行くことで将来的な伸びにつながると思います。
走らずに本当に基本的な事を続けました。天候的な事もありちょうどよかったかなという感じかもしれません。とにかく数日間の時間をかけて基本的な技術練習を重ねて行きたいと思います。