kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

基本と走練習3

2014-01-14 | 陸上競技
またも続き。

スタート練習後は久々に中間の走りを意識した練習を行いました。これも良くやっていた練習なのですが練習メインがソリッドになっていたので最近はやっていませんでした。ということで導入。

スピードに乗ったところできちんと動きを意識したい。走るだけではなくて動きの意識をすることで実際のスプリントの時に自然にできるようになると考えています。飽きずにやるためにという意味合いも含まれてはいるのですが(笑)。ひたすら走るだけで終わらずに自分で動きをコントロールする意識を持つことで集中力が保てるというのもあります。何かマークを置くことでやはり意識的に明確になる。本当に単純なことですがやはり大切なことだと感じました。

最後に少し走り込みをしました。とはいっても120m+αですが。以前のように150mを何本も何本も行うという練習をしていません。時には必要だと思いますが、今の選手達にな正直それほど必要ないかなと考えています。マイルを走ることはありません。今のメンバーで走ってもそれなりのタイムは出せると思います。が、本人達にその気が全くない(笑)。無理矢理出場させることは簡単ですがそこまで無理をする必要もないのかなと考えています。間違いなくモチベーションが上がりません。

大きなエースが少し動きが良くなっていました。まだ加速段階に課題が残りますがある程度の所までは来ているのかなという感じです。もちろん目指すところまではまだまだ遠いのですが、動きを作っていくのが苦手なので習得するまである程度の時間を要します。ここは仕方ないのかなと。本人はそれでもまだ不満気でした。強くなりたいという意識は強いのでそこをどうするか。練習面だけではなく自分の身体を動かせる基礎筋力をかなり上げないといけないと思っています。本当にインターハイで入賞を目指すなら今のままでは足りません。ここもかなり話はしています。最後は本人の強い想いがあるかどうかだと思いますね。

4継メンバーのうち3人は一緒に走らせるようにしています。一人全く動いていないのでいつもの逆のハンデを与えて練習を行いました。普段は後ろから追う練習にしているのですが今回は前から逃げる。本人的には悔しいかもしれませんね。いつもよりも4mくらい差があるのですから。それでも勝てません。ここに関してはあれこれ言っても仕方ないことなので「とにかく身体を動かし続ける」事を課題としました。復調を願うばかりです。

逆に後ろから追う立場になった2人は良い動きができていました。この前に行った中間の動きが上手くかみ合ったのかもしれません。しっかりとスピードを出せていました。この2人が強くならなければうちがインターハイの予選を通過する可能性はありません。準決勝に進んで県記録を更新するという大きな目標のためにはどうしてもこの2人の大幅レベルアップが必要なのです。その事は何度も話をしています。本人たちもその気にはなっています。あとはどれだけ努力ができるかだと思いますね。

走練習が終わってからグランド整備をしている選手と歩きながら話をしていました。すると選手の方から「疲れてくると身体が浮いてしまう。どうしたらいいか?」という質問をしてきました。大きな成長です。なかなかこの感動は分かってもらえないと思います(笑)。普段自分からそのような事を話すことはない選手です。先日も「速い選手と走るのが怖い」と弱気発言をしていた選手が自分から課題の克服のためのアドバイスを求めてきました。やっとスタートラインに立てた気がします。自分のために何ができるかを考え始めると強くなる可能性は大きく高まります。大切なことです。本物になるように期待したいですね。

最後に補強。BOXを使って様々な動きをやりました。継続してやらなければ筋力は落ちていきます。また、動きながら鍛えるためにもジャンプ系などはやっていかなければいけないと思います。身体がフレッシュな状態で負荷をかけることも必要ですが筋肉が疲れている時に負荷をかけることで良い刺激を入れることができます。これを20分程度行って終了。結局4時間弱練習をしました。これが長いのか短いのかは分かりませんがこの日必要な練習はできたのではないかと思います。よくやります(笑)。

次の日からの支持を出して終わり。自分達でどれだけ真剣に物事に取り組めるかを見て行きたいと思います。というか、見れないので自分達でやるしかないのですが。3年生が練習を見に来てくれると言っていました。確認するのを忘れていましたがきっと大丈夫だと信じます。

これから先に向けてしっかりと練習を積んでいきたいと思います。
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基本と走練習2

2014-01-14 | 陸上競技
前の記事の続き。基本的な動きの確認に時間をかけてから走練習へ。若干走り込みの量が不足しています。昔ほど量や距離にこだわらなくなったというのはあるのですが最低限やらなければいけないことはあります。普通に走って終わりというわけにはいきません。練習量も時として必要になります。

スパイクを履いてからチューブで型作りを行ないます。これも何となくやった方が意識しやすいのではないかと感じていつからか導入しています。ここに原型はありませんから完全な思いつきです(笑)。身体の軸作りを考えて行なっています。加速段階や中間疾走で意識すべき身体の軸。まー実際に走っている時にそんな理想的な意識をするのは不可能だと思っていますが(笑)。ゆっくりの動きの時に意識しないと速い動きの中で意識するのは更に難しくなります。出来ることをしっかりとやる。ここが大切なのかなと感じています。

その後は並走。流しなどの代わりにはしっています普段よりも一本少なくしました。うちの練習、基本的にメニューごありません。その日の様子によって変えたり、練習の組み立ての中で変更していきます。これが良い事なのかどうかは分かりません。選手が「次は何をするのだろう」と不安に思って集中できないような練習であれば問題です。逆に「走り込みをする」というレベルで話を抑えておくことも必要なのかなと思っています。具体的なメニューが分かってしまうと「最後にあのメニューがあるから今は少し抑えておこう」という気持ちが生まれます。特に女子選手はこの部分が大きいと思っています。一応そこまで考えています(笑)。

並走を3本。これにより2走と3走の本数が少なくなります。これも考えないといけないとはおもっています。ある程度の距離を全力で走りますから本数を増やすとそれだけでかなり疲れます。まーこれくらいで疲れてもらったら困るのですが、それでも疲れます。そこの部分を考慮しながらもやらなければいけないことをやる。この並走で互いの調子を把握するという意味合いも強くあります。その日の選手の体調によってバトンパス練習の距離設定も変わってきます。やらないでいいという事はありません。今後は変わってきます1走と2走、3走と4走の所を一本ずつにして2走3走の所の本数を増やすということもしていかなければいけないとは思います。何事もバランスですから。

そのままの流れでバトンパス。並走の段階で金曜日、土曜日とめちゃくちゃ動いていた者が全く動かず。これも色々と事情があるので仕方ない。動かない時にどう動かすかというのは大切なことです。「走っていて面白くない」と言っていました。自分の思い通りに走れる時はスピードも出るので楽しいと思います。逆に全く動かない時はスピードも上がらず身体も重い。普段負けない選手に並ばれる。楽しいはずはありません。それでもやらなければいけないことはある。それは分かっているようなので練習はしていました。ここの部分は「成長」だととらえています。面白くなくてもやる!という部分です(笑)。

その後はスタート練習。これも本数をある程度絞って行いました。何度も書いていますがやりたいことはたくさんあります。が、全てをやり続けるとどれだけ時間があっても足りません。以前の私なら納得するまでやり続けたと思いますが、今はそこまでやりません。というか、時間がかかり過ぎて集中力が0になってしまうからです。やっても意味がなくなるなら割り切ってしまう。ここはドライになったのか成長したのか分かりませんがそのように考えて取り組んでいます。

何だかまた取り止めのないことを書いているので長くなってますね。新幹線で移動中なので普段よりも時間があるのは間違いない事実です。また記事を変えます。本当にそれだけ書くことがあるのかは疑問ですが(笑)
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基本と走練習

2014-01-14 | 陸上競技
月曜日、この日は風もそれほど強くなく過ごしやすい一日でした。風が吹くとさすがに肌寒く感じますが例年よりは間違いなく暖かい。このような天候が続いてくれると練習もやりやすいのですが。私自身が寒さに弱いので心が挫けてしまいます(笑)。

時間的に余裕があるのでかなりの練習を詰め込んで行いました。アップは小さな台を使って速い動きを行うようにしました。メディ投げで上半身と下半身をしっかりと動かしてから神経系に刺激を与える。さらにこの日の練習でスイッチングの部分も意識させたかったのでそこを強調するような補強。単にアップを行うのではなく走りにつながるような動きをしておきたいと考えました。高い負荷をかけたいのですがなんとなくここ最近はそこの部分をやっていません。大きな理由があるのかと言われると答えられませんがなんとなくですね~。身体を温めるという部分とそれなりに負荷をかけるというコンセプトは変わっていませんが、やり方を変えています。良いのか悪いのか分かりませんが(笑)。

その後はひたすら基本的な動きを行いました。一週間前に動きの違いを指摘されてからある程度の事はやってきたつもりです。性格的にそればかりやってしまうところがあるのでそこで終わらないように細心の注意を払わなければいけません。気がつけば他のことが疎かになってしまうというのが何時ものパターンですから(笑)。同じ動きを何度も繰り返しました。一つの動きだけではなく他の動きと組み合わせながら。

ここの辺りをやる時にもう一人近くにいてくれるとすごくやりやすいのですがなかなかそのような環境で練習はできませんね。話をしながらもっとこうした方がいいのではないかと議論できると指導の質も上がると思います。自分が一番だと思っていないのでここの部分はなかなか難しいところです。何も考えずひたすら自信を持って指導できるタイプだと良いんだと思いますが性格的に無理ですね(笑)。

久々にスティックを使ったドリルもやりました。これは今まで継続的にやってきた動きです。ここの動きで接地の感覚を身に付けたいと考えてやってきました。脚だけの動きになってしまったり、必要な所まで引き出しができなかったりというところがあります。さらにこれまでは引き出し(横の動き)を意識するあまり膝だけが引き出されるという状態になっていました。分かりにくい表現になっていると思いますがなかなか細かな部分ですし文字だけで示すというのは難しいところがあります。

前にやった動きがなかなかつながらない者も出てきます。やろうとしている動きとやっている動きが違う。ここの克服は簡単なことではありません。自分のイメージと実際の身体の動きが違うというのを自分自身が感じ取れないからです。意欲云々の問題ではなく感覚の問題だと思っています。時間をかけて付いてやらないと間違った動きを習得してしまうことになります。ここは絶対に避けなければいけません。指摘しながらやらないとやるべき動きではない動きをやり続けてしまうことになるのです。本当に難しいなと思います。特に意識をしなくても出来る選手もいますが意識をしてもなかなかできない選手もいる。まー平等ではないというのは明らかです。

スティックをやってから腿上げへ。これも少し工夫をしながらやっています。単純に足を上げれば良いというわけではありません。それなりの目的があって行っているのです。そこを理解せずに速い動きだけを求めると狙いとはまったく違った動きとなってしまいます。これではどれだけやっても効果はない。やりすぎると腰が引けてしまって思い通りの動きとならない。ここも難しい。脚だけの腿上げでもダメ。あーこうやって書いていくと課題となることが本当に多いのが分かります。きちんと引き出さないと脚だけの動きになってしまう。更に引き出しだけに意識をおくと下腿の動きが悪くなる。様々なことが一つの動きの中に含まれています。あまり多くのことを詰め込みすぎるとパニックになって何をしているのか分からなくなります。ポイントを絞りつつそれでも意識をさせる。ここの繰り返しだと思っています。

書いていてたらやはり長くなりますね(笑)。こうやって自分の頭の中を整理しているのですが見る人にとっては「ダラダラ長い」という内容になるんですよね。分かってはいるのですがなかなか簡潔にまとめることができません。気をつけないといけないと思うのですが。また別に書きます。お許しを。
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