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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

水曜日

2014-03-15 | 陸上競技
水曜日、とにかくバタバタでした。この日は県外から来校者がありました。本校の総合実践の取り組みについて話を聞きたいということでした。うちの取り組み、多分周りの人には伝わらないと思います。表面的には「文化祭での販売実習」に見えるかもしれません。が、ここはメインではありません。正直「何でもいい」と思っています。生徒に身に付けさせたい「力」をどのように身につけるか?その方法論であって販売実習をしなければいけないというのは全くありません。

今回、わざわざ他県から来ていただきました。実は11月の文化祭にも足を運んで下さいました。なんだか申し訳ないですね。こちらから情報を提供できる部分は全てお渡しするというスタンスで話をしました。この手の話をする際、「やっていることを伝える」だけで終わってしまうパターンが多い。表面的に何をするかではなく「どのような意図でそのようなシステムを作っているか」だと思います。ここが分かってもらえなければ意味がないと私個人は思っています。

うちの実践の説明をしてもなかなか理解してもらえないと思います。10分程度で話て分かるような内容ではありません。よく話す内容は「生徒が勝手にやりますから」という部分。この言葉を額面通り受け止める人もいるでしょう。教員は何もしないから楽で良い、そんな話を聞いても役に立たない。そう感じる部分があるでしょう。実際には「生徒が自分から動く仕組みを作る」のです。全てお膳立てして「やってください」という中で決められたことだけをやるというのでは「実践」にはならないと思っています。「答えは1つしかない」という流れにしかなりませんから。決められたことはできる。ここは当たり前。そうでない所を自分で判断して行動に移す。ここが必要だと考えています。真面目に(笑)。

午後からは練習。トレーニング中心としました。ここ最近不足している補強などを中心に行いました。雨が降るという前日までの予報でしたが全く問題なし。この日は走らないと決めていたので別に良いのですが、降るなら降れという感じですね。簡単なジャンプ系、30秒腹筋などもやりました。明らかに不足している部分です。

きちんとした負荷をかけていかなければ筋力は落ちます。走るため、身体を動かすためのベースになるものは「筋力」だと考えています。選手にも話をしましたが「腹筋が全く出来なくても速く走れる選手はいる」のです。だから腹筋などの体幹補強をしなくて良いという判断にはなりません。本当は補強をしっかりすればこの選手はもっと強いのです。「動きがおかしけど速い選手」もいる。その動きを真似ると速く走れるのか?これも違います。速い選手がやっていることが正しいのではないという感覚を持つ必要があると思っています。

最後に20分フリーで補強を行わせました。自分で不足する部分をしっかりと行わせる。ここまで来たらやるかどうかは本人次第です。やれば結果が出る可能性がある。やらなければその可能性さえもない。それだけの話です。

気持ち早目に終わりました。私も疲れ気味です。少し休みたいのですがなかなかそうもいきません。動き続けないといけないですね。
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