土曜日、この日が強化練習の3日目。日程的に3月の最後の追い込み練習となると思います。これが終われば3月はあと2日だけ。本当に早いものです。あっという間に時間が過ぎて行ってしまします。気がつけばすぐに4月、なんだかんだあってすぐに記録会、支部大会、織田記念、県選手権と続きます。大きなエースは4週連続試合になります。とにかくため込む時期というのが不足すると本当に大切な試合で力が発揮できません。この3日間の追い込みはこれから先大きな意味を持つようになると思いますね。
この冬期練習、量的にはそれなりにやってきたと思います。しかし、2月末くらいからは選手も私もモチベーションが上がらず「追い込む」という練習ができていない気がしています。「スピード重視」と位置付けていましたがやはりそれなりに「追い込む」ことが必要になるのではないかと思っています。雰囲気が重ければなかなか「さあ走ろう」という気持ちにはなりません。一週間に数回の走り込みでもなかなかモチベーションが上がらなければ負荷をかけるのは難しくなります。今回は3日連続での強化練習。他校の力を借りることなく自分たちでしっかりと取り組むと決めてやっている練習です。正直、チームとしてここまで「変化」が見られるとは予想できませんでした。私が思っていた以上に「劇的な変化」がチーム内にあると思います。単独で3日間の強化練習ができるというのは昨年ではなかなか考えられませんでしたから。
とはいえ、さすがに3日目。しんどいと思います。スピード負荷をかけて更に走練習も行っています。疲労度はピークに近いと思います。それでも前日に話をしたように「この日の練習が乗り越えられなければ県総体は戦えない」と思います。同じように中国大会も3日間あります。大きな大会でしっかりと力を出そうと思えば最低2日は連続で走れなければいけません。実際のレースは3日間続きます。初日は4継2本とはいえ2日目は4継決勝と100m3本、更に3日目は疲労が蓄積した中で200mを3本。マイルに未練は一切ありませんから最終日にリレーを走ることはありませんが、本来であればマイル2本も加わるのです。先日宮崎でTakasu先生が「負けて行くチーム」の話をされました。「気持ちが弱いから勝ちあがれないのではない」と。同じようなスピードがある選手であれば「気持ちの強さ」云々で勝負は決まらない。負けて行くのは「体力がない選手」だと言われていました。同じスピードを3本保てないから負けていくのです。本当に実力が互角で決勝になって0.01秒差で勝負を決する時に初めて「気持ちの強さ」が問われる。そこまでに達していない選手はまずは練習をするべき。大切なことだと思います。
午前中は疲労の中で走ることにしていました。最初の段階で動きを簡単にやって走練習をメイン。フレキ、マーク走、並走、30&60といつも通りに進めていきました。メインは後半の走練習においていてました。そのためここの短い距離は本数を抑え目に。天候が悪くなるという予報だったので早く練習を進めていかなければ予定が消化できなくなります。結構急ぎました。それでもバトンパスはやっておきたかったので1本ずつ実施。2-3走が少し流れました。本人たちに聞くと「少し早く出てしまった」という感覚があったようです。バトンは渡りましたが半分手前で緩めてもらう感じでした。これはいただけません。「早く出た」という感覚があるのであればそこで少し待つべきです。一旦上げてから緩めてまた加速するというのは無駄となります。「少し早い」と感じたのであれば加速するのを少し待ってきちんとスピードを上げてからもらう必要があると思います。ここは反省ですね。直線でやっているので次回はきちんとカーブを使って行いたいと思います。
その後は走練習メイン。120mを中心にセット走の形で走りました。120m+60mを3本。量的にはそれほどではないかもしれませんが、しっかりとスピードを上げてからプラスで走りますから負荷的にはかなり高いと思います。1か月前のチームの雰囲気であれば悲壮感が漂い何となく「走りたくないな」という感じがあったと思います。負荷的にきついのは明白ですし、強化練習の最終日ですから疲れもあります。それでもなんとなく前向きに練習に取り組めるようになっていました。200mを走る選手はこの60mがきちんと走れなければいけません。100m選手であれば120mをきちんと走れなければいけない。どちらの選手のためにも必要な要素だと思います。「短長大好き」だった私が完全に短短に移行していますね(笑)。
印象的だったのが女子グループ。120mでは小さなエースと高跳選手(一回も練習していないので100m選手としての認識しかないのですが(笑))が、競り合っていました。さらに+60mでは小さなエースと200m選手が競り合う。いや、これはすごい光景だと思います。基本的に小さなエースは練習では普通です。それでもひたすら競っています。手を抜ける状態ではないのです。新2年生、100m系と200m系の2人がいます。それぞれが練習で特色を出すと小さなエースにとっては「負けられない」のです。昨年の状況なら「練習は負けても仕方ない」という感じでいましたがここ最近は「負けたくない」という感じが強くあります。大きな成長です。100m系の2年生は+60mが弱いが120mはかなり強い。200m系の選手は120mでは少し(1m?)遅れますが、+60mでは真横を走る。この状態で「負けてもいいや」と思うようなことはないでしょう。お互いにすごい刺激をもらいながら練習をしていると思いますね。
大きなエースもまずまず。前日は色々考え過ぎて上手く走れませんでしたがこの日は後半までスピードが持続できていました。男子と一緒に走るのでしんどい部分はあると思いますがそれでもなんとか最後までスピードが落ち込むことなく走れていたと思います。この状況が継続できれば今後本当に面白いと思いますね。強くなりたいという気持ちはチーム内では一番です。その気持ちをどうやって「力」に変えるか?ここはすごく大切なことだと思います。11秒台を出してインターハイへという大きな目標があるのであればもうワンランク上の走りが必要になると思います。女子と一緒に走らせていないのでどれくらい強いのかは不明(笑)。普通に強いとは思います。
この辺りから雨が降ってきました。それでも「やる」と決めた練習ですから最後までやります。2セット目は120m+60mを2本、更に90mで。120mをハイスピードで5本走るという練習はここ最近なかったような??いや、やってますね(笑)。が、スピード持続というか筋持久というかその手の練習を組み合わせてはそれほどやっていないはずです。負荷的にはきつかったと思います。それでも「仕方なく走っています」という雰囲気ではなく「強くなってやろう」という感じが出ていました。いや、本当に変わりました。見ていて「強くなるだろうな」という練習です。こういう感覚は何年ぶりでしょうか?
雨は本降りなっていましたが最後に90m×60mで終わり。走ればよいという感じではなく「最後までしっかりと」という走りができました。良い練習ができたと思います。これだけ気持ちが継続できたのは今のメンバーでは初めてかもしれないと思います。これが続けば面白いと思い続けて1週間以上が経過しました。油断はできませんが「本物」になりつつあるかなと感じています。「声だし」も少しずつですがきちんとできるようになっています。ここも大きな差だと思います。
3時間半の練習でしたが良く頑張れたと思います。残すところは午後のトレーニングのみ。最後までしっかりと取り組まないといけません。良い練習でした。
この冬期練習、量的にはそれなりにやってきたと思います。しかし、2月末くらいからは選手も私もモチベーションが上がらず「追い込む」という練習ができていない気がしています。「スピード重視」と位置付けていましたがやはりそれなりに「追い込む」ことが必要になるのではないかと思っています。雰囲気が重ければなかなか「さあ走ろう」という気持ちにはなりません。一週間に数回の走り込みでもなかなかモチベーションが上がらなければ負荷をかけるのは難しくなります。今回は3日連続での強化練習。他校の力を借りることなく自分たちでしっかりと取り組むと決めてやっている練習です。正直、チームとしてここまで「変化」が見られるとは予想できませんでした。私が思っていた以上に「劇的な変化」がチーム内にあると思います。単独で3日間の強化練習ができるというのは昨年ではなかなか考えられませんでしたから。
とはいえ、さすがに3日目。しんどいと思います。スピード負荷をかけて更に走練習も行っています。疲労度はピークに近いと思います。それでも前日に話をしたように「この日の練習が乗り越えられなければ県総体は戦えない」と思います。同じように中国大会も3日間あります。大きな大会でしっかりと力を出そうと思えば最低2日は連続で走れなければいけません。実際のレースは3日間続きます。初日は4継2本とはいえ2日目は4継決勝と100m3本、更に3日目は疲労が蓄積した中で200mを3本。マイルに未練は一切ありませんから最終日にリレーを走ることはありませんが、本来であればマイル2本も加わるのです。先日宮崎でTakasu先生が「負けて行くチーム」の話をされました。「気持ちが弱いから勝ちあがれないのではない」と。同じようなスピードがある選手であれば「気持ちの強さ」云々で勝負は決まらない。負けて行くのは「体力がない選手」だと言われていました。同じスピードを3本保てないから負けていくのです。本当に実力が互角で決勝になって0.01秒差で勝負を決する時に初めて「気持ちの強さ」が問われる。そこまでに達していない選手はまずは練習をするべき。大切なことだと思います。
午前中は疲労の中で走ることにしていました。最初の段階で動きを簡単にやって走練習をメイン。フレキ、マーク走、並走、30&60といつも通りに進めていきました。メインは後半の走練習においていてました。そのためここの短い距離は本数を抑え目に。天候が悪くなるという予報だったので早く練習を進めていかなければ予定が消化できなくなります。結構急ぎました。それでもバトンパスはやっておきたかったので1本ずつ実施。2-3走が少し流れました。本人たちに聞くと「少し早く出てしまった」という感覚があったようです。バトンは渡りましたが半分手前で緩めてもらう感じでした。これはいただけません。「早く出た」という感覚があるのであればそこで少し待つべきです。一旦上げてから緩めてまた加速するというのは無駄となります。「少し早い」と感じたのであれば加速するのを少し待ってきちんとスピードを上げてからもらう必要があると思います。ここは反省ですね。直線でやっているので次回はきちんとカーブを使って行いたいと思います。
その後は走練習メイン。120mを中心にセット走の形で走りました。120m+60mを3本。量的にはそれほどではないかもしれませんが、しっかりとスピードを上げてからプラスで走りますから負荷的にはかなり高いと思います。1か月前のチームの雰囲気であれば悲壮感が漂い何となく「走りたくないな」という感じがあったと思います。負荷的にきついのは明白ですし、強化練習の最終日ですから疲れもあります。それでもなんとなく前向きに練習に取り組めるようになっていました。200mを走る選手はこの60mがきちんと走れなければいけません。100m選手であれば120mをきちんと走れなければいけない。どちらの選手のためにも必要な要素だと思います。「短長大好き」だった私が完全に短短に移行していますね(笑)。
印象的だったのが女子グループ。120mでは小さなエースと高跳選手(一回も練習していないので100m選手としての認識しかないのですが(笑))が、競り合っていました。さらに+60mでは小さなエースと200m選手が競り合う。いや、これはすごい光景だと思います。基本的に小さなエースは練習では普通です。それでもひたすら競っています。手を抜ける状態ではないのです。新2年生、100m系と200m系の2人がいます。それぞれが練習で特色を出すと小さなエースにとっては「負けられない」のです。昨年の状況なら「練習は負けても仕方ない」という感じでいましたがここ最近は「負けたくない」という感じが強くあります。大きな成長です。100m系の2年生は+60mが弱いが120mはかなり強い。200m系の選手は120mでは少し(1m?)遅れますが、+60mでは真横を走る。この状態で「負けてもいいや」と思うようなことはないでしょう。お互いにすごい刺激をもらいながら練習をしていると思いますね。
大きなエースもまずまず。前日は色々考え過ぎて上手く走れませんでしたがこの日は後半までスピードが持続できていました。男子と一緒に走るのでしんどい部分はあると思いますがそれでもなんとか最後までスピードが落ち込むことなく走れていたと思います。この状況が継続できれば今後本当に面白いと思いますね。強くなりたいという気持ちはチーム内では一番です。その気持ちをどうやって「力」に変えるか?ここはすごく大切なことだと思います。11秒台を出してインターハイへという大きな目標があるのであればもうワンランク上の走りが必要になると思います。女子と一緒に走らせていないのでどれくらい強いのかは不明(笑)。普通に強いとは思います。
この辺りから雨が降ってきました。それでも「やる」と決めた練習ですから最後までやります。2セット目は120m+60mを2本、更に90mで。120mをハイスピードで5本走るという練習はここ最近なかったような??いや、やってますね(笑)。が、スピード持続というか筋持久というかその手の練習を組み合わせてはそれほどやっていないはずです。負荷的にはきつかったと思います。それでも「仕方なく走っています」という雰囲気ではなく「強くなってやろう」という感じが出ていました。いや、本当に変わりました。見ていて「強くなるだろうな」という練習です。こういう感覚は何年ぶりでしょうか?
雨は本降りなっていましたが最後に90m×60mで終わり。走ればよいという感じではなく「最後までしっかりと」という走りができました。良い練習ができたと思います。これだけ気持ちが継続できたのは今のメンバーでは初めてかもしれないと思います。これが続けば面白いと思い続けて1週間以上が経過しました。油断はできませんが「本物」になりつつあるかなと感じています。「声だし」も少しずつですがきちんとできるようになっています。ここも大きな差だと思います。
3時間半の練習でしたが良く頑張れたと思います。残すところは午後のトレーニングのみ。最後までしっかりと取り組まないといけません。良い練習でした。