kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

「こんなふうになりたいな」と思う人

2014-03-27 | 陸上競技
以前購入した「あした死ぬかもよ?」という本があります。この本を読み進めていく中で「自分のお墓に言葉を刻むとしたらなんて入れる?」という質問がありました。この中で「こんなふうになりたいな」とマネしたい人、憧れている人、尊敬している人を書けというものがありました。友人、上司、家族、師匠など、実際に知っている人から5人挙げなさいというものです。

こう考えると人それぞれ「尊敬する部分」というのがたくさんあります。「5人」に限定するというのは難しいかもしれないなと思いますが。逆に5人挙げるというのも難しいという人もいると思いますね。

陸上関係で3人、商業関係で2人を挙げました。この尊敬する人、憧れている人から浮上する要素、キーワード、共通点の中に「自分のやりたいことの『方向性』が隠れている」と書かれていました。自分にないモノに対する憧れがあると思いますね。自分自身に足りないモノを持っている人に対する憧れ、尊敬です。

まず最も尊敬するべきは師匠であるKida先生。全ての面で尊敬しています。競技だけではなく生徒への関わり方、モノの考え方というすべての面での尊敬しています。生きている間に少しでも近づけたらと思っています。まーこれは不可能に近いかもしれませんが(笑)。これまでも様々な面で支えていただいています。同じく競技で言えばMiyashoのTakasu先生。選手との関わりや完全部外者である私のような無名指導者を受け入れてくださり3年連続様々なことを教えてくださる。やはりこういう人間になりたいなと思っています。さらに先輩であるKubota先生。同年代ではずば抜けた指導力です。競技に関する想いや人間性の部分でやはり尊敬しますし目標としています。

商業で2人。これまでずっと同じ職場で働いてきたUchiyama先生とYamazaki先生。すべての面で尊敬できる方々です。多くの面でサポートしてくださり、今の自分の商業でのスタンスを認めてくださいました。私がやりたいことを周囲を説き伏せてやらせてくださった。教員としてという部分だけではなく「一人の人間として」尊敬する部分が大きい。

こういう文章を書こうと思うとなかなか言葉が出てきません。難しい部分ですね。尊敬する方々に近づきたい。その想いはいつまでたっても残ります。追いつけないというもどかしさ。それでも「こんなふうになりたい」と思う人がいるのは大きなことだと思います。なかなか難しい。書こうと思ったら多分これだけで一人に対して1回分の記事になるくらいの「尊敬」「敬意」があります。

尊敬するUchiyama先生がこの年度末の人事異動でご栄転されます。そして、Yamazaki先生が研修から戻ってくると思っていたのに更に研修で戻ってこられないとのこと・・・。うーん、ものすごく喪失感があります。うまく言葉にできないのでこのような微妙な文章になっているのですが・・・。

なんとなくわかりにくい文章ですみません・・・。もう少し自分の中で整理できたら言葉にしたいと思います。
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雨&ドリル

2014-03-27 | 陸上競技
水曜日、この日は雨でした。当初より火曜日・水曜日は雨予報だったので特に気にせず。週末強化練習として一日練習を3日しようと考えていたので焦る必要はないかなと。火曜日が晴れたので本当であれば走っておけばよかったなという感じではあるのですが、トレーニングもしておきたい。水曜日にトレーニングを入れれば?という感じもありましたがじっくり時間をかけて動きの感覚を作りたいというのもあったので割り切りました。

雨なので屋外ではできません。うちは「外廊下」なのでそういう部分では練習がしやすいのかもしれません。いつも使う場所が直線で30m近くあります。風には弱いですが雨が降っても全く問題なく練習ができます。工夫をすれば通常のドリルと同様のメニューは全てできる感じがあります。十分です。とはいえ、アップでダイナマックスができません。ドリルしかやらないのでどこまでアップが必要になるのか疑問も残りますが(笑)。アップに補強を兼ねている部分があります。そういう意味ではアップをやらないというのは考えられないのでしっかりとアップをすることにしました。その場でのダイナマックス、ハードルを使った股関節補強など。これだけで50分程度は行ったでしょうか。新入生はこれだけでぐったり。仕方ありませんね。

その後はひたすらドリル。新入生に動きを教えるということで上級生も動きの確認になります。人に教えるということは自分自身が理解していなければできません。自分の動きの理解にもつながります。通常の練習であればこればかりに時間をかけるとその日の練習はおわてしまいます。こういう「雨」の日だからできることもあると思います。また、集中が最後まで続くというメリットも。上級生は「慣れ」がありますからやっているうちに段々と「やるだけ」になってしまいます。ある程度できるようになっているので特に意識しなくてもできるのです。それが新入生に教えることで「きちんと教えないと」という気持ちになるので最後まで集中できます。こういう部分では上級生にとっても本当に大きなことかもしれません。

足運びをやってスティックドリル。更に壁を使っての重心移動。かなりやりました。しつこくしつこくやっていったので気が付くと新入生も「形」になってきました。この子たちのすごいなと思うところは練習の合間の少しの休憩時間を使って自分たちで動きの確認をしています。まだ正式に入部していないのに(笑)。中学時代の実績は「そこそこ」です。が、こういう姿勢があるということは「100%伸びる」と思いますね。うちの学校としては珍しく中学時代に20傑に入っている女子が3人入学してきました。とはいっても下位ですが。十分です。特に今年は「県総体までになんとか」という感覚は全くありません。新入生が100m・200mで学校代表になる可能性は「0」だと思っています。慌てずじっくり準備していけばよいと思います。リレーメンバーを脅かすようになってくれると面白いんですけどね。

動きをシンプルにして繰り返す。前に進み始めると動きが元に戻ります。そこを我慢してまた元に戻す。時間が必要になりますがやるしかないと思いますね。最終的にフレキまでやってドリル終了。この時点で12時となっていました。8時半練習開始ですからかなりの時間やっています(笑)。しつこいくらいやるというのがうちの特徴かもしれません。それが「走力アップ」につながっていると思います。細かい部分も指導しています。選手のモチベーションが上がっているので見ていて楽しいですね。雰囲気づくりという意味で私ももう少し貢献しないといけないかもしれません。

この日、練習中にある行動がありました。わざわざここに書く話ではないのかもしれませんが。フレキをやっているときに風で練習している場所に「ゴミ」が飛んできました。何人も素通りしていましたがキャプテンが気づいて広い別の場所へ置く。本当に「少し」のことです。それがどうした?と言われるかもしれませんがすごく大切なことだと思っています。「気づく」という行為。やろうと思えば誰にでもできるはずです。それが「できる者」と「できない者」がいるのです。何故か?常にそういう意識を持っているかどうかの「差」だと思います。やれば出れにでもできる。それが「やるか」「やらないか」なのです。一人だけ気づいて他の者が気づかない。こういう部分。「キャプテンだから気づいて拾うのは当たり前」ではないと思います。挨拶にしても声出しにしても「誰かがやってくれるだろう」ではなく「自分でやる」のです。気配りができるようになると人は大きく変わってきます。選手全員が「他の生徒の手本」となるように普段の生活から気を配らないといけません。常に「陸上競技部」として見られます。そういう感覚を持ち続けてもらいたいと思っています。

声も出るようになりずいぶん雰囲気が変わりました。もう一息かもしれません。
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