kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習

2015-12-21 | 陸上競技
土曜日、セミナーパークで合同練習としました。大学で競技を続けている教え子と前任校の選手達と一緒に25人くらいでの練習となりました。残念ながらうちの選手は数人参加できず。これまでの経験上そのようなことはほとんどなかったのですが、「今は今」ということでこの状況を受け入れながらやっていかないといけないと思います。少しずつ「競技をやろう」という感覚にしていきたいと思っています。思うことは色々とありますが。

この日、教え子の大学生だけではなくそのチームメイトも一緒に練習することになりました。基本的な部分を身につけたいという話でした。意欲的に物事に取り組む選手のサポートは私の「使命」だと勝手に思っています。ありがたいことに慕ってもらえるのでそれに少しだけでも応えられたらと。それぞれの立場があるのでどこまでそれが出来るかは分かりません。縁あってこうやって関われるのであれば私にできる最大限のことはやりたいと思います。

周りから批判されるかもしれませんが、こう見えても「義理」と「人情」は大切にします。師匠やBOSSのためなら出来る限りの事はやる。お世話になっている方々に恩返しをする機会などは滅多にありません。言葉では表せないくらいお世話になっています。そして前任校の選手に対する「情」もあります。一年間ですが時間を共に過ごした。それだけでかなりの感情移入をします。青臭いと言われるかもしれません。そのことを「私らしい」と認めてくれる人もいる。もちろん批判の対象でしょうが、1人の人間としてやはり「縁」は大切にしたい。

だから前任校の選手とも一緒にやろうという思いになりました。そんなに簡単に割り切れるほどドライにはなれません。今の担任しているクラスも大好きです。が、前任校のクラスの生徒も大好きです。比較することはできません。今もめちゃめちゃ良い雰囲気の中で毎日を過ごしています。でも前任校の生徒も好きだし、忘れられない。学校が変わったら全てを忘れなければいけないのでしょうか?私には絶対にできません。今の仕事というのはそういう部分を大切にしないといけないと思っています。杓子定規にやることはできない。まー私の勝手な言い分なんですが。

アップは色々と。男女に分かれてドッヂボールをやってから「しっぽ取り」を。前日のクラスマッチで使っていた「タグ鬼ごっこ」用の道具を借りてやることにしました。これは中四合宿でやろうと思っているので「お試し」という感じでしょうか。怪我をさせないようにしないといけませんから一応リハーサルしないといけません。かなり面白かったですね。なかなか捕まえることができない。最後は私も参加して鬼となり追いかけました(笑)。追いつけない。悔しいですがおっさんの限界ですね。

普通の練習というのはどんなものか分かりません。前に比べるとトレーニングをアップに入れる部分が減っています。「身体を温める」という意味合いが強い。もちろん、股関節周辺のトレーニングを含めてやる練習が多いというのはあります。ハードルを使う練習以外にもかなりのバリエーションが増えてきました。とにかく時間をかけてここの部分が使えるように工夫していきたいと思っています。まーポイントになる部分が結構あります。今度の合宿でもここに関してはあまり指導できないかなと思っています。 手の内を全て晒すというのは感覚的にどうなのかなーと。最後は教えてるかもしれませんが。

前日までに教え子のMさんと連絡しながらどんな事をやりたいかと確認していました。大学生、要望が多種多様で全てを克服する練習ができるかどうか分かりません。それぞれが高校時代に教えてもらったことがあるでしょうから何をやったら一番良いかは分かりません。私が信じている方法を伝えていくことしかできません。出来ることをやるしかない。私はこのMさんのお陰でスプリントに対しての知識を得ることができました。今の私が存在するのはこの子(二十歳を越えた女性をこの子と言うのもどうかと思いますが(笑))と一緒にやってこれたからです。あの時間がなければま絶対にショートスプリントの指導ができるようにならなかったと思います。感謝しかありません。

んー。話が逸れてるのに地味に長くなっていますね。仕方ない。記事を変えます。この日は本当に楽しく練習ができました。そのことに関してはまた別に書きたいと思います。また書きます。
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思いつき練習

2015-12-21 | 陸上競技
金曜日、これも記憶があいまいになってきています。この状況で何をやったのかを細かく思い出せる気はしません。毎日があっという間に過ぎてしまう。仕方ないですが・・・。

練習自体はクラスマッチの後ということもあり微妙。詳しくは書きませんが「このままでは・・・」と思う部分がたくさんありました。私が指導したから強くなるなんてことはないと思っています。それなのに偉そうにするなという感じがあるかもしれません。それでも「やらせないといけない」部分があります。徹底していやっていく中で何とか形になることもあると思っています。

思いつきで練習をしていきました。重心移動などを意識しながらできることはたくさんあります。文字だけで示しているのでどれだけのことをやっているのかは伝わりにくいと思います。そして、このblogに書いていることが「全て」ではない。直接話した中でしか伝わらないこともある。私が持っている「想い」も「ストレス」もここには書けないこともたくさんあります。話が変わりつつありますが・・・。思いつきでやる。これの意味。本当に「やってみよう」という思い付きではなく動きを見ている中で「これをやったら面白いのではないか」と感じて実施するのです。言葉を「額面通り」捉えらえて「適当にやっている」と思われるのはちょっと嫌だなと思います。

練習スペースがそれほど確保できなかったので足運びを中心に。チューブを使いながら「これはどうかな」と思うことをやっていきました。ここ最近は重心の移動ばかり書いていますが、やはり大切な部分は足運びだと思います。特化して何が大切かといわれると難しい部分になるのですが。足運びと重心移動、スイッチングなどは走りの基本になります。それをこの冬で徹底しておけたらいいのかなと感じています。これはあくまで「私の主観」であり、選手がどのように感じているのかは分かりませんが。

チューブを使っての歩行ともも上げ。地味な練習の繰り返しをやっていない部分がありました。が、やはり繰り返し練習しかないと思っています。実際、合宿などで指導して「何とかしたい」と思う選手は数日間で明らかに動きが変わります。毎日毎日同じようなことをやっていたら「面白くない」部分と飽きてくる部分もあるので動きが変わらないのかもしれません。だからやらないというのではなく「だからこそ徹底する」必要があると思っています。

チューブを使った歩行はなかなか面白いなと思いますね。これがきちんとできるようになるともも上げなどもきちんとできるようになる。段階を追わないと上手くいかない部分がたくさんあります。力がある選手がいたとしてその選手に「高いレベルの動き」を求めたとする。土台がしっかりとしていないのであれば一時的に動きは変わるかもしれませんが元に戻る。または、間違った部分を身につけて先に進めなくなる。だからこそ丁寧にやっていきたいと思っています。

1時間ほどグランドが走れる状況だったので並走。短い距離の並走をやってから長い距離の並走。グランドでは50~60mの練習しかできません。ずいぶん動きがよくなってきた者もいますし変わらない者もいる。得意不得意もあるとは思っています。が、何とかできる部分もあると思っています。

ある程度走ってから中間マーク。久々にですね。この手の練習は好きです。もちろん、走りを見ながら調整していく部分がたくさんあるので見ていて面白い。分からない人がこの中間マークをみても何も面白くないかもしれません。ポイントを決めてみているのでそこの部分をどうするのかです。マークを適当におけばよいわけではありません。マークを使ってどうするのか。何を狙いとするのか。ここがわかってくるだけでずいぶん違ってきます。

指導者によっては「ストライドを大きくする」という練習として位置付けているかもしれません。私は全く違います。ピッチを上げる?これも違うかもしれません。文字で示すのは難しいので書きませんが「狙い」があってそれを実現するための練習だと思っています。最初からこの練習をやろうと思っていたわけではありません。足運びをやっていて「今度はこっちの部分だな」と思ったのでやっているだけです。明確な理由があるのか?といわれたらありません。感覚的な「思いつき練習」です。

何を書きたいのかよく分からなくなっていますが、まーこんな感じですね。良い練習かどうかは分かりません。が、こちらとしては今できる最大限のことをやっていくしかないと思っています。それ以外に強くなれる方法はない。本気でそう思います。未来への投資。それは私自身にとっても大切なことだと思います。まとまりません。まーいいか。
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