木曜日、この日はクラスマッチでした。色々と考えることもあり朝練は「練習を考える時間」としました。週末に前任校の選手と合同練習をすることにしていました。この子達は今は自分でメニューを考えながらやっています。その中で「精神的なタフさ」や「考えてやる」という力を身につけているのではないかと感じました。これまで「メニューを作ってもらうのは当たり前」の中でやってきて突然自分たちで全てをやらなければいけなくなった。指導を受けられることの「ありがたさ」もわかってきたのではないかと思います。
私のように比較的厳しいメニューを出すような指導者の下では選手はどうしても「やらされている」感覚になります。当然の話です。自分達の基準で到達点を決めるのではなくこちらがある程度引っ張り上げるような形になるからです。そこに対して「不満」も生まれやすくなる。指導を受けないのが当たり前になっている状態から考えると「指導を受けること」がストレスになることは大いにありえます。
更に言えば「受け身」の中でやっていくことが多い。ここ数年ずっと感じていることです。自分からどうにかしたいもいうのがあまりない。これは今がどうこうというより、数年間ずっと感じていることです。保護者であれば自分の子供だけを見ているのでその流れは分かりにくいと思います。が、もう十年以上高校生を見ています。その中で明らかに「足りないものがある」と感じていました。自ら動くという部分。次にどうすれば良いかを考えて動く。とっさのことに対応できなくなる。ここは誰に何を言われようと磨いておかなければいけないところだと思います。
そのため私が不在になる冬休みの練習を少し考えさせることにしました。これまであまりやったことはありません。基本的に指導者主導型の練習を進めています。選手がやりたいことをやるようなスタイルではありません。だからこそ時には「自分達で考えて自分達でやる」という経験をさせる必要があるのではないかと。誤解なきよう書いておきますが普段は私がメニューを決めます。好きなことだけやるというスタイルではありません。苦手なことでも嫌なことでもやっていかなければいけない部分は変わりません。そこは徹底しています。
鍛える。これは練習をすればよいというわけではないと思います。それ以外のことの要素の方が多い。ここがきちんとできなければ他の部分もきちんとできないと思っています。精神論でやるつもりは全くありません。しかし、実際に気持ちの部分や取り組みの姿勢の部分で変わることの方が多いのです。様々な刺激を与えることで色々なことが変わってくる。温室育ちで何も刺激を受けないままやっていくのではなく、経験したことのない経験をすることも必要だと考えています。もちろん、今の選手が特別できないからこんなことを言っているわけではありません。少しでも変化していくキッカケを与えたいと思ってやっているだけです。
午後はトレーニング。本当に身体を鍛えました。ある程度慣れてきてはいます。が、少し油断するとレストが長くなってしまう。ここも気をつけないといけない。それにより練習時間が確保できなくなります。また、早く終わらせることだけを考えて必要な負荷をかけられないという時も出てきます。これもダメですね。早く終わらせることが目的ではない。当然です。優先順位としては①しっかりとした負荷をかける②休息を短くして心肺機能に負荷をかける、ですね。更に言えば一回一回の動きを大きくして重心移動の距離を確保する。そこまできちんとできるようになると確実にレベルアップします。
曲げるべきところが曲がらない。突き出しがきちんとできない。それでもその日の練習は終わります。が、これが数ヶ月後にどれだけの差になってくるか。今は絶対に分かりません。そしてそれに気づいた時には手遅れとなります。そうならないように厳しく指摘する。嫌がられるかもしれませんがそれは絶対に必要なことだと思っています。一時的にキツくてもそれが未来に対する準備だということが分かれば違ってきます。かなり難しい部分ではありますが。
基本メニューが終わってから別メニュー。アシスタントコーチからもらったメニューを高校生にどれだけ出来るかを確かめてみることにしました。時間がかかりそうなものはとりあえず保留(笑)。やりやすくて負荷がかかる種目に限定。まずまずですね。選手はかなり苦しそうでしたが(笑)。こればっかりは仕方ない。やるしかないですから。1時間程度別メニューを考えてやっていきました。ここに慣れてくると随分違ってくると思いますね。
鍛えます。それしかありません。与えられた時間を有効に使えるように鍛えていきたいと思いますね。やれることをやります。
私のように比較的厳しいメニューを出すような指導者の下では選手はどうしても「やらされている」感覚になります。当然の話です。自分達の基準で到達点を決めるのではなくこちらがある程度引っ張り上げるような形になるからです。そこに対して「不満」も生まれやすくなる。指導を受けないのが当たり前になっている状態から考えると「指導を受けること」がストレスになることは大いにありえます。
更に言えば「受け身」の中でやっていくことが多い。ここ数年ずっと感じていることです。自分からどうにかしたいもいうのがあまりない。これは今がどうこうというより、数年間ずっと感じていることです。保護者であれば自分の子供だけを見ているのでその流れは分かりにくいと思います。が、もう十年以上高校生を見ています。その中で明らかに「足りないものがある」と感じていました。自ら動くという部分。次にどうすれば良いかを考えて動く。とっさのことに対応できなくなる。ここは誰に何を言われようと磨いておかなければいけないところだと思います。
そのため私が不在になる冬休みの練習を少し考えさせることにしました。これまであまりやったことはありません。基本的に指導者主導型の練習を進めています。選手がやりたいことをやるようなスタイルではありません。だからこそ時には「自分達で考えて自分達でやる」という経験をさせる必要があるのではないかと。誤解なきよう書いておきますが普段は私がメニューを決めます。好きなことだけやるというスタイルではありません。苦手なことでも嫌なことでもやっていかなければいけない部分は変わりません。そこは徹底しています。
鍛える。これは練習をすればよいというわけではないと思います。それ以外のことの要素の方が多い。ここがきちんとできなければ他の部分もきちんとできないと思っています。精神論でやるつもりは全くありません。しかし、実際に気持ちの部分や取り組みの姿勢の部分で変わることの方が多いのです。様々な刺激を与えることで色々なことが変わってくる。温室育ちで何も刺激を受けないままやっていくのではなく、経験したことのない経験をすることも必要だと考えています。もちろん、今の選手が特別できないからこんなことを言っているわけではありません。少しでも変化していくキッカケを与えたいと思ってやっているだけです。
午後はトレーニング。本当に身体を鍛えました。ある程度慣れてきてはいます。が、少し油断するとレストが長くなってしまう。ここも気をつけないといけない。それにより練習時間が確保できなくなります。また、早く終わらせることだけを考えて必要な負荷をかけられないという時も出てきます。これもダメですね。早く終わらせることが目的ではない。当然です。優先順位としては①しっかりとした負荷をかける②休息を短くして心肺機能に負荷をかける、ですね。更に言えば一回一回の動きを大きくして重心移動の距離を確保する。そこまできちんとできるようになると確実にレベルアップします。
曲げるべきところが曲がらない。突き出しがきちんとできない。それでもその日の練習は終わります。が、これが数ヶ月後にどれだけの差になってくるか。今は絶対に分かりません。そしてそれに気づいた時には手遅れとなります。そうならないように厳しく指摘する。嫌がられるかもしれませんがそれは絶対に必要なことだと思っています。一時的にキツくてもそれが未来に対する準備だということが分かれば違ってきます。かなり難しい部分ではありますが。
基本メニューが終わってから別メニュー。アシスタントコーチからもらったメニューを高校生にどれだけ出来るかを確かめてみることにしました。時間がかかりそうなものはとりあえず保留(笑)。やりやすくて負荷がかかる種目に限定。まずまずですね。選手はかなり苦しそうでしたが(笑)。こればっかりは仕方ない。やるしかないですから。1時間程度別メニューを考えてやっていきました。ここに慣れてくると随分違ってくると思いますね。
鍛えます。それしかありません。与えられた時間を有効に使えるように鍛えていきたいと思いますね。やれることをやります。