kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピード練習

2018-07-26 | 陸上競技
火曜日。この日はタータンでのスピード練習としていました。先日記録会に行ってから選手がタータンの感覚の話をしていたので必要なら反発をもらいながら走りたいなと。かなり暑くなるという予報だったのでタータンの上で走るのは怖いなという気持ちがありました。怪我が怖いというのではなく照り返しによる熱中症などが気になっていました。できるだげ涼しいところでの練習を心がけました。可能な限り日陰での練習をする。

この日は珍しくNが帽子をかぶっていました。先日から直射日光が当たらないようにアップの時には帽子を被るように指示をしていました。高体連記録会の時くらいからでしょうか。スプリント系で帽子を被って練習をするという姿はあまりないですが。できる限りのことはしたいなと思っています。多少は違うと思いますね。話をするとIH用の帽子はどうもかぶりにくいとのことでした。わがまま(笑)。3年生女子は揃えるか?!みたいなことを言っていましたがやはり暑さ対策は必須だと思いますね。

試合同様のアップをしていきチューブ5歩をやってから前半マークを。見ていると足運びが微妙。直線的に運ぶべきところができていない者もいます。この部分はやっていると元に戻ってしまうのかもしれないなと感じています。そうならないように意識的に話をしてきたつもりですがまだまだ。こういう部分をどう意識づけするか。3本やった後にもう2本、スタートからの構えと足運びを意識して行いました。

そのまま10バトンを行ってカーブ直線のバトン。これは1本ずつとしました。練習量を追うのは無理だと思います。暑さ対策のために陰で休む時間も必要になります。その分練習時間が長くなってしまう。最低限の本数で最大の効果を上げたい。難しい部分ですが。バトン練習のために7030
を1本ずつ行ってからバトン合わせへ。とにかく暑い。暑いというか熱い・・・。やはり課題となるのは3-4走のバトンです。出遅れるのが目立ちます。距離感がつかめていない。県総体時と比べると最初の数歩の動きが鈍い気はします。これがすべてに影響している感じがある。

2-3走がバトン合わせをしている間に私は個別にMの動きを見ることに。一歩目の重心移動が小さいというのも大きく影響していると思います。この部分も含めて改善を。スタブロからの出も意識させました。1つ下げてから出るようにしました。どうも窮屈な感じがしたので。本人的には最近では一番いいと言っていました。それが本物になるかどうか。バトン合わせが終わってからSDを。これは競争の形で行いました

ここ数週間の感じを見ているとSが良く走れています。本人はいつも「まあまあです」としか言いませんが。以前に比べると加速段階の動きもよくなってきています。さらには中間でも意識ができている。他の選手と比べて良く意識して練習をしていると思います。自分のために良い動きをしようというのが見える。こういう時には記録が伸びると思います。他の者はそれをどう感じるか。同じグランドで同じ練習をしている。その中で明らかな「差」がでるのはなぜか?継続して練習ができる状況を作り出さなければいけません。この部分は未だに差がある。

最後に120-120をやって90-60を。男子がほとんど走れない状況ですが力を借りて一緒に走ることにしました。IH選手の刺激のためです。単純に競争するのではなく自分よりも速い者と競争をする。男子と言ってもうちの女子の方が速かったりしますからハンデを付けながら最大限のスピード刺激が入るようにしました。Mの後半が崩れる。ここさえ修正できれば面白いなと思いまいた。かなり走れてきています。

最後の90mの辺りで一人が体調を崩す。すぐに冷房のある部屋に入れて休ませました。保護者にお願いをして迎えに来てもらうことに。こちらとしては最大限の準備をしています。朝の早い段階から氷を準備してクーラーボックスに入れます。それをもっていって合間には体を冷やさせる。炎天下に長時間滞在しないように声掛けをしたり日傘を準備する。やれることは最大限にやっているつもりですがそれでも体調を崩す危険性がある。ここは本当に気を付けなければいけません。幸い比較的早く回復しましたが。これがいIHだったらどうなるのか・・・。やはり気を付けなければいけないと思います。

練習はできています。それがどこまで実際の走りにつながるか。そこの部分をしっかりと考えてもらいたいなと思います。こちらもやれることは最大限にやります。最後は選手がどうしたいのかが大きく影響する。「想い」をしっかりと形にしてもらいたいと思います。

とにかく暑かった・・・。
コメント
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