kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

一連の流れの中で

2018-07-27 | 陸上競技
木曜日。この日から練習は夕方としました。午前中はかなり暑いというのもありますし、IH自体がレースが夕方というのもありました。練習の流れの中で夕方体が動くようにしておくほうがいいだろうという判断。この時間帯はグランド自体も陰になりやりやすいというのもあります。

練習自体は全体的に抑え目に。バランス系をやってからDM投げ。軽く筋肉に刺激を入れるという感じですね。大きな負荷をかける必要性はないと思っています。最低限の負荷で十分かなと。そのままハードルドリルを行ってから連続抜き。男子の動きを見ていると股関節から動きません。慣れもあると思います。身体の使い方を把握できていないというのもあると思います。時間をかけてやっていけばそのうちできるようになるというだけではなくやはり「ポイントの理解」が重要かなと思っています。

スパイクを履いてウインドスプリント。このあたりの動きからかなり良かったですね。久々。楽にスピードが出るという感じの動きをしていました。ここが重要です。がむしゃらに走ってではなく余裕をもって走れるかどうかは大きい。接地ポイントや重心移動を考えながらのウインドスプリントができたと思います。片足スキップとスイッチングラン。前日の続きですね。ウインドスプリントで動きがいいなと感じたものはこの動きもいい。相関関係が高いと思います。走りに必要な動きをしっかりと意識できていれば十分動く。

チューブ5歩の後は40↑20→を。前半マークからの流れを一気にやってしまうことに。本数を少なくしたいという中での工夫です。前半部分を作って中間へというのが理想なのですが一気に「加速段階―中間」という走りの練習を行いました。本数が少ない分、本当に課題が明確になっていなければ効果は出ないかもしれません。やればいいという練習ではない。

10バトン、25並走をやってからバトン合わせ。かなり安定してきたかなという感じを受けます。繰り返しになりますがあとは3-4走。出が安定しません。さらにはタイミングが良くてもうまく加速に乗れない部分があります。そのため詰まってしまうという感じでしょうか。これをどう改善するか。個別についてやることに。動き初めに腰を押したりしましたが微妙。チューブで引っ張っていきました。無理矢理でも重心移動を生み出す。やれることはひたすらやりたい。

最後にBT→B→Tをやってから最後に120-60で終了。涼しいのもあってかなりいい動きができたのではないかと思います。もちろんまだまだ合格点という話にはなりませんが。IHに向けて何をするのかという感じです。接地がずれている者はそのことを指摘し修正。限られた時間を有効に使いながらです。

この日は朝、sri先生が来てくれました。そのことも選手に伝える。自分たちがやっていることを見守ってくれている人がいる。今は男子の力も借りながらスピード刺激を入れている。チームとしての取り組みです。自分には関係ないと思っている選手がいたらやはり力は出せないと思います。全員ができることを最大限にやる。そういうスタンスです。自らが勝ち取ったインターハイの切符。皆が後押しをしてくれている。応援を力を変えながら進みたいと思います。

見守ってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さ対策とスピード練習

2018-07-27 | 陸上競技
水曜日。この日も暑かった・・・。この暑さに慣れることも必要だと言われますがどう考えても無理。極力涼しい時間帯の練習をしたいなと思っています。練習開始は8時としていました。それで少しは対応できるのではないかという感じで。もちろん暑いことには変わりませんが。

練習開始時にタープを作成することに。IH会場にもっていくために新しく購入させてもらいました。できる限りいい状態でレースに臨ませたい。それが私の最大の望みです。簡易テントでもいいのですがやはり涼しくない。どうすれば少しでも良い状態で過ごせるのかを考えた結果、タープ形式のテントを準備することにしました。tnk先生にお願いして探してもらって購入。少し前に届いていたのでそれを設営してみることにしました。時間がどれくらいかかるのかも知っておく必要があります。

初めてなのでどのような状況になるのか分からないまま作り始めました。それでも10分もかからず簡単に設営できました。5分もあれば十分作れると思います。大きめのタープを2セット。これにサイドのタープも準備しますからかなり対策になると思います。



設営してからすぐに練習。メニューは提示していましたが練習準備の効率が悪い。特別新しいメニューをやるわけではありません。それなのに準備物が出せない。パワーロープを出し忘れたりとなかなかです。3年生女子が中心になってやる時期ではないと思います。少人数のチームですからそれぞれが考えてやらなければいけません。前日の練習もそうでしたが下級生は基本的に「指示待ち」です。何かを言われて初めて動き始める。初めて練習に参加するわけではありません。効率よく練習を進めるために何をするべきかをもっと考えるべきです。1を言って1をやらない。これは前も書きましたが。社会に出た時に困る。そんな話をしてから始めることに。

体幹強化サーキットから始めました。終わってからハードルドリルと連続抜き。あまりにも暑いのでタープをハードルの上に置いてみました。このテントを15個くらい準備すれば室内練習場ができるかもしれません。まー現実的ではないですが・・・。本当に日陰でやらなければ体調を崩してしまうなとい感じながらやっていました。この時点でまた一人体調が悪くなる。無理はさせません。



スピードスキップをしてからスィッチングラン。ここ最近スィッチングランが出来て来ませんでした。この日はモノを持たずに実施。走りの中で何を意識するのか。競技者として意識するのか、運動部の部員としてやるのか。この辺りは親しい指導者がとくに悩んでいます。大きなギャップかあるようです。私もその部分はつねに感じています。こちらが伝えたいモノが分かると劇的に変わります。強い選手がやっているからこの練習をしようという話はしません。目の前の選手には関係ないから。ここはかなりのこだわりかもしれないですね。流行りだからやるというのはほぼなし。こちらが必要だと思うものを取り入れています。

そこからチューブ5歩、前半マーク、40↑20→を。感覚的に必要だと思ったことをやります。この辺りも選手が望んだメニューでした。動きの感覚作りです。ウインドスプリントの所からNが楽に進んでいるなと感じていました。本人的にもかなり感覚が良くなって来ている。自分がやりたい練習をどのように取り入れていくか。型にはめるタイプの指導をしてきた感覚がずっとありましたが、本当にスタイルの変化があるなと感じています。

ある程度動きを作って10バトンと25並走。これは毎日のようにやっています。1日一回はバトンに触れたいなと。そのままトーイングを1本やって終わりにしました。本数を追うのではなく必要な要素を取り入れておく。感じ的にはかなり良くなってきたなと思います。インターハイ組は早めに終わりました。

本当は他のメンバーはある程度走ろうと思っていたのですが、熱中症気味になった者と足が痛くて万全の状態で練習ができない者が大半でした。うーん。まずは練習ができる状態を作り出してもらいたいのですがなかなか上手くいきません。こちらも考えながらやらなければいけないと思います。競技レベルは落ちるかもしれませんが取り組みのレベルは落としたくない。葛藤です。

日陰で補強中心に進めました。このタイミングでやらなければいけないことが複数でも舞い込んできたので30分くらい選手に任せることに。バタバタでした。

夕方、やっとインターハイ宿舎と連絡が取れました。電話をするのですがなかなか繋がりませんでした。1週間前に電話して返事待ちだったのですが連絡なしでした。何度も電話するのですが繋がりません。今回はコテージのような宿泊先です。敷地が広いのでフロントまで遠いのか?!と考えていましたが流石に考えさせられました。競技以外のことにもかなりのエネルギーを使わなければいけません。伊勢市で試合があるのに志摩に宿泊。食事のことでもかなり調整が必要になります。うーん。

少しずつ近づいて来ています。やるべきことをやる。しっかりと進みたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする