kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

本人達がやりたいことを

2018-07-25 | 陸上競技
月曜日。この日は午前中練習としました。練習内容としては土曜日に記録会があったのでそこで見つかった課題をどのように克服するかを最優先としました。前日の時点で3年生に課題を挙げさせました。自分達が今何をやらなければいけないのか。何をやれば動きに変化が生まれるか。この部分をしっかり考えさせたいなと。

以前はどのような状態でも比較的私が主導権を握っていました。前任校の最後の年はkanaがいたのでそこに合わせながら。本人に決めさせるような形をとりながら進めてきました。この時には不自由な選択でした。どちらか一方は「絶対に嫌がる」というのが分かっているメニューにしていましたから(笑)。本人達がやりたいというメニューもあったと思いますがどちらかというと私がリードする形でした。

年齢を重ねたというのもありますが、スタンスは大きく変わって来ています。こちらがやりたい練習ももちろんやります。当然ですが。それでも私の感覚と本人達の感覚には差があります。見ている動きと本人達が課題と感じている部分が異なることもある。そうであれば本人達が納得できる形を選んで練習を進めていきたい。そう考えるようになりました。

こういう時、「キツイことはやりたくない」と避ける傾向はあるのだと思います。今の3年生にはそれは存在しません。純粋に競技に向き合っています。この子達と一緒に競技が出来るというのは本当にありがたいと思います。目の前の選手が強くなることを考えて一生懸命やってくれる。こんな幸せなことはないと思います。私は選手に恵まれていると思います。この子達のためなら私自身何でもできるなと思っています。想いに応えたい。

練習はバランス系から始めて体幹強化トレーニングの上半身のみ。影でできる練習を選びました。トレーニング自体は通年で入れておきたいと考えています。季節的なものではない。しかし、この暑さです。種目を絞ってやらなけばいけない。そう考えています。トレーニングを少しやってから動きの確認を。この辺りは任せました。私はひたすらグランドへの水撒き。撒いてもそれほど効果はないのかもしれませんが私にできることはこれくらいしかない。選手を守ることを考えたらこれしかないと考えています。

加速段階に課題を挙げているのでここの対策のために加速ドリル。遠くから見守っていました。DMを投げる動きがあるのですがここで重心移動が生み出せない部分がありました。ここはすごく大切。何のためにやるのかを明確にする必要があります。スタブロからの出の部分は側で確認。安定しない部分に対しては個別に指摘していきました。

加速段階を意識させたいのでそこから前半マーク。さらに40↑20→。加速段階の改善だからといってスタブロからの数歩が変わればいいという話ではないと思っています。スタブロからの出、最初の5歩、そこからのピッチアップ。ここまでの流れがきちんと出来て加速段階だと思っています。きちんと作っていきたい。そこまでやってもう一度スタブロからの流れを作りました。段階を追ってもう一度動きを作るという練習。これもわたしの感覚でしかないのですが。

10バトン、25並走、7040をやる。少しずつでもバトンには触れておきたいですし出のタイミングは確認しておきたい。ここに関してはやりたい要素を必ず入れておくという部分ですね。で、選手がやりたいと望んでいた中間の動きの練習。B走DM走スプリントを60m2セット。暑さもあったので本数は追わないようにしました。しっかりと動きを作る。感覚的なものです。本人達がやる中でどうやって走りを作るのかというところ。単純に走ればいいというものではないですから。

最後に120DM、90、60で終わり。120を走っておきたいという部分に対応してもう少し本数を増やしても良かったのですがこのような天候です。無理に走って体調を崩すというのだけは絶対買う避けなければいけません。可能な限りで練習を進めたいと思います。インターハイに出る選手以外は微妙にあちこちが痛いという話が出ます。負荷はそれほど増やしていないのですが。ここに関しては私自身も考えないといけないと思いますし、選手時自身も考えないといけないと思います。

記録会の行く前の段階で「暑さ対策」のための話をしておきました。それでも記録会の日に準備をしていない。さらに月曜日も全く準備をしていない。これは考えものです。1を言って10をやるのは難しいと思います。せめて1を言ったら1はやってもらいたい。そのうち、という話をしていたら先には進みません。一事が万事だと思います。先を考えてやる必要もありますし、何故言われているのかを感じ取る力も必要だと思います。

一部分は進んでいます。同時に停滞している部分もあります。考えながらやっていきたと思います。
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blogを書くこと

2018-07-25 | 陸上競技
とりあえず何度も書いていますがまた書きます。

blogを書く。これは深い意味があるわけではありません。最初はクラス担任をした時にその日の出来事を毎日更新していました。外見はほぼ同じものを私的なものとクラス用のwebページとして別々に作成。一応商業系の教員なので自分の勉強も兼ねて作っていました。クラス用はパスワードをつけていました。もちろんそんな大した内容は書いていませんでしたが。

そこから利用していたサーバーが使えなくなったのを機にblogへ移行。当時はまぁさほど流行っていない感じでしたが。現時点で4776日。13年経過です。他愛のない内容がほとんど。時々真面目な内容を書きます。誰かに共感してもらおうというのはありません。最初から細々とやっているのでkanekoというニックネーム?でやっています。ここまでバレていたら本名でやってもいいと思う部分はありますが今更感があるので(笑)

その後、ツイッターが始まったので少しだけやりましたがこれは面倒くさいと思って2ヶ月くらいで取りやめる。フォローしている人がつぶやいた内容がとめどなく流れていく。振り返ってみるのが手間すぎる。今のツイッターは何かしら違うのかもしれませんが。今はFacebookとblog。前はFacebookに食べたラーメンの写真をひたすら載せていましたが「健康に悪い」という突っ込みが多かったので今はやめています。時々どこかに行ったら更新する程度でしょうか。

blogを書く。これは自分の考えを公開することになります。大変な出来事なのかもしれない。個人情報の部分も含めて書き方に関しては気をつけなければいけないと思います。選手の保護者と話をする中でも「blogで様子を知っています」と言われる事が多い。この辺りも書き方を気をつけないといけないと思っています。指導した内容を細かく書くことで保護者には「こんなことをしているんだ」というのが伝わると思います。プラスの面の指導であれば好意的に受け止めてもらえると思いますが、マイナス面の指導であれば批判的に受け止められる危険性はある。難しいと思います。

このblogを続けているとなかなか大変な事があります。転勤して新天地で指導を始めて2ヶ月くらい過ぎた時にかなり辛辣な書き込みが相次ぎました。数人が書き込んでいるのではないかと思われる内容。blogの内容が「俺はすごい指導者だ」というのを出していて不愉快だ。一生懸命指導しているのかもしれないが、周りの評価は低い。だからblogを辞めろ、と。今でもその時のコメントは残しています。毎日のように書き込まれていましたからね。

特段有名人ではない私のblogにそこまで固執して批判する理由が分かりませんてました。私の指導スタイルが気に入らないという人もいるのでしょう。それは人それぞれの捉え方でしかない。出る杭は打たれる。目立たずにこっそりやっておけば何も言われない可能性もある。別に目立とうとは思っていませんが。無駄なことや効率の悪いことを嫌う傾向が強くあるのでそれを表に出します。それにより敵を増やすという部分もあるのでしょう。スタンスが明らかに異なる集団には属さない。しがらみがあったとしても「誰のためにやるのか」を考える中で行動を選択します。それにより敵を増やす可能性は高い。それは覚悟してやらないといけない。

考え方や行動を表明するというのはかなり大変なことです。技術的な話をするというのも批判の対象になる。うちがリレーでインターハイに進む。選手が集まったから行くのは当然だと言われるのかもしれない。では逆に集まってもいけないチームもあるのでは?中学時代の実績のままで全員がインターハイに進めるのか?県外のチームと戦う中で中途半端な取り組みをしていて戦えるのか?その部分に関してしっかりと考えられているか?次に選手が集まったら戦えると悠長な事を言っていたら絶対に次はない。本気でそう考えて動いています。

ここ最近のネットニュースでは芸能人がSNSでプライベートを公開したことでめちゃめちゃ叩かれていました。そこまで叩く必要があるのか?芸能人だからファンの存在もある。それは間違いないと思います。だからといって私的なものを公開したら「不快だ」と叩く必要があるのか。ある芸能人が娘さんが頭を打って舌を噛んでしまった。出血が酷かったので救急車を呼んで搬送した、と、書いた。それに対してものすごい批判が出ていました。自分の子供が口から血を流していたら焦ると思います。それをblogに載せたから批判を受ける。救急車を利用するな、と。

更には個人的な事をblogに書くなとも書かれていました。blog自体は個人的なことを書く物だと認識しています。オフィシャルなモノも存在しますが個人でやる場合の方が多いと思います。アクセス数を増やすために書いているのではないか?とも言われていました。アフィリエイトの関係で閲覧した人の数によって広告料が入るからです。私は一切その手のことはやりません。そんなことを求めてblogを書いてきたわけではないから。

なにかをやれば誰かに否定される。ここに関してどう捉えるか。無責任に批判するだけなら誰でもできます。それがストレス発散になるのかもしれませんが一切の生産性はない。そこに意味があるのか?

私はこうやってblogを書き続けています。何か意味があるのかと言われたらここにも意味はないかもしれません。しかし、このblogを通じて本来なら出会うはずのない人たちと関わることが出来ています。それはblogがなければ出来なかったこと。今のスタンスで続けていけるかどうかは分かりません。批判は出るでしょう。言葉尻を捉えて批判される人も出る。私の性格などもここだけでは理解されないと思います。これは直接関わりがある人でも分かってもらいにくい。基本的き裏表なく生きているつもりです。それでも分かりにくい。

まとまりがないですが。思うことを書いておきます。
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