kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

最終刺激

2018-07-31 | 陸上競技
月曜日、この日は最終刺激としていました。前日台風が来ていたのでどうなるなと心配はしていましたが問題なく練習ができました。少しでも早く帰って休ませたいと思い8時開始としました。氷を準備して移動してタータンで練習をすることにしました。

先日から男子を一緒に走らせています。それが丁度いい刺激になるのではないかと。競争させるという意味でも大きいと思っています。前も話しましたが「走る選手だけ」が何かしても結果には繋がらないと思います。チームとして。これだけ少人数のチームがどうやってインターハイで戦うか。強豪校と言われるチームと戦うというのは簡単なことではありません。無名校が一矢報いるとなると必死にやるしかない。相手が85%でうちが100%出せれば可能性がある。そのために男子の力も借りてやれることは全てやるという形です。

とはいっても練習としてはそれほどやりません。やれません。試合のアップをしてからいつもの流れ。スキップとシザースをやってからチューブ5歩、10バトン25並走。この日はMがかなり動いている感じがありました。やっと(笑)。少しずつですがピークを持っていけたらと思っています。

そのまま合わせ。移動するのが手間かなと思い全員同じ場所で。カーブを走るときには外側を引っ張って出の部分は内側で待つ。どこでもやる練習だとは思います。単独でバトン練習をやって上手くいくというだけではなく競り合った中でどうするかです。冷静に動けるかどうかは大きい。次の日の日誌にSが書いていましたがある程度バトンの修正はできたと思います。これまでは安全バトンというか「渡す」ことを念頭においてやっていたの部分があります。しかし、それでは面白くない。安全に渡ってもレースが終わるだけ。戦うという話にはなりません。この1ヶ月間そこはかなりやりました。

渡す位置を明確にしてそこで渡す。マークを置いてそこに近づける。1-2走はルール変更により手前で渡っても問題ないという状況になりました。そのため早い段階で渡すようにしていました。走力差もあるので当初はその予定でしたが最近はある程度走れるようになって来たので少しずつ伸ばしています。今は6〜7m地点まで来ているかなと。加速に乗ってバトンパスをするのでこれまでとは違うと思います。3-4走は詰まって2〜3m地点でバトンが渡るというのが多かった。それを8mくらいまで引っ張りたい。そのための練習をひたすら。

この日のバトンはまずまず。ここ最近では一番安定していたのでは?もう少し精度を上げていけば面白いかなと。あとは走力でどこまで走れるか。バトンだけではなくやはり走力が大きい。弱いなりにやるしかないと思っています。

スタートの確認をしてから最後に90mで終わり。本当に少なめにしました。刺激を入れておく。あとはとにかく筋肉をフレッシュな状態にしたい。ロングスプリントとは違うなと改めて感じています。ロングスプリントの時はある程度強めの練習を入れていました。今はポイント練習は本当に刺激という感じです。追い込みというよりは定期的に刺激を入れるという感覚でしょうか。天才肌の選手はもっと少なくなるのかも。まーうちは普通の選手がだけですから普通にやるしかないと思っています。

やれることはやったかなと思っています。実際、全国の舞台でどれだけ戦えるか。無理だろうと言われるかもしれませんが目標は47秒20。県記録更新と準決勝進出です。実際にどこまで出来るのから分かりません。が、私達はそこだけを目指してやってきました。この記録を出せれば準決勝進出が見える。高い高い目標だというのは十分承知の上です。それでもそこを目指してやらなければインターハイに行く意味はなくなってしまう。行くことが目標ではない。そこできちんと戦うことが目標と言い続けて3年間やってきました。

ワクワクします。悲壮感はありません。戦うと決めてやってきたから感じられる感覚なのだと思います。この1ヶ月間、私自身競技に関しては本当に楽しく指導をさせてもらいました。選手たちのおかげです。この子達がいてくれなければ私は指導することさえできません。どのレベルで指導させてもらっても楽しいのは間違いない。が、今のように「なんとかしたい」と選手が思ってこちらがサポートする指導はやはり楽しい。競技に目を向けさせるというのではなくこの子達がやりたい事を手助けするというのが楽しい。幸せだなと思います。

見守ってください。目指す所に届くかどうか。届かせるためにやってきました。高い高い目標です。無理だと言われるかもしれませんが選手も私もできると思ってやってきました。この事実は変わらないと思います。応援してください。それが力になります。実際、インターハイに進むためにOBのsmdさんをはじめ多くの方の支援があってやってきました。感謝しかありません。それを胸に自分たちのためにしっかりと力を入れて出してもらいたいと思いますね。

いよいよです。
コメント
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