kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

軽めに

2018-07-21 | 陸上競技
木曜日。この日も朝から暑かった。この状況下で生活するのはなかなかです。前日のニュースでも暑さが取り上げられていました。気になったので大阪のmtm先生に連絡を。大阪は大変だったようです。温度計が40度、タータンの照り返しで45度くらいになっていたようです。運動をするレベルではない。この状況で練習量を追うのは不可能。練習よりも体調管理が最優先だと思いますね。

ということで朝の段階で動きの確認をやっておくことに。20~30分程度。走るために必要な要素を各自で確認するレベルにしました。グランドは直射日光が当たるので校舎の陰でこっそりと。日光に当たるかどうかだけで大きく違います。先日からあまりにも暑いので「温度計」をスマホに入れました。定期的に温度の確認をするようにしています。温度が32度であっても体感温度が40度になることも。陰でやるだけで体が感じる温度はかなり違うと思います。こちらも工夫を。

避難訓練と薬物乱用についての講演がありました。事前に水分補給のことに関して提案させてもらっていました。こういう時代ですから。意図的に休憩時間を長くとってもらって教室に戻って水分を取る。任せるのではなく半強制的に水分補給をさせる必要があると思います。何かが起きてからでは遅い。県外では体育館で2時間近く話が合って何人もが救急車で搬送されたというニュースが流れていました。学校などの教育機関はマスコミからすれば「やり玉に挙げやすい」と思います。細かい状況を伝えませんから。一方的に「悪」になりやすい。まー本当に常軌を逸している指導もあるのかもしれませんが。

学校行事が終わってからすぐに練習。20分のみと区切って校舎内の陰で行うことにしました。チューブもも上げ、スイッチング、上半身と下半身のタイミングを合わせる動き。これのみ。落とすと決めていたので。それも日陰で。「暑さにはなれなければいけない」と思います。しかし、この暑さに「慣れるために炎天下でやるぞ」と強行するのは微妙。少しでも環境を整える必要があると思います。

実際に昼間にグランドに立つとわかると思います。できません。この状況を自分自身が肌で感じながらやる必要がある。これまでは問題なくできていたとしても今は難しい。その現実をしっかりと把握する必要があります。指導者自身が根性論ではないですが「選手が暑いとろでやっているのだから自分も外にいる」というスタンスはほぼ無意味だと思います。選手が暑いのであれば指導者も暑い。だからどうするのかを考える必要があると思っています。

本当に20分で終えました。そこからはあれこれ準備。議事録ではないですがこれまでのことを少しまとめることにしました。これは最近の流れですね。何か指導をした場合は「説明責任」が問われます。一つの指導に関して「説明責任」を求められるので何かを指導したらそれを残しておく必要がある。「働き方改革」と言われますが何の話だという感じですね。指導すればそれを事細かく残す。外部から何か言われた時のために「予防線を張る」という感覚。

そんなことなら見て見ぬふりをするほうがいい。手間が減りますから。それが教育ではない。実際問題、ダメなものをダメと示すとそれに対しての「説明責任」が生じる。まー誰のための教育活動なのかというのは考える必要はあると思います。本気で考えさせられますね。

昼食もとれず。なかなかです。まー「働き方改革」ですね・・・。
コメント
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