kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

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2018-12-16 | 陸上競技
土曜日。午後から更に練習。とはいっても全員ではなく跳躍のみ。私が細かく見れないのでssk先生に足を運んでもらって基礎的な練習を教えてもらうことに。教えてもらうのは一人だけですからかなり贅沢な話です。ssk先生の学校の練習が終わってからうちの学校まで来てもらいました。Na一人のために(笑)

うち自体がこの1週間かなり練習をやっていました。既にヘロヘロだと思います。更に翌日は検定もある。検定があると分かっていたので事前にどうするか?と確認していました。本人が「やりたい」というので強硬しました。教えてもらえるチャンスを生かしたい。本人が望む方向できちんとチャンスを与えたいと思っていました。

14時過ぎに開始。午前中に引き続きかなり暖かい。私は本当に見ているだけです。ミニハードルジャンプから始まる。そして狙ったかのようにできない。走りの基本と跳躍の基本は同じだと思っています。まずはそこができるようにならなければいけない。反発をもらうこと、膝を締めること、タイミングが遅れないこと。ここは共通します。ミニハードルジャンプから歩行での踏切姿勢づくり。腰が抜ける。そして踏切の一歩前で取りに行く動きが入る。真下で捉えることができないというのは以前から気になっていました。そこが顕著に出る。

歩行から踏切で身体を浮かす。その時に腰が抜けます。ここも他の動きでも同じ。ベースになる部分の見直しが必要だなと感じました。常に時間をもらってメモを取らせる。教えてもらってそこで終わりではなくその意味を理解して自分の練習の中に取り入れてもらわないといけない。私が与えるのではなく本人がどうするかというのは大きいと思っています。

BOXを使った動き。踏切の局面を抜き出してやっていました。全てにおいて「段階」があると思っています。全部の動きを一度にやるのは難しい。そうなると基本的な部分を抜き出してやっていく必要がある。助走も最初の5歩の安定をさせるためにどうするか。こうやって抜き出して練習をしていくこととそれを統合する部分を上手く組み合わせていかなければいけないと考えています。見ていて気になったこと、確認したいことのみ口を挟みました。任せているのだから傍観者のように見ているだけというのもありかなとは思いますが、やはり気になった部分は徹底しておきたい。

スキップ走とミニハードルを使った練習も。スキップの時点で一歩前の動きができない。いや、歩行の時点でできないのだから動きが速くなったらできるはずがない。そこは分かりきっている話です。そうであればやはり丁寧に基礎的な動きをやっていく必要があります。これはかなり時間を要すると思います。今のうちの練習スタイルであればきちんと計画をしなければ入れることはできない。それでもやらなければ身につかない。どう時間を使うのかという話になると思いますね。

私の視点から。歩行しながら踏切の動きをする。この時にNaは踏切足のかかとが浮く。膝を引き上げるために。地面にきちんと力を加えるのではなく抜けてしまう感じがあった。それは他の部分でも。逆にゆっくりとした動きの中で踏切の動きをした時には母指球の所まで乗り切らないまま膝を上げる動作が見られた。そのため後ろ重心になる。腰が残る感じがすごくあった。それがBoxなどの動きに顕著に出てしまうという気がした。ここは意識して修正するしかないと思っている。かなり細かいところになるのかもしれない。「何故そのような動きになるのか」をこちら側が見ていかなければいけないと思う。見逃してしまったらだめ。

色々と考えてみたいと思う。下手な指導はしない方がいいなと思う。分かっていないのに分かったフリをするというのが一番恐ろしい話になる。私は分からないことに関しては「分からない」と宣言している。その代わり分かるところに関しては徹底して伝えることができる。専門性というのはそういう部分でいいのではないか。全てのことができるほど私のキャパはない。出来ることを最大限にやることが大切だと思っている。

教えてもらったことを次に会うときまでにきちんとできるようにする。それが礼儀だと思う。時間の確保と練習の組立を考えながらやっていこうと思う。少しずつ考えていきたい。ssk先生に感謝。
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しっかりとやる

2018-12-16 | 陸上競技
土曜日。この日はかなり暖かかった。前日の夕方がかなり寒かったので万全の寒さ対策をしていたのですが。選手の何人かは半袖で練習をしていました。寒暖の差が激しすぎる。体調管理には気をつけないといけない。

早い時間帯からのスタートにしましたが全く問題なし。これくらいの気温が有難い。練習はダブルダッチから。2回目にしてある程度のことはできるようになってきました。まだまだ新しい技などもあると思います。単純なアップをするのではなく様々な事をやりたい。リアクショニングボールも5分間。ボールを投げるだけで身体が痛いと言っていました。全身筋肉痛だとか。この週は室内で走ったり坂道を走ったりとやっていない練習を入れています。それが効いているのかも。

股関節強化をサーキットへ。まだ補強するか?!という感じかもしれないですね。すでに疲れているというのはあると思いますが翌週は天候が崩れるだろうということなので少し負荷をかけておきたい。股関節周辺に負荷をかけてから走練習の準備。ワンステップハードルを一足伸ばしで実施。移動距離を増やしても良いのでは?と感じていたので試してみることに。問題なく届く。段階を追ってやっていくことであれこれ変わってくるなと。

スイッチングランからチューブ走。この辺りで明確に身体が動いていないというのが分かる。重い。イメージ通りの走りにはなりません。バッサリと止めるのか、それでもやるのか。ここは考え方の問題だという気はします。全体を集めて少しだけ話を。この状態でもやる。そう伝えました。身体が軽く何もしなくても動く状態であれば何も考えずに走る事ができる。しかし、こういう状態の時は普段よりもかなり意識しなければ走れない。そこに意味があるのではないか?かなりキツイと思いますがやる方向で。

トーイングをやってから10バトン25並走。そこから140mT-120m-90m-40m↑30m→を。思い通りに動かない中での長めの距離を走るというのはかなりシンドいと思います。それでもやる。選手によっては140mTの後にしゃがみ込んで涙ぐんでいました。量が多いというのではないと思います。負荷的に辛かったり、身体が思い通りに動かせない部分。走りこみはしていません。それでもある程度詰めて練習をする機会が必要になる。そう考えています。

そこからDM往復走。予定よりかなり減らしておきました。それでもジョギングにもならないスピードレベルで走る選手も。あえて声かけはせず。自分達で乗り越えていかなければいけない部分です。そして休まずにシャフト補強。ここを乗り越えられるかどうか。意図的に遠くから見るようにしました。近づいたら練習を止めてしまうかもしれないので。事前に「超回復」の話をしておきました。大きな波を作る。この振れ幅を時として大きくする必要があると思います。昨年の年末に行った練習のような部分ではない。精神的に云々ではなくしっかりと考えて波を作っているつもりです。キツくてもやる。

かなり時間を要しました。それでもやり続けておく。終わったからチューブもも上げ。動きを作ってから「追いかけ走&合流走」のセットへ。ここも考えがありました。前半の練習ではスピード刺激を入れています。今度は競り合った中で中間の動きをしっかりと意識させておきたい。単純に走っておけば良いという風には考えていません。やりたい動きがあったそれをどのように身につけるか。疲れているから走るだけで良いとは思いません。上手く走れるかどうかは別にしてやはり「やりたいことを明確にする」というのは持ち続けたい。かなりダウンしていましたが。3サイクル予定を2サイクルに減らしておきました。

かなりダメージがあると思います。練習時間以外をどうするか。気分転換も必要だと思います。それでも空き時間をどのように使うのかは考えないといけない。入浴時間を長くして筋肉を弛めるり、硬くなっている筋肉をストレッチポールなどを利用して弛める。自分で時間を作って身体のケアをしていくことでしか対応できないものがある。そういう話をしました。やるかどうかは選手次第です。こちらが全てを求めるのは無理。見ていない時間、練習以外の時間をどのように使うのか。ここだと思います。

かなり疲弊しています。それでも今週はよくやったと思います。バランスを考えながらしっかりとやっていきたいと思います。
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