kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

やりたい事をやる2

2018-12-27 | 陸上競技
続き。

練習の中で段階を追ってやっていきました。この手の形にすると普段よりも時間がかかる。仕方ない部分かなと思います。練習開始時にかなり手間取っていました。少し端折りながらやっていかなければいけないなと感じながら。前の段階で「スイッチングラン」を。接地ポジションとフォロースイングを意識した練習。もも上げのような形からスプリントの中でその部分を意識する練習にしています。

で、再びミニハードルを使ったスイッチングへ。今度は「タタタ」と「タタタタ」で。これは分かりにくい(笑)。単なるスイッチングは一歩で切り替えていきます。同じ足の連続でスイッチングを意識する。これがベースになるのですが今度はそれを交互に行う。右の次は左でミニハードルを越えていきます。ミニハードル間のリズムが「タタタ」です。別に名前を付けてもいいのですがこのほうが分かりやすいのでそのまま使っています。この冬はこの部分の頻度が高いですね。「タタタタ」はまた同じ足になるだけ。走りの中に取り入れていくためにやはりこういう段階を追うほうが良いのかなと。正解は分かりません。それでもこうやって試行錯誤しながら進めていく中で見えてくるものがあると思います。

で、今度はスイッチングランver2としてミニハードルスイッチングを走りの中で意識させます。交互と同じ足。一歩のスイッチングランとは間の歩数が違います。より走りに近づいてくる。スイッチングランver2に関してはミニハードルではなくスティックを使います。そのほうが走りやすいので。さらにスティックの横にマークを置いて場所が分かるようにしています。それなら最初からマークでいいんじゃないかと言われるかもしれませんが(笑)。スティックのほうがやりやすいと思っています。感覚。

DM往復走をやろうと思っていたのですが時間の関係で割愛。補強サーキットへ。ふくらはぎの疲労がまだ残っているという話でしたが一定以上の練習を続けていかなければいけないと思っています。トレーニングの部分は不足している。そうなるとどの段階でどのレベルの負荷をかけるかは考えていかなければいけません。寝転がった状態での補強が少なくなってきているうちの練習パターンでいうとやはりこういう部分がしんどいのかもしれません。まー前日に寝転がってやっているからいいかなという感じで強行しました。

そこから再びスパイクをはいてDM走。本来の予定より少し減らしました。ここでもう一度中間の動きを意識させたいと思っていたのでメニュー自体をなくすことはなく本数ロ減らすことで対応。前半部分でスイッチングを意識しています。今度はDM走をしながら「自分の身体の前で動かす」という感覚を身につける。もちろん疲労があるのですべてが思い通りの練習になるとは言えません。練習開始の時点でかなりの疲労があるはずですから。それでも前半の課題と後半の課題は別にしています。完全に別というか「プラスアルファで動く」という感じになるのでしょうか。20-30-40-60で。走っている本数自体はそれほどではないでしょうか。

最後に追いかけ走をして終わりにしました。40↑―30→の練習の中で「追いかける」というものです。単純に自分一人で走ればそれほど問題はないのかもしれませんが実際のレースは相手がいます。競争になる。自分一人の動きに集中できる場面は少なくなる。競争要素を入れながらも自分の動きができるように考える。一斉スタートでもいいのですがそれでは力がない者がおいて行かれてしまう。練習の質が下がります。これでは意味がなくなるのでやはり「競争要素」を入れながら進めていきたいと思います。3本で終わり。

最後にもう一度話をしました。何のために練習をしているのかという話。目的意識があるのかどうか。やっている練習の意味が分かっているかどうか。どの部分とどの部分がつながっているのか。だからどのような意識をするのか。そういうところまで考えて練習をやっていく必要があります。全国どこでも練習をしています。しかし、力が上がるところと上がらないところの差がある。そこに何があるのか。「たまたま強くなった」というのではなくやはり「狙って強くなった」というのが必要になると思います。時間があるのだからそういう部分もしっかりと考えてやってもらいたい。

更には身体のケア。これは私が言うからやるのではない。自分自身が練習をしようと思えば身体のメンテナンスはするべきです。練習をするかどうかはすべて自分自身のこと。blogを見直してみるとmtm先生の練習では2時間程度で終わって残りの1時間を全員で体のメンテナンスの時間にしていました。うちはこの部分が足りていないと思います。ケアは各自に任せるという状況なので「やるか」「やらないか」で変わってくる部分もあります。理解してもらいたいですね。

ひとまずやりたいと思っていたことはできたと思います。練習の視点が少し増えました。とはいっても注意しないとまた視野が狭くなってしまいます。常に練習のバランスを考えながらやっていこうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やりたい事をやる

2018-12-27 | 陸上競技
水曜日。本格的に練習再開。それでもまだまだ身体にダメージが残っているようです。ふくらはぎの痛みがあると。だからといってずっとやらないというのでは合宿に参加した意味がなくなってしまいます。2日間やって3日間休むというのでは効率が悪い。見ていないのでどれくらいの負荷だったのかは分からないですが。

練習開始までに少し手間取りました。今更ですが合宿の振り返りをするためです。本来であれば前日にやらなければいけない部分。これも前の記事に書きましたがそれどころではないという感じなだったので。10分間としました。相変わらず話しが盛り上がっていない。一人ずつが思ったこと言って終わり。ここなんですけどね。

ミーティングをするときにそれぞれが話すというのは必要だと思います。しかし、それに対する自分の考えを乗せるということがない。淡々と話をして終わってしまう。発表会ではないのでこういう部分がきちんとできるようにならなければいけない。テンションが低すぎます。

あまりにも暗いのでサイキングアップを少しだけ。自慢ではないですが私の周りでこんな意味のないアップをする人はいません(笑)。身体を動かすわけではないですし。それでもワイワイやりたいという気持ちがあります。ペアワークであれこれやる中でコミュニケーション能力が養えます。思いつきでやる部分が多いですが。中四国合宿でもこんな感じで遊んでいます。周りからすれば「あいつに預けるんじゃなかった」と思われるかもしれないですが(笑)

いつも通りバランス系をやってからBCT。そこから久々に縄跳び。その場での足運びです。動きながら走りを作るという感覚。膝締めの部分はやはり徹底したい。とはいえスティックでやるとなかなか動きが作れません、前に進むと動きが変わってしまう。単純にもも上げをするのではなく縄跳びでの膝締めは結構良いと思っています。

台ドロップもやりました。これは感覚的なもの、otkでやっていた練習のポイントになる部分はとりいれたいと。その前段階で台ドロップがあった方がいいなと。降りる時に身体の真下で捉える。その前段階でフォロースイングにまで意識を置く。接地した瞬間に軸を固める。fnt先生が「動きの先取りをする」というのを何度か言われていました。この動きはそれに近いかなと。接地してからではなくその前段階でフォロースイングに意識がなければいけない。ドロップする事でその「間」が作れるのではないかと思って居ます。台ドロップは「乗り込み動作」という意味でやっていましたがヒントをもらったので「動きの先取り」の部分もできるなと。

これがシンプルながらなかなかできない。接地したときに耐えられない。高さ的にはそれほどでもない。それなのに耐えられないというのはやはりまだまだ課題があるなと。視点だと思います。なにをするためにその練習をするのか。ここが明確になれば自分なりにアレンジして練習できると思っています。なかなかです。

そこから接地を意識したもも上げ。これもotk高校でやっていたメニューを元に。実は練習の合間に選手に「接地意識を一番しやすいのはどのメニューなのか?」と聞いていました。←図々しい(笑)。もちろんきちんと動きができている子に。その選手は「小さなもも上げが一番」とのこと。やりたいのは「身体の真下で捉える」という部分。単純に動きをするのではなく「捉える」というイメージで練習をすることで変わってくるかなと。

そのまま普通のもも上げをしてからスイッチング。これも周りから見たら「同じ動き」かもしれません。この前段階の動きは「接地ポジション重視」であってスイッチングは「接地ポジション」に「切り替え」を加えている。前段階で意識できていたらある程度自然にポジションが作れるようになる。その動きにフォロースイングを加えるという感じです。

で、さらにハードルドリル。ハードルドリルの前にスイッチングを入れているのはNがこの流れの方が動きのつながりが出てくると言っていたので。選手がどのように感じているのかも必要な要素だと思います。私だけの感覚ではなく実際に走る選手がどう感じるのかです。選手に合わせた練習の組立にしたいなと。

ハードルドリルは上述の2つに加えて重心移動をする。これはかなり効果的だと思っています。これまで壁抜きなどを入れていましたが「動きの中で無理矢理重心移動を作り出す」という部分。連続で動きを作り出す。スプリントに確実に繋がるはずです。ハードルインターバルを長くしてのワンステップハードル。接地、切り替えに加えて膝の引き出しによる重心移動。少しずつ伸ばしていくことで形ができていきます。かなり良くなっているかなと。

それを走りに繋げていく前段階としてスイッチングラン。ミニハードルを使ってやるメニューです。これは昨年度から取り入れる。見た感じと意識する部分が全く違う練習ですが(笑)ここはすごく重視しています。ミニハードルがあることでここまでやってきた練習の確認になる。きちんと切り替えることができるかどうか。遅れてしまうと届かなくなります。これも前段階であれこれやっているので何となくできるようになるのかなという感じではあるのですが。

グダグダ書いていますね(笑)長くなってきたので記事を変えます。陸上熱が高くなっているので自分がやっている事の振り返りまで書くと無駄に長くなる。自己分析も含めて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする