今回の県合宿、私としても思うことがありました。色々と勉強していく中で自分の指導スタイルについても考えさせられる事が増えていました。10年以上前に練習に参加された選手の保護者から「先生が練習を引っ張っていますよね」と言われた事がある。良い意味にも捉えられるし悪い意味にも捉えられる。チームを作るという意味では誰かがリーダーになって引っ張っていかなければいけない。その「誰か」が私だったのだと思います。
今回の私自身のテーマ。「選手が望んでやるかどうか」という部分でした。私がすべての練習を組み立てるのではなく選手が考えて判断してやっていくという部分。もちろん全てを選手に任せるというのではありません。基本的な技術の部分が身についていない状態での合宿です。やっていたらそのうちできるようになるというものでもありません。力はあるが磨かれていない。そう感じていました。
が、この場だけで私が関わることに意味があるのか。それぞれの学校に戻った時に理解できていなくて何も出来ないというのでは何のための合宿なのか分かりません。合宿で私の指導を受けたからといって何か劇的に変わるわけではない。2日間やったくらいでめちゃくちゃ強くなるならもうすでに強くなっています。そうであれば何をするべきか。考えたら見えてくるものがあります。
合宿ではペアワークのようにお互いに見ることをかなりやりました。これまでは私主導で練習を進めていましたがこちらからは「ねらい」を明確に示す。しかし、毎回毎回練習を止めていわない。課題は既に提示しています。他の人の動きを見ることで自分の動きにフィードバックして考えることができるのではないか。そう考えてあまりにも動きが違う場合以外は個別に指摘するのはやめました。もちろん、出来ていないことに関しては本人の感覚を確認しながら修正はしていきます。単純にやればいいというわけではいい。全てに狙いがあるから。
自分が意識する課題を1つペアの選手に宣言する。そこに対してどうだったかをペアが判断して指摘する。多少間違っているかもしれません。近くで指摘している様子を聴きながら「何をするべきか」という部分を大きく外れていない限りはくちを挟まないようにしました。モチベーションを高めるためには「自分が練習主体」である事を感じてもらいたい。何人かは気になる部分を自ら質問しに来ました。それでいいと思います。「与えられる」ということに慣れすぎないように。
専門的な指導。ここはなかなか受けられないと思います。ハードルなどの技術的な話をするというなは簡単な話ではない。指導書などに書いてあるのは本当に一般的なものでしかない。だからこそ指導者がずっと付きっ切りでなくても「何を狙いにやっているのか」を本人が分かってやれるかどうかは大きいかなと。基本は自分でやりたい事を理解しなければいけない。
だからそこ今回はペアで話し合ってそこを全体の前で口にするという時間を増やしました。正解か不正解かが大切なのではない。考えて口にするという部分が重要なのです。考えずに与えられたもの、やれといわれたことをやるだけでは身につかない。やっている事が「良い」のか「悪い」のかを判断する事が出来ないからです。与えまくるという指導をしませんでした。
それでも選手によっては自分のレースの動画を見てくれと言っていました。それを見て今やるべき事を正確に指摘する。それがこの冬で出来るようになるのかどうかで結果は大きく変わると思います。だからこそ「特殊な練習」はしない。やっていて出来ないことはこれから先やっていくと「本来の狙いとは違う動き」をしてしまうから。
2日目の午後、アップを任せたら自分たちで考えた事をやっていました。ドッチビーで盛り上がる。疲れが蓄積しているがどうするか?という投げかけに「ハードル練習をするか」「補強をするか」という選択肢のなかで選ぶ。この場に何をしに来たのかを考え、自分の身体の状態を考えて判断する。こういう方が良いのかなと。無責任だと言われるかも知れません。しかし、やるべき動きに関してはかなり伝えています。それをやるかどうかは本人達次第。
結局この合宿で習った事が「特別な事」であってはいけないと思います。一時的な刺激になるのではなく継続して課題を克服する練習にならなければいけない。だからこそ「やりたい事」や「やらなければいけない事」を選手に理解させなければいけないかなと。動き的にはかなり変わってきました。これも見ていて面白い。ポイントを提示しながらやる。違ったら指摘する。見た目の動きと実際の動きのちがいを伝える。そうするなかで多少なりと違ってくるのかな、と。
私のやり方。受け入れられるのかどうか分かりません。指導を聞いてやろうとするかどうかも大きいと思います。選択は自分自身の判断でしかない。当然の話です。全体的にある程度の手応えはありました。あと二回くらいは時間が欲しいなという部分ですが。求められれば与えます。
ちょっと離れた場所から練習や動きを見る事で分かることもある。それは本当に大きい。私自身の中での変化も感じています。変化を楽しく感じている自分がいる。
うーん。まとまらない(笑)まー良いのですが。
今回の私自身のテーマ。「選手が望んでやるかどうか」という部分でした。私がすべての練習を組み立てるのではなく選手が考えて判断してやっていくという部分。もちろん全てを選手に任せるというのではありません。基本的な技術の部分が身についていない状態での合宿です。やっていたらそのうちできるようになるというものでもありません。力はあるが磨かれていない。そう感じていました。
が、この場だけで私が関わることに意味があるのか。それぞれの学校に戻った時に理解できていなくて何も出来ないというのでは何のための合宿なのか分かりません。合宿で私の指導を受けたからといって何か劇的に変わるわけではない。2日間やったくらいでめちゃくちゃ強くなるならもうすでに強くなっています。そうであれば何をするべきか。考えたら見えてくるものがあります。
合宿ではペアワークのようにお互いに見ることをかなりやりました。これまでは私主導で練習を進めていましたがこちらからは「ねらい」を明確に示す。しかし、毎回毎回練習を止めていわない。課題は既に提示しています。他の人の動きを見ることで自分の動きにフィードバックして考えることができるのではないか。そう考えてあまりにも動きが違う場合以外は個別に指摘するのはやめました。もちろん、出来ていないことに関しては本人の感覚を確認しながら修正はしていきます。単純にやればいいというわけではいい。全てに狙いがあるから。
自分が意識する課題を1つペアの選手に宣言する。そこに対してどうだったかをペアが判断して指摘する。多少間違っているかもしれません。近くで指摘している様子を聴きながら「何をするべきか」という部分を大きく外れていない限りはくちを挟まないようにしました。モチベーションを高めるためには「自分が練習主体」である事を感じてもらいたい。何人かは気になる部分を自ら質問しに来ました。それでいいと思います。「与えられる」ということに慣れすぎないように。
専門的な指導。ここはなかなか受けられないと思います。ハードルなどの技術的な話をするというなは簡単な話ではない。指導書などに書いてあるのは本当に一般的なものでしかない。だからこそ指導者がずっと付きっ切りでなくても「何を狙いにやっているのか」を本人が分かってやれるかどうかは大きいかなと。基本は自分でやりたい事を理解しなければいけない。
だからそこ今回はペアで話し合ってそこを全体の前で口にするという時間を増やしました。正解か不正解かが大切なのではない。考えて口にするという部分が重要なのです。考えずに与えられたもの、やれといわれたことをやるだけでは身につかない。やっている事が「良い」のか「悪い」のかを判断する事が出来ないからです。与えまくるという指導をしませんでした。
それでも選手によっては自分のレースの動画を見てくれと言っていました。それを見て今やるべき事を正確に指摘する。それがこの冬で出来るようになるのかどうかで結果は大きく変わると思います。だからこそ「特殊な練習」はしない。やっていて出来ないことはこれから先やっていくと「本来の狙いとは違う動き」をしてしまうから。
2日目の午後、アップを任せたら自分たちで考えた事をやっていました。ドッチビーで盛り上がる。疲れが蓄積しているがどうするか?という投げかけに「ハードル練習をするか」「補強をするか」という選択肢のなかで選ぶ。この場に何をしに来たのかを考え、自分の身体の状態を考えて判断する。こういう方が良いのかなと。無責任だと言われるかも知れません。しかし、やるべき動きに関してはかなり伝えています。それをやるかどうかは本人達次第。
結局この合宿で習った事が「特別な事」であってはいけないと思います。一時的な刺激になるのではなく継続して課題を克服する練習にならなければいけない。だからこそ「やりたい事」や「やらなければいけない事」を選手に理解させなければいけないかなと。動き的にはかなり変わってきました。これも見ていて面白い。ポイントを提示しながらやる。違ったら指摘する。見た目の動きと実際の動きのちがいを伝える。そうするなかで多少なりと違ってくるのかな、と。
私のやり方。受け入れられるのかどうか分かりません。指導を聞いてやろうとするかどうかも大きいと思います。選択は自分自身の判断でしかない。当然の話です。全体的にある程度の手応えはありました。あと二回くらいは時間が欲しいなという部分ですが。求められれば与えます。
ちょっと離れた場所から練習や動きを見る事で分かることもある。それは本当に大きい。私自身の中での変化も感じています。変化を楽しく感じている自分がいる。
うーん。まとまらない(笑)まー良いのですが。