kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考えること&判断すること

2018-12-05 | 陸上競技
火曜日。この日から2学期末考査開始。2週にわたって考査が実施されます。微妙なところですがしっかりと勉強をしてもらいたいと思っています。2時間考査ののち練習開始。1時間というのは変わらず。

グランドの状況があまりよくありませんでした。この状態で練習がどれだけできるのか。前日も雨でした。グランドから30m程度離れた場所で練習をする。その時、ミニハードルが足りないという状況がありました。その時、一番最初に気づいて動いたのが3年生のN。これはいただけないですね。その後こちらも促しましたがなかなか気づかない。練習も大事ですがその部分も大切。3年生だから準備しなくてよいとは思いません。しかし、下級生の気配りが足りない。もう少し考えを持ってもらいたい。周囲を見ながら動くというのは必須。

準備がかなり遅い。こういう部分も「誰かがやってくれる」というのがあるのかもしれません。先日「役割を果たす」という話をしました。その役割をどう感じているのか。自分が練習をすればそれでよいというわけではない。NやSoが気づくのであればそれは「口にして伝える」ことも必要になるのかなと思っています。

グランド状況が悪いのですが体幹強化サーキットを実施。そのまま加速段階の練習としました。「片づけ」をしなければ次の練習ができない。それは当然です。手狭なスペースで行っていますから「片づけ」と「準備」は並列に並びます。全員が「片づけ」をします。ここだと思います。「周囲を見て考える」という部分。全員が片づけをするのではなく何人かは次の練習の準備をすればいい。片づけるだけではなく出すものもあります。ここの感覚。次にやることはすでに示しています。そうであればどのように動くのがベストか。

加速段階練習の前に集めて少しだけ話をしました。2つだけ指示。「周囲を見て動く」と「課題を明確にしてやる」という内容。前者はすでに書いている内容。もう一つは「その日の練習課題は何か」をきちんと考えてやっていくことです。練習メニューは練習が始まる前に示しています。そうであれば「その日の狙い」はある程度考えられるはずです。どうしても「メニューを消化する」という部分が中心になってしまう。課題意識を持って取り組めるか。ここは大きいと思いますね。

「加速段階」の練習をするのであれば「今日は必ずこの動きだけは改善しよう」という明確な課題意識を持つ。他のことが多少できなくても「これだけは絶対やる」という部分は必要かなと思います。このあたりで電話対応を要することがあったので選手に任せることに。メニュー自体は特別なものではないので判断しながらになる。メニューに中に前半マークが入っていました。この時、かなりグランドが緩い状況でした。マーク走をやる中で進みにくい状況になる。私が電話対応をしていたので本人たちは「走りにくいな」と感じながらも「計画通り」にやっていました。

ここは高校生には難しいのかもしれない。しかし、「この状況でこの練習をしても意味がないな」と感じる部分はあったと思います。私が指示を出さなくても「ちょっと別のメニューにしよう」と考えられるかどうかはこれから先大切になってきます。「与えられたことをやる」ということに関しては優れていると思います。しかし、常に私がいるわけではない。上記用に応じて「変えた方がいいかも」と提案できる選手を育てていきたいと思っています。

判断能力。これを育てたい。私に依存するのではなく「練習主体は自分たち」という感覚を持つ。それにより「変えた方がいい」と判断して私に提案できるくらいになると理想。簡単ではありません。この「提案」ができるということはその日の「狙い」が明確になっていて、その「代替」となるメニューが出てこなければいけない。私はこの日の総練習を「T走などの中間」から「60バトン」に切り替えました。この状況で細かいことはできない。そうであれば「ある程度のスピードを出して走る」というのができるかどうかかなと。何でもいいと思います。「~という状況なので練習を変えて、××をしたい」というので十分。

「きついから楽なメニューを」という話ではない。ここは趣旨が変わってきます。その部分も含めてある一定水準以上に何かをしていきたいと思っています。「できない」と思っていたらできません。こちらが「今の選手ならできる」と判断しています。3年生が参加してくれている今だからこそもう少し進んだ練習ができるのではないか。そう考えています。

まだまだやりたいこと、伝えたいことはあります。こちらも明確にスタンスを示しながら進めていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多種多様

2018-12-05 | 陸上競技
blogに書いているが今とにかく本を読んでいる。理由は特にはない(笑)こういう性格なので「やりたい」と思ったことはひたすらやる。元々本を読むのが唯一の趣味という感じだったのだがあれこれ理由をつけて本を読まなくなっていた。読みたい欲求がピークになって本を読みまくっている。すぐに内容に感化されることはないが「考え方」や「モノの見方」を学ぶ機会になる。

家にあった「コーチング」に関する本を読んでみた。いやー、これは全く面白くない(笑)。表面的な話というか浅いというか。10年以上前に購入していたがほとんど読まないで終わっていた。一応読み始めたが全く頭に入ってこない。途中で読むのを辞めた(笑)。本を読むことは義務ではない。自分が面白くないと思えば読まなければ良いだけ、だと勝手き思っている。一度読み始めたら最後まで読まなければいけないということはない。興味関心が持てないのであればそれは今読む時期ではない。もう読まないかもしれないが(笑)

ということで図書室でひたすら本を物色。あれこれ探す。なかなかピンとくるものがない。ある一定のフィルタがかかって探すからかもしれない。ふと見た棚に林修の「いつやるか?今でしょ!」という書籍があった。本当に今さらだが本をその本を借りて読むことに(笑)。ブームが過ぎ去って何年経っているのか。まー私にとっては「いつ読むの?今でしょ!」なのです。

図書室で本を探した話をtnk先生にする。何読もうか悩んで探しているときに「動物の世界」みたいな新書があった。それ読んでみようかと思うくらいだったという話をしたら翌日に「LIFE」という動物の優れた一面を「人間の生活の視点から見て」という感じの本を持ってきてくれた(笑)興味関心を持っている事に対して言葉にするとこういう良いことがある。というのが、tnk先生はどんな分野の本でも持っているのでないかと思うので試したくなる(笑)

その2冊を優先的に読んで更にtnk先生が持ってきてくれた齋藤孝の「使える『徒然草』」を読む事に。これは山月記に対して面白いという話をしたのでその流れで持ってきてくれたのだと思う。こうなったら国語科の教員か?!というくらい読みふけってみるかという感じ(笑)。が、これが最高に面白い。徒然草は高校生の頃に授業で学習したと思う。中学生かも。その時は「勉強」として読んだ。が、今は別に強制されるわけではなく自らの意思で飲む。新書だったが一気に読み終えた。

古典という部分と思って読んでいたのにそこに様々な示唆が含まれている。私自身は高校時代特に勉強したとは思わない。普通科高校とは違いセンター試験も受けていない。そういう意味では知らないことが多いのかもしれない。しかし、この手のモノを「試験に出るから」というので読むのは面白くない。今読むから面白いのではないかと思う。

よく出てくる「仁和寺の法師」の話し。今でも普通に引用することがある。無意識。「少しのことにも先達はあらまほしきことなり」は今でも思うこと。「碁」や「双六」の名人に「どうしたら勝てるか?」と聞くと「負けないように少しでも足掻くこと」との返答をもらう。勝つ事を考えるだけではなく負けないようにする。ここも道理なのだと思う。面白い。

まーこんな事を読みふけって楽しい、面白いと思うのは「変わっている」のかもしれない。そこに関してはすでに諦めている(笑)。 別に変わっていると思われてもいいと思う。今は多くの価値観に触れたい。その中で「不易」と「流行」を知りたい。勉強したいというよりは「知りたい」という欲求がある。

というとで一気に3冊読んだ(笑)他にやる事あるだろうと言われるかもしれないが(笑)。まーやれる事をやりたい。色々な価値観に触れる事で自分の存在に気づくのではないか。そんな感覚。

どうでも良い内容ですね(笑)陸上関係の記事を期待されている方には申し訳ないです。ぼちぼち書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする